赤ちゃんをもらうということ

日本では現在、社会的養護を必要とする子どもの85%が乳児院や児童養護施設とよばれる施設で暮らしており、政府は今後、里親や養子縁組などの制度を通じて、家庭環境で暮らすことのできる子どもを増やす方針をたてています。

出典 http://happy-yurikago.net

今は妊活という言葉もあるぐらい、子どもを授かることが難しいと言われています。
そんな中で養子縁組をして、子どもを迎える夫婦がいます。

そして、上に記した通り85%の子どもが施設で暮らし、里親や養子縁組を待っています。
私が知っているとある夫婦の養子縁組の話をしたいと思います。

子どもを授かることができなかった・・・

夫婦ともに45歳で結婚し、妊活を2年間したのですが子どもに恵まれることはありませんでした。

夫婦で話し合い2人は養子として子どもを迎えることに決めました。
この時点で、いつか子どもに自分たちは血のつながった親子ではない事実を告げることの重大さを最大限話し合っていました。

子どもがある程度大きくなってからとは思うけれど、中学生ぐらいだと自分たちに心を閉ざしてしまうのではないか。
逆に幼くして知るにはとても重い事実。

話し合った結果2人は必ず真実を話すけれど、子どもの成長を見て考えることにしました。

そして、ここに望まない妊娠をした16歳の少女が・・・

とある16歳の少女が予想外の妊娠に悩む日々を送っていました。
相手は同級生。
若すぎる2人に子どもを育てることができません。

妊娠を相手に伝えるとその少年はなんと一家夜逃げして行方知らずになってしまいました。
少女は自分の両親の協力を得て、自分のお腹に宿った命を生むことを決意します。
そして、同時に自分1人で育てることができないと決断し養子縁組に子どもを出すことにしました。

夫婦と少女が会うのは・・・陣痛がきてから!

少女の陣痛がはじまり、病院へ向かいます。
夫婦の元にはプロジェクトから連絡があり同じ病院へ。

陣痛に耐える少女と夫婦は初めて病室で会います。
この時、少女と夫婦は基本的に会話がなかったそうです。

夫婦はどんな風に子どもが生まれたのか、それを知るために現場にいるという形です。
少女はまさに子どもを生むために。

生まれてすぐに少女でなく、夫婦に抱かれる

無事赤ちゃんが生まれ、赤ちゃんがすぐに抱っこされたのは出産した少女ではなく、これから生活を共にする夫婦です。

まさに少女は生んで、我が子を抱くこともなくすぐに夫婦に引き渡しました。
そして、どんなに愛おしくても子どもの気持ちを尊重し、自分からは会わないと誓ったといいます。

例え、望まない妊娠とは言え女として自分が生んだ子は可愛いに決まっています。
養子に出すと決めていても。
自分のお腹を痛めた子どもに触れることなく去ることもまた、とても辛いと思います。

夜泣きの度に・・・本当のママを呼んでいるの?

赤ちゃんの夜泣き。
当たり前の光景かもしれません。

しかし、赤ちゃんを養子として受け入れた夫婦は
「赤ちゃんは、本当のママを呼んで泣いているのでは?」
赤ちゃんが泣く姿を見てそう感じたといいます。

私たち夫婦じゃなくて、ママがいいと言われているような気持ちに。
赤ちゃんの泣く姿も悲しく映った日々を越えて過ごしました。

養子ということを隠さない!

夫婦の元で赤ちゃんはすくすく育っています。
養子なので、もちろん奥さんのお腹が大きくなることもなく赤ちゃんがいるとなると周りの人が気が付くものです。

この夫婦は、まずご近所さんや子どものお友達のママにも自分たちの子が養子であることを告白しています。

それは、子どもが両親以外の人から事実を知るという悪いリスクを含んでいます。
けれど、何も隠す必要はない。
後ろ指指されて、もしかして養子なんじゃない?
なんて言われたくない。

周りの人は事実を知っています。
そんな中、赤ちゃんだった子は子どもへと成長し温かい目で見守られています。

海外に比べ日本では養子縁組がとても少ない傾向にあります。
そう簡単にできることではありません。
並大抵なことではできないことです。

私はこの養子である子どもがきっと事実をまっすぐ受け入れてくれると信じています。


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