昨年の恐ろしいパリ同時多発テロ事件から4ヶ月が過ぎ、実行犯の一人ということで指名手配されていたサラ・アブデスラムの逮捕がニュースで報道されたかと思いますがご存知でしょうか。Twitterでもやはりこのニュースで持ちきりです。

ベルギー、アブデスラムの最初の刑務所での夜

サラ・アブデスラムは、逮捕後初めて「なぜ、自分の体に爆弾を巻き自爆しなかったか」を言い始めているようだ。

テロリズム - モレンベークから始まりモレンベークで終わったサラ・アブデスラムのエスケープは終了した。

複数のソースがサラ・アブデスラムをベルギー警察が逮捕したと確認しています。数ヶ月続いた逃亡も終わり。

■サラ・アブデスラムの逮捕によって

シリアに戻らず、ベルギーのモレンベークで逮捕された報道は、テロリストに対する第一歩の勝利とも言われています。フランスへの身柄引渡しが確実になることで世界を巻き込んだ恐ろしい出来事の一つの決着でもあり、またこれからのテロリズムへの対応も強化できるように感じています。

この4ヶ月間、ヨーロッパ在住の筆者は、このようなテロリストが身近に潜んでいるのではないかと思ったときもありましたし、人が多いレストランやデパートなどや、駅、空港などといった場所での警備の強化に、日常生活のリスクの大きさも時々感じていたりもしていました。

サラ・アブデスラムはフランスへの身柄引渡しを拒んでいる

ベルギーではかなり有名な弁護士Sven Maryが担当し、フランスへの身柄引渡しを拒んでいると発表しているようですが、テロ組織の活動への参加とテロ殺人に関しての全容について治安判事に協力するよう指示しているようです。

これに対して、早急な引渡しを求めているフランスの司法大臣は、新たな欧州逮捕状を交付しているようです。さらに犯人が拒否することでの大きな障害はないだろうと判断しているようです。

ベルギー当局は、逮捕から60日間フランスに最終的な決定を言い渡すことができるようですが、もし、最高裁判所に控訴された場合は90日間に延長されるとも言われています。

欧州逮捕状制度は、EU加盟国が、他のEU加盟国が発行した欧州逮捕状を、自国で承認・執行するシステムです。欧州逮捕状は、犯罪組織への参加、テロ行為、サイバー犯罪、殺人など32の犯罪に対し発行されます。これらの犯罪が発生した場所の加盟国が、欧州逮捕状を発行し、容疑者が居る加盟国に送付した場合、受領した加盟国は、当該欧州逮捕状を承認し、速やかに執行します。

出典 http://eumag.jp

スタッド・ドゥ・フランスで自分の体に爆弾を巻き自爆しなかった理由も明らかに

当日、フランスのフランソワ・オランド大統領も観戦していたフランス代表対ドイツ代表の国際親善試合が行われていたスタッド・ドゥ・フランス。フランスのメディアでも明らかなように、標的にしていたスタッド・ドゥ・フランスで、なぜ自分の体に爆弾を巻き自爆しなかったかいう理由も最初の尋問で述べているようです。

パリ同時多発テロ事件(パリどうじたはつテロじけん)とは、2015年11月13日(日本時間14日)にフランスのパリ市街と郊外のサン=ドニ地区の商業施設において、ISIL(イスラム国ないしIS)の戦闘員と見られる複数のジハーディストのグループによる銃撃および爆発が同時多発的に発生し、死者130名、負傷者300名以上を生んだテロ事件。

出典 https://ja.wikipedia.org

今回の犯人の逮捕で、確かにテロに対して一歩前進したことは明らかだと思います。逮捕された場所がフランスではなく、犯人の生まれ育ったと言われているベルギーのモレンベーク。フランスで逮捕されたのであれば、身柄引渡しなどの問題もなく事件の全容が明らかになったかもしれません。

昨年の悪夢のような事件の唯一逃亡中の実行犯の一人が逮捕されたことで、事件の被害者の方たちや遺族の方たちの気持ちが少しでも安らぐことを祈るばかりです。

こちらの記事も参考にどうぞ

この記事を書いたユーザー

ピティーB このユーザーの他の記事を見る

海外在住のプラチナユーザー&by.S公式ライターです。主に海外での話題を発信中。どうぞ宜しくお願いいたします。

得意ジャンル
  • グルメ
  • 料理
  • カルチャー
  • ファッション

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス