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タバコのマナーについて、近年とても世間の目が厳しくなりました。これは健康上の問題だけではなく、街をきれいに保つという意味でも大切なことと言えます。

当然のことながら、親御さんがしっかりマナーを守っているご家庭であれば、お子さんもその背中を見て育ちますから、喫煙マナーに対してシビアに育つと考えられるのですが、こんな悲しい事件が起きてしまいました…。

しっかりした6歳の少年が…

出典pfximg:28144093063

たばこのポイ捨てを注意されたことに腹を立て、小学1年の男児(6)の首を絞めたとして、兵庫県警加古川署は、暴行容疑で加古川市野口町水足の無職、前田敏昭容疑者(75)を逮捕した。

「注意されてかっとなった」と容疑を認めているという。

出典 http://www.sankei.com

なんと、歩きタバコを注意されて逆上し、正しいことを言っている少年の首を絞めたのです。

年齢が何歳であれ誤った行動をしていたのは老人のほうですし、臆することなく注意をした少年達の勇気は素晴らしいものです。

幸い、少年の親御さんが話を聞いてすぐに通報したこともあり、速やかな逮捕に繋がりました。

この事件についてのTwitterの意見もご覧下さい。

小学生を讃える一方、懸念も…

「正しいことを言ったら傷つけられる」そんな風に思って欲しくないですし、何よりも精神的なケアが必要だと思います。

正しいことが言えなくなるというのは、子ども達だけではなく大人でも良くないこと。秩序が崩壊するきっかけになりかねないからです。

マナーを守っている喫煙者にとっては迷惑ですよね…。一括りに見てしまう気持ちもわかります。

年齢と人徳の高さがイコールではありません。年長であるが故に、自分の言っていることが全て正しいと思い込んでいる方もいらっしゃいます。

この他にも、容疑者が高齢者であったこと、正しい行いだったにも関わらず被害に遭ってしまったことについて、様々な懸念を示す方が数多くいらっしゃいました。

お年寄り全般が悪であるかのような誤解はしたくありませんね。

怖い思いをしたからには、「今後も続けなさい」「次は大丈夫」なんて安易に言えません。しかしながら、清廉に育つことを否定してもいけないと思います。

大人ができることを考えなければいけませんね。

子ども達だけではなく、大人も被害を恐れて「事なかれ主義」になりつつあるというのは否めません。ダメなものはダメ、とはっきり言える環境ではなくなったことが悲しいです。

そもそも危害を加えるような人間がいることがダメなんですけどね…。

もし、自分が被害に遭った時に誰にも助けられず、傍観されたらどんな気持ちになるか…それを考えれば取るべき行動が見えてくるのではないでしょうか。

同じように逆ギレされた経験のある方も…。逆ギレ、カッコ悪い。

今回被害に遭ったのが子どもだったということで、子育て中の親御さんからは「教育上どうしたら良いのか?」という不安の声も見られました。

変質者も多いので悩むところ…。とは言え、悪いことは悪いと教えるのも教育の一貫ですから、どのように教えるべきか悩む親御さんがたくさんいました。

正しいことをしよう、伝えようという子どもの気持ちは尊重してあげたい気もするのですが…。

まずは、大人が子どもの安全を確保できるように、各々の身を振り返ることも必要な気がします。

今回の事件では幸い命も無事でしたが、もしそれ以上の危害を加えられていたらと考えると言葉を失います。

タバコのポイ捨てに限りませんが、子ども達が「あんな大人になりたい」と思えるように、まずは大人たちがルールを遵守することから始めなければいけません。

「正しいことは正しい、悪いことは悪い」と安心して言える世の中になって欲しいものです。

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