記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
電子レンジ、ホットカーペット、パソコン…これらが動いているときに頭痛がしたり、具合が悪くなったりする人がいます。

今回のテーマは「電磁波過敏症」です。医師に話を聞きました。

電磁波過敏症ってどんなもの?

パソコンの画面を見ながら作業していたり、スマートフォンで友達とショートメールなどのやり取りをしているときに頭が痛くなることはありませんか?
「そういえば、そんなこともあるな」と思われた方、それが頻繁であればもしかすると電磁波過敏症の症状であるかもしれません。

現在、医学的に電磁波と頭痛や吐き気の関係は、まだ証明されていません。
しかし、電磁波の影響で頭痛や吐き気をはじめとした、さまざまな体調不良があらわれる電磁波過敏症は、特に海外では認知されている症状です。
いくつかの国や地域では、電磁波過敏症に苦しむ人たちが集まり、患者団体も設立されています。

電磁波過敏症の症状は?

頭部に集中し、不調があらわれる特徴がある、といわれています。
【頭部の不調】
・頭痛
・吐き気
・目の痛み
・顔の皮膚の異常
・鼻づまり
・めまい

頭部のほかにも、下記のような症状が現れることがあります。
【その他の症状】
・手足のしびれ
・呼吸のしにくさ
・関節痛 など

電磁波過敏症になる原因は?

電磁波過敏症になる原因も、現在解明しているところです。

仮説として、以下のようなものがあります。
・電磁波で、体内でカルシウムイオンが流出してしまう。
・電磁波で、脳の中にある小さな松果体と呼ばれる部分から、ホルモンがきちんと分泌されなくなってしまう。

しかし今のところ、決定的なデータや医学的な根拠はないようです。
研究者の間でも、電磁波そのものによる健康被害があるという考え方と、その個人の体質的な問題やメンタル面の問題であるという考え方があります。

どんな場所にいると電磁波過敏症になるかもしれない?

電磁波過敏症を起こす電磁波の発生源は、強い電磁波が頻繁に飛び交っている場所が考えられます。例:携帯電話の基地局やテレビの電波塔などこのような強い電磁波が頻繁に飛び交っていると思われるところでは、以下のような症状が多く出ているとの報告もあります。
・体調を崩す
・慢性的な疲労感がある
・頭痛に悩まされるそのため、体質や精神的なものだけと言い切るのは違和感を感じる現状ではあります。

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事実関係がはっきりしていない電磁波過敏症の可能性からも、何も考えずに子どもに電子機器を与えるのは電磁波の側面からも心配と思います。
少なくとも2歳まではまったく与えないほうが良いという専門家の意見もあるようです。特に脳の発達途中の子供さんや若い世代の方には今後の影響を考えて、何らかの制限が必要ではないでしょうか。

(監修:Doctors Me 医師)

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