大阪駅の北側に位置する街、グランフロント大阪では、「うめきたフェスティバル2016」が開催されています(3月25日~4月3日)。

出典筆者撮影

広大なグランフロント大阪全体を会場とする「うめきたフェス」には、「学びと文化」「食文化」「エンターテインメント」「国際交流・ビジネス」といったテーマのもと、多彩なイベントやコンテンツがお目見え。

そんなバリエーション豊かな「うめきたフェス」で、ひときわ僕の目を引いたタイトルがありました。

「国際コラボこたつ会議 決定版」


・・・こたつ・・・?!


こたつにみかんで国際会議?!

そこで、「こたつ会議」なるものが開かれている「うめきた広場テントステージ」に足を踏み入れてみることに。

すると・・・

なんと、本物の「こたつ」を囲んで議論中!

出典筆者撮影

しかも、そこにいるのは日本人だけではありませんでした。イタリア、フランス、タイ、中国、韓国と、さまざまな国の人たちが、ひとつのこたつを囲んでいたのです。

参加者は、関西にある海外公館や国際機関の関係者。モデレーターは、テレビ番組などでも活躍している哲学者の萱野稔人さんが担当されていました。

出典筆者撮影

出典筆者撮影

「こたつにみかん」という、日本人なら誰もがほっこりとしてしまうシチュエーションで、「国際ビジネス」を議題に国の垣根を越えて繰り広げられる熱い議論。そのギャップがおもしろく、思わず夢中になって聞き入ってしまいました。

「こたつ会議」は新しいカタチの「会話のプラットフォーム」

この「こたつ会議」。実は、グランフロント大阪の中核施設「ナレッジキャピタル」の名物企画だったのです(ナレッジキャピタルとは、コワーキングスペースやオフィススペース、展示・商業スペースなどから構成される知的創造拠点。産業創出、文化発信、国際交流、人材育成を目指し、人や技術の集積によって、さまざまな取り組みが行われています)。

「こたつ会議」は、時代を動かすオピニオンリーダーたちが、こたつを囲んで「OMOSIROI(面白い)」を語り合う新しいスタイルのトークイベントで、放送作家の倉本美津留さんや、『水曜どうでしょう』のエグゼクティブディレクターである藤村忠寿さんらが「こたつ会議亭主」を務めています。

出典ナレッジキャピタル

この企画を考案したのが「ナレッジキャピタル」総合プロデューサーの野村卓也さん。

「知的創造拠点であるナレッジキャピタルとして、予定調和に終始せず、自由で気さくに発言することができる新しいカタチの『会話のプラットフォーム』をつくりたい」

そう考えた結果、日本の文化「こたつ」に行き着いたそうです。

こたつには上座も下座もありません。立場の違いを取っ払ってくれるのも、こたつならではの特徴。野村さんの狙い通り、「こたつ会議」では、いつも予測不能なスリリングなトーク展開が見る人々を魅了しているとか。

そこで今回、「国際ビジネス」を議題にトークセッションを実施することが決まった際、「国際ビジネス会議をもっと身近に感じてほしい」との思いもあって「こたつ会議」の形式をとることに至ったそうです。

知的好奇心をそそられる「こたつ会議」を、ぜひ生で!

この「こたつ会議」ですが、「うめきたフェス」の開催中、もう一度だけ生で見られる機会があります。

4月2日(土)、「こたつ会議スペシャル」と題して、世界中の「OMOSIROI(面白い)」を集めた国際アワード「World OMOSIROI Award 2nd.」の選考委員と受賞者たちが自由気ままに語り合います。

知的好奇心をそそられる「こたつ会議」。何とも言えない不思議な体験を、ぜひグランフロント大阪で味わってみてはいかがでしょうか?

出典筆者撮影

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公式プラチナライター。ライター歴、約10年。現在、関西を拠点に活動中。大のテレビっ子です。たまに、ちゃんと取材した記事も寄稿しています。

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