先日無事解決した埼玉県の少女失踪事件。実は誘拐事件で23歳の男に誘拐監禁されていた事がわかりましたが、解決に繋がったのが公衆電話でした。

公衆電話から自宅に連絡

埼玉県で二年間疾走したとされていた少女が自宅に連絡した手段として使われたのが公衆電話でした。

27日午後0時10分ごろ、埼玉県朝霞市の自宅の電話が鳴り、母親が電話を取ると「お母さん」と呼びかけられ、声の主は娘の名前を名乗った。

「えっ?」。驚きのあまり言葉を詰まらせていると、再び自分の名前を口にし、母親からの呼びかけに本人だと答えたという。

「今どこにいるの?」
公衆電話からかけている」
「周りに誰かいるの?」「いない」
「体調は?」「大丈夫」

女子生徒の声に元気はなかったが、失踪前とあまり変わらない調子で両親と1、2分ほど会話した。

「誰かが来たりするの?」と聞くと「誰も戻ってこない」と説明。周りに何が見えるか確認し、近くの場所に助けを求めるよう伝えて電話を切った。

出典 http://www.sankei.com

公衆電話から自宅に電話するというのは筆者世代のおっさんなら特に驚くべきことではないのですが、携帯電話が当たり前のご時世ですとこうした反応が見られます。

そうなんです。現在は携帯電話にメモリー登録してますから電話番号を覚えてないというのが当たり前になってきてます。

公衆電話も知らない世代

携帯電話が一人一台が当たり前の現在ですと公衆電話の存在や使い方も知らないというのが増えてきています。

公衆電話が生活の中からどんどん遠ざかってきているので知らないというのが当たり前になりつつあります。

公衆電話の数は減ってきている。

一昔前は駅やコンビニにあった公衆電話ですが、携帯電話の普及で急激に数を減らしているのはご存知だと思います。どれくらい数を減らしてきているのかといいますと

出典 http://www.soumu.go.jp

平成13年約68万台から平成24年には約21万台と半分以下に減っています。総務省の発表によりますと減少している理由として

平成24年度末におけるNTT東西の公衆電話施設数は、減少が続き、21.0万台(前年度末比8.9%減)となっている。これは、携帯電話の急速な普及により、公衆電話の利用が減少していることが背景にある

出典 http://www.soumu.go.jp

やはり携帯電話の普及で需要がなくなってきているということでした。

危機管理として覚えさせたい

今回解決した少女失踪事件の解決に繋がった公衆電話の使い方を子供が知らないというのを受けて、こうした反応が上がっています。

誘拐などの事件に巻き込んだ場合だけではなく、いざという時に公衆電話の使い方を知っていれば災害などの安否確認や警察や消防への通報などもスムーズに行えますので、携帯電話に慣れ親しんでる若い世代向けに公衆電話の使い方などの講習や、なぜ必要なのかを教えておこうということです。

公衆電話の使い方

先ずは公衆電話とは何か?というところからスタートになりますが、公衆電話とは総務省で決められていまして

社会生活上の安全及び戸外における最低限の通信手段を確保する観点から、市街地においては概ね500m四方に1台、それ以外の地域においては概ね1km四方に1台という基準に基づき設置される公衆電話(第一種公衆電話)をいいます。

出典 http://www.soumu.go.jp

最低限の通信手段として設置を義務付けている戸外にある電話という定義になります。今さらではありますが公衆電話はこんな姿形をしています。

そして使い方は総務省に使い方を教えるガイドがありますのでそちらをご紹介しますと

災害時の無料通話についてはNTT東日本によりますと

災害救助法の適用が想定される規模の災害によって、交通機関の遮断等の社会的混乱が発生し、関係事業者における携帯電話及び固定電話の通話規制が発生する可能性がある状況等を総合的に勘案し、必要と判断される場合には、公衆電話から発信する際の通話料等が無料となる※ことがあります。

出典 https://www.ntt-east.co.jp

東日本大震災の時にも被害を受けずに残っていた公衆電話は使用はできたので無料措置を取られたケースもあるようです。災害時の連絡手段として公衆電話の場所を確認しておく必要がありますが、上述したように数が減ってきているので確認をする手段として

家族で自宅や学校、職場、最寄り駅やよく使う駅の公衆電話設置場所を家族で覚えておいて、子供に公衆電話から自宅に通話させてみるというのもいざという時に役に立ちますのでご活用ください。ご家庭でできる方はご家庭で見てみて実践してみてください。

この記事を書いたユーザー

篁五郎 このユーザーの他の記事を見る

政治・経済、思想・哲学、文学を学びつつ地元を中心にラーメンを食べ歩くフリーの物書きおじさんです。
spotlight公式/プラチナライターでもあります。仕事は随時受け付けしてますのでブログなどを参考に依頼待ってます。
ブログ:http://ameblo.jp/komi1114/
メールアドレス:komi1114@gmail.com

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス