5年前、東日本大震災が発生し、多くの人が被災したことは、まだ記憶に新しいでしょう。

しかし、あれから防災意識はそのまま続いていますか?

「喉元すぎれば熱さ忘れる」のことわざ通り、最初のほうこそ防災意識を高く持っていても、なんとなく忘れて何もしなくなり……という人は、ことのほか多いものです。

今日をキッカケに、もう一度、家の“防災”を見なおしてみませんか?

今回は、今日から見直したい「非常時の備品の揃え方」についてまとめてご紹介しましょう。


■揃える目安は「7日分」

数年前まで、災害時に備えた食品・水などは“3日分”あれば十分と言われていました。

ところが、南海トラフ巨大地震を想定すると、備蓄は「1週間以上」が望ましいと言われています。

まずはこれを目安に必要なものを揃えていきましょう。


■乾物やパスタ、缶詰などを上手く使う

7日分というと、「1日3食×家族分」のストックを“備蓄用”に買い揃えなくてはいけないと思いがちですが、実際はそうでもありません。

例えば、家にいつも常備されている缶詰やパスタ、乾物、冷蔵庫の食材や根菜を上手く利用するのです。

缶詰や乾物は、安い時に少し多めに買っておく。賞味期限が近くなれば、それを普通に調理して使い、またその分買い足しておく。

これを「ローリングストック法」と言います。

これの利点は、長期保存を前提にしなくていいこと。レトルト食品やフリーズドライ食品、インスタントヌードルなど、賞味期限が比較的短めのものでも、非常食として扱うことができます。


■水分確保は「ペット」の分も忘れずに

備品で必須なのが、水の確保ですが、意外と忘れがちなのが“ペット”の水分です。

人が1日に必要な水は、3L。これを人数分×7日間用意するわけですが、ペットを飼っている人はそこにペットが必要とする水分も用意しなくてはなりません。

それぞれの身体の大きさによって、必要な水分量が違いますので、チェックしてみてくださいね。


■常備薬、ミルクなど「代用できないもの」は必ず用意

ラジオや懐中電灯、非常食など、一般的に知られている非常用品も必要ですが、より重要なのは「人に借りたり、もらったりできないもの」です。

たとえば、眼鏡や入れ歯、常備薬、赤ちゃん用ミルク、生理用品など……。

自分の生活には欠かせなくても、他人からは簡単に借りられないものを、もう一度見直しましょう。ありきたりな“防災セット”で済ませるのではなく、自分や家族に必要なものを考え、揃えることが大切です。



人は自分に余力ができて、初めて「誰かのために力を貸してあげる」ことができます。

いずれ来る巨大地震に対して、それを防ぐことはできません。しかし、その被害を最小限に抑えることはできます。

減災に必要なのは「自助」と「共助」。

いざという時に家族や大切な人たちを守れるよう、もう一度、家の防災を見なおしてみませんか。

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