誘拐事件発生

2010年10月5日(月)午後8時30分、カリフォルニア州フレスノの自宅外で友人たちと遊んでいた8歳の少女が近寄ってきた男によって誘拐され、車に乗せられて連れ去られた。

当時、少女は6人の友人たちと一緒に遊んでいたが、そこに見知らぬ男が近づいてきて、少女1人を捕まえて車に押し込んだという。 側にいた大人2人がそれを目撃しており、「逃げろ!」と少女に向かって叫び続けたが、誘拐犯は少女を拉致、車に押し込み走り去った。

アンバーアラート(児童誘拐事件発生を知らせる緊急速報システム)発令

同地区では約130人以上の警官たちが動員され少女を探し回り、アンバーアラートも発令された。また、報道でも目撃証言から犯人の乗った車の詳細が一般に公開された。

勇気ある市民の追跡・救出

2010年10月6日(火)午前6時45分頃、 一般市民のビクター・プレッズさん(29歳 男性)が、 犯人が乗っていると思われる車を発見した。ビクターさんは、公開されていた誘拐犯の乗った車であると確信し、追跡することにしたという。

誘拐犯は銃を持っているかもしれないので、最初はとても怖かったと後に語っている。だが、車の窓から少女の頭が見えた途端、その恐怖心は吹き飛び、なんとか誘拐犯の車を停めて、少女を助け出すのだという気持ちだけが強くなったという。

だが、誘拐犯の車は、ビクターさんの車を振り切ろうと必死に逃げ回った。ビクターさんは、最悪、自分の車を ぶつけても停めようと決意したという。

執拗なビクターさんの追跡に対して、最終的に誘拐犯は車を停め、少女を車から押し出し、走り去ったという。

少女を無事保護

少女は無事、ビクターさんによって保護された。少女の震えは止らず「怖かった!」と語り、ビクターさんは「もう、大丈夫だよ」と少女を落ち着かせた。

後に警察が誘拐犯を逮捕した。 誘拐犯は24歳のゴンザレスという男でブルドッグ・ストリート・ギャングのメンバーであった。

救出された少女は、すぐに病院に運ばれ治療をうけた。 少女は性的暴行をうけていたことが判明した。もしも、ビクターさんが少女を救出していなければ、少女が二度と生きて戻ってくることはなかっただろうと思われる。

少女の母親は「無事、娘が戻ってきて本当に嬉しい。 娘が誘拐されて、昨夜は本当に長く感じた。」と ニュース・インタビューで語った。

余罪

誘拐犯のゴンザレスは、祖母と一緒に住んでいた。犯行に使った車も祖母の車であった。 祖母は、テレビで自分の車が誘拐犯の車として警察が捜していることを知ったという。だが、ゴンザレスがテキストメッセージで祖母に「車は盗まれたんだ。」と送ってきたという。

ゴンザレスは、ドメスティック・バイオレンスでの執行猶予中であり、何度も逮捕歴があった。また、フレスノ警察によると、ゴンザレスは この誘拐事件の前日に起きた2人の少女の誘拐事件の犯人でもある可能性があるという。

このようなケースでは、子供が生きて戻ってくることは殆どない。ビクターはこの少女にとって、本当に命の恩人であろう。

誘拐事件は後を絶たない

本当にこれはかなり勇敢な行動でした。 一歩間違えれば、撃ち殺される可能性もあったのですから。。救出にあたったビクターさんも、誘拐された少女も無事でよかったです。

アメリカでは、子供たちの誘拐事件が多発しています。子供の場合は、親族が連れ去る誘拐事件以外では、その殆どが身代金目的の誘拐ではなく、性的暴行が目的の誘拐だといえるでしょう。結果、誘拐された子供たちが生きて戻ってくることはほとんどなく、今回のようなケースは本当に稀なケースとなります。

今回のケースのように、自宅前でも、誘拐事件は起きてしまいます。庭や玄関先、時には家の中で遊んでいた子供が突然、姿を消すというケースも発生しています。ですが、他の子供たちも一緒にいて、まわりに大人たちがいて、大騒ぎになっているのにも構わずに、強引に連れ去られるというのは、本当に驚きです。

治安のよい日本でも、最近、子供の誘拐事件が多発しています。悲しい現実ですが、人間のいるところ、事件あり、犯罪ありです。けして油断しないように。お子さんから目を離さないように、一人にさせないように気をつけましょう!

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