記事提供:子どものこころが穏やかに育つ魔法の育児法

『我が家では5歳の女の子がいるのですが、泣き出すと大声をあげて泣き、なかなか泣き止みません。

周りの子でしくしく泣く子はいるけれど、娘程に大きな声で泣く子はいなく、比べてはいけないと思いつつ、つい比べて咎めてしまったり、なんでこんなに泣くのだろうと途方に暮れてしまいます。

子どもの甘えは受け止めてあげたいと思いつつずっとやってきたつもりですが、主人はお前が甘やかし過ぎているからだと言います。

主人の言いたいことも分かります。一体いつまで子どもを甘えさせればいいのでしょうか。ママちゃんはどう思いますか?』

それぞれのご家庭によってそれぞれの考え方があるかと思いますので、カナさん(仮名)の旦那様のような考え方をする方がいらっしゃるのも当然だと思います。

ですが、私が単刀直入にその質問にお答えするとしたら

私は『子どもが甘えなくなるまで』甘えさせていいと思っています。

「甘える」というのは「愛情が欲しい」ということです。「甘え方」も、その「受け止め方」も子どもが成長するにつれて変化するかと思いますが、

子どもが愛情を欲しがった時にそれを突き放す必要は、何歳になろうと必要ないのではないかと思っています。

ママとパパは子どもにとってのこころの基地、帰ることの出来る港です。

「何があっても私には守ってくれるママやパパがいる」というこころの安心や自信は、子どもの自己肯定感も育て、それが自分への自信になり、自立するまでの距離も最短になると思うからです。

1歳を過ぎて子どもが歩くことを覚えた時、子どもは自分からママの手を離して歩き出しましたよね。

自分できちんと歩ける準備が出来るまでは、きちんとママやパパが両手で支えてあげていれば、旅立つその日に子どもは後ろを振り返らず、周りに惑わされず、前を向いて堂々と自分の道を歩けるようになると思っています。

こころがちゃんと満たされていれば、子どもは自然に自分で歩き出します。

子どもにはそのチカラがあります。

逆を言えば、娘さんは娘さんなりにまだまだカナさんや旦那様から受け取りたいものがあるのではないかなぁと感じました。

これまでカナさんが娘さんのために頑張ってこられたことは本当に素晴らしいことだと思うのですが、娘さんにとってはまだ不安だったりさみしい思いもあるのではないかなぁと思います。

きちんと泣いたり直接的に甘えを求める、というのはとてもシンプルで分かり易い子どもからの「愛情が欲しい」のサインだと思います。

もしこのサインを見落としていたり、突き放してしまうと、子どもは自分を見てもらうためにわざと親の困ることをしたり、親に怒られることをするようになります。

そしてそれでも親の気持ちを自分へ向けられないと、親への失望になったり、自分の存在を喪失したりして、更に後戻りするのが困難になってしまうと思います。

なので、カナさんの娘さんは素直に泣いて甘えていて、それをカナさんがきちんと受け止めてあげているわけですから、それで大丈夫だと思います。

ぜひ他のお子さんと比べることなく、素直にカナさんに甘えを表現することの出来る娘さんを抱きしめてあげてください。

旦那様のお考えも分かるのですが、私は突き放すことなく、抱きしめてあげて欲しいなぁと思います。

ただ、子どもが愛情を欲しがった時に「甘えさせる」のはいいと思うのですが、子どもが望んでいないことや物を親が先回りして与えたり、子どもの代わりに親が子どもの課題をやってしまったり、

「甘やかして」しまうと子どもは親に依存したり親から自立出来ない、親がいないと何も出来ない子になってしまうと思うので

そこは注意しなくてはいけないなぁと私も気を付けるようにしています。

寂しさや不安から、甘えたくて「ママ、ご飯食べさせてー」や「着替えさせてー」と言うこともありますよね。

他の様々な状況から、「あ、これは甘えてるんだな」と感じた時は、一緒に手伝ったりしてあげるようにしています。

「自分の気持ちを受け止めてくれた」ということで、子どものこころが落ち着くこともあると思いますので、

一概に子どもに「全部自分で出来るんだからやりなさい!」と突き放してしまうのも時と場合によっては違うかなと思うので、子どもの様子をよく観察して臨機応変に対応してあげたいなと思っています。

そして大切なのは、ママも、ちゃんと、甘えること。

疲れたら休む。子どもたちが寝た後、好きなことをする時間を作る。いっぱいおしゃべりする。

ママね、いっぱい頑張って疲れたから、今日は一緒にくっついてゆっくりしよーか♡

と子どもを抱きしめてダラダラするもよし、そこに子どもの喜びがいっぱい詰まってます♡

子どもをパパや他の家族に預けて、こころの空気の入れ換えするもよし、子どもの甘えを受け止められるだけのこころの余裕を上手にママが確保することも、とても大切なママの任務のひとつだと思います。

甘えていいことを知る、ということは、「愛して欲しい」と言えばそれを受け止めてもらえることを知ることです。

泣く、という行為を受け止めてもらえることは、自分のありのままの感情を受け止めてもらえることを知ることです。

それは「助けを求めていい」ことを知ることでもあります。苦しい時に「助けて」と声をあげることができるチカラです。自分には『助けてもらえる価値があるのだ』ということを知るチカラです。

いざという時周りにいる人たちは自分を見捨てず助けてくれると『人』を信じられるチカラです。

私は常々、子ども時代の甘えをちゃんと受け止めてもらえることがもたらす子どもの人生への影響の大きさをひしひしと感じるのです。

私自身が、子どもたちが様々なカタチで表す甘えをとことん(私なりに)受け止めてあげようと思っているのは、子どもたちに、自分を信じ、周りを信じて生きていって欲しいからです。

人生の苦しい瞬間、辛い瞬間に、自分を信じられるか、周りを信じられるか、人を頼れるか、ということは、

とても大きな分かれ道になることを連日起こる様々な事件を知り、多くの大人たちが抱えきれずにいる『我慢』の中で苦しんでいるのを知るたびに深く考えることのひとつです。

だって人は1人では生きていけないから。1人で生きていかなくていいのだから。

甘えていいんだ。助けてって言っていいんだ。自分は助けてもらえる人間なんだ。

という揺るぎない想いを、人を信じられるチカラを、そして回り回って苦しい時に声をあげた人に手を差し伸べてあげられるチカラを、将来自分の子どもが甘えた時に抱きしめてあげられるチカラを、

これからもずっと子どもたちのこころに撒いていきたいのです。

きびだんご

まずは自分が甘えていい存在だということを知ることから。

子どもたちだけでなく、ママや、今を生きる大人たちにも知って欲しい。

そんな話がたくさん詰まってます…♡

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