渋谷地下鉄殺人未遂事件

渋谷の東京メトロ副都心渋谷駅で5月21日、新聞配達の男性(53)がサバイバルナイフで刺された事件で、警視庁捜査一課は男性を刺した男(32)を23日、殺人未遂の疑いで逮捕しました。

出典 http://plaza.chu.jp

これは2012年に発生した事件です。

東京メトロ副都心線の渋谷駅構内で男性が刺されて重傷を負った事件で、警視庁が2012年5月23日、埼玉県朝霞市のアルバイト渡辺知宏容疑者(32)を殺人未遂の疑いで逮捕したことが分かった。調べに対し、渡辺容疑者は「体がぶつかり頭にきて、サバイバルナイフで刺した」と供述したが、殺意については否認しているという。警視庁はこの日夜、自宅を家宅捜索して、事件に使われたとみられる刃渡り約30センチのサバイバルナイフを押収した。

出典 http://www.j-cast.com

逃走した犯人は、監視カメラの映像から割り出され、事件の2日後に逮捕されました。

放射線技師が小学生を刃物で脅す

これと同時期に、山口県でも小学生がぶつかってきて腹が立ったという理由で、 放射線技師がその小学生を追いかけてきて、刃物で脅して、現行犯逮捕されるという事件が起きました。

2つの事件の共通点

渋谷駅の事件も、<ぶつかって腹が立って刺した>というのが、相手を刺した理由でした。山口県での事件は幸い刺すまでにはいたりませんでしたが、刃物武器に子供を脅しています。この2つの事件で共通することは、<護身用にナイフを持っていた>ということです。

ニューヨークでも同様の事件が

数年前に、ニューヨークのマンハッタンでも、同様の事件が発生しました。ぶつかったことで、腹が立って護身用のナイフで相手を刺し、その事件は、殺人事件となってしまいました。

ニューヨークでは、ぶつかったことで相手を刺すというのは、意外かもしれませんがかなりめずらしい事件だったのです。

ぶつかったらすぐに謝る

というのも、アメリカでは相手にぶつかってしまったら、殆どの人たちが習慣的で「エクスキューズ ミー!」(失礼しました!)とか、「アイムソーリー!」(ごめんなさい!)と、相手に対する謝罪の言葉を口にします。アメリカ人は、相手の体にちょっとでも触れると謝る習慣があるのです。なので、普通は互いに誤って事なきを得るのですが、上記の事件では、口論となってしまい最悪な事態まで発展してしまったのです。

日本人の場合は、他人の体に触れることに対してあまり気にしない人が多い気がします。そして、ぶつかっても、知らん顔の人が割と多い気がします。なので、昔から、同様の事件が起きているのではないでしょうか。

ナイフを持ち歩いた結末

これらぶつかった相手を刺した事件の多くは、故意で、突進して、ぶつかったわけじゃではなく、いずれも 偶発的に、相手にぶつかっています。なのに、どうして、それでキレたり、口論となるのでしょうか? 更に、なぜ、護身用にナイフのような凶器を普段から持ち歩いているのでしょうか?

こういう事件を起こした容疑者は口をそろえて殺意はなかった言いますが、ナイフやサバイバルナイフのような凶器を持ち歩いていること自体が、何かあったら、相手を刺すという気持ちが満々だったのではないでしょうか?通常、ナイフはアメリカでも日本でも持ち歩きません。銃刀法違反になりますよね?それは、アメリカでも同じです。

被害者、加害者ともにその家族の運命も変わってしまう

マンハッタンの事件も、やはりサバイバルナイフだった気がします。刺した人は、別居中の妻のもとにいる子供に会いに行く途中でした。そんな人が、ぶつかっただけで、カッとなって人を刺し殺してしまい、逃走してしまったのですが、はっきりと監視カメラに姿がうつっていたため、それがテレビなどで公開され、もう逃げられないと思ったのか、その後自殺してしまいました。ぶつかっただけで、カッとして、相手を刺し殺し、子供にも会えず、人生の悲惨な結末を迎えてしまったのです。

刺殺された相手は、デーリーで働いていたメキシコ系の男性で、仕事帰りだったと思います。その人も、家路にたどり着くことなく、突然、命を奪われて、 悲惨な最期をとげてしまったのです。

道ですれ違いざまに偶発的にぶつかっただけで、腹を立て、サバイバルナイフのような凶器を持ち歩いていたことで、衝動的に人を刺し殺し、突然、双方の人生が終わってしまい、そしてその家族たちも、その後の運命が変わってしまうことになったというとてもいたたまれない事件でした。

ナイフを持っていることでもともと危険要素があったと判断される

護身用にナイフを持ち歩く人たちは、そのナイフが自分の身を守ってくれると勘違いしてるのだと思います。けっして、そうではないのです。ナイフを持ち歩くということは、そのナイフによって、自分の運命とそして第三者の人生が変わってしまうという高いリスクを背負うということなのです。

人は誰でもカッとなる瞬間があります。そういう時に、もしもナイフがあったら、感情的になり、咄嗟に刺してしまう可能性は高まるのです。

護身用にナイフを持ち歩いている人というのは、精神的に不安的で、とても心が弱い人ではないでしょうか。そういう人は、何か武器を得ることで、相手に攻撃的になってしまうのかもしれません。

それに、ナイフを持ち歩くということは、何かあったらこれで攻撃できる!という心の準備ができていることになります。だから、怖いのです。そういう人は、そういう機会を、ある意味待っているようなところがあるのです。

もし、自分の人生そして第三者の人生を台無しにしたくなければ、ナイフはバッグから出しましょう!持ち歩くのは、止めましょう! 日本では、襲われて危機に晒されるリスクは、かなり低いです。 絶対にないとはいえませんが、とても稀です。銃社会でもありません。

護身用にナイフを持ち歩いていると、 人を傷つけて加害者になるリスクは、かなり高くなるのです。被害者になったとしても、それによって一瞬で加害者になるリスクがとても高くなるのです。 相手から攻撃してきて刺した場合は、正当防衛が認められると考えるかもしれませんが、銃刀法違反ということになりますし、なぜ、ナイフを普段から持っていたのかということになり、もともと危険要素があったと判断されかねません。

意外にも日本人には習慣がない言葉

そして、もし、はずみで相手に体が触れてしまったり、ぶつかった場合は、 「ごめんなさい!」と反射的に謝る習慣をつけましょう!これはエチケットでもあるのです。

はずみで相手にぶつかったことや、ぶつかられるということは、けして腹を立てることではないのです。 互いに、軽く「ごめんなさい!」と謝ることなのです。

「ありがとう」と「ごめんなさい」という言葉は、人が生きている中で、とても重要かつ必要な言葉です。時に命を守ってくれる言葉となることもあるのです。

この2つの言葉が日本人は、咄嗟に出てくる習慣が備わってない気がします。その2つの言葉を自然と言える習慣を身につけましょう!

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