人は、仕事をすると給与をもらう、これは普通ですよね?

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筆者は業務上、警察官等の公務員の方と接する機会が度々あります。先日、交番である届け出の手続きを仕事が終わった早朝にしていると、泥酔の会社員らしき男が、警察官と揉めていました。

そのトラブルの内容は知りませんので、筆者はどちらの味方とかはありませんが、途中で一つ気になったことがあります。

「てめーら!税金で食ってるくせに、何言ってんだ!!」

筆者は、自営業ですし、経営と労働の違いのようなことの厳しい内容の投稿もしますので、「公務員とか嫌いでしょう?」と言われることがありますが、実は全くそんなことはありません。なぜなら、公務はこの世には必要だと思っていますし、沢山利用させてもらっているからです。

今回の投稿では、「税金で食ってる」等の言い方が、実はとても失礼なのではないかについて、筆者なりに考えましたので、一つ考え方として読者の皆様に発表させて頂きます。ぜひ最後まで宜しくどうぞお付き合い下さい。

この世の中、お金を気にしていたら勤まらない仕事があります

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公務、特に、警察、消防、防衛、…色々あると思いますが、個々の好き嫌いや思想で、意見は分かれるとしても、全く無しでは困りますよね?

従って、企業に入社するのと同じく、そういった公務を志す人もいなくてなりません。

企業であれば、売り上げを、開発・製造・販売…手分けして数字を作り給与の配分があるのでしょうが、公務はそうはいきません。警察も消防も防衛も収入になる部門はありますが、多くの仕事は金銭と直結しない仕事です。警察は犯罪を追いますが、それは儲かる話ではありませんし、消防は火事を解決しますが利益にはなりません。そして防衛も災害対応などがありますが売り上げは立ちません。

商売ではない仕事というのがこの世には当然必要になります。

我々はむしろ、公務に守られているのではないでしょうか?

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繰り返しますが、筆者は自営業で経営者です。従って、ビジネスに関して言うならば、雇用されている時点で「自分で稼いでいる」とは言えないと考えています。組織では、開発・製造・販売を自らして、経理などもやるというのは現実的ではありません。大きな仕事の一つを担当しているに過ぎません。給与は、自分ではない誰かの手柄も含まれた売り上げから、自分の約束された待遇の金額が支給されます。

それは、全く経営ではありません。

勿論公務も、政治等で決められた予算から公務員の法律で決められた給与が個々の職員に支給されます。勿論経営ではありません。

そして、筆者が公務を否定できないのは、警察は一つ、消防は一つ…代わりがいないということです。なので、そこにお願いするしかないじゃないですか…。実際守ってもらっています。筆者も色々意見はありますが、公務は必要です。これは否定しようがありません。

要は給与の原資の話ですよね?

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公務は税金から、民業は売り上げからなのでしょうが、筆者にとって、どちらも仕事をしたのだから給与をもらうという、当然の結果を繰り返している人々に見えます。

つまり労働の対価を、所属している組織からもらうということですから、公務も民業も、その一人一人の給与所得者としては、どっちでもいいのではないかと…。

なので、給与の原資の違いで職業を悪く言うのは反対です!

勿論公務員全体を見ると、人員削減の余地があるとか、給与が高いところがあるとか、そういった政治家が決めなくてはならないことはあると思います。そして民業も、利潤追求で内部留保だとか、売りあがっても給与が低いだの、それも色々とあることでしょう。

ただ…、会社員と警察官という関係の中で、どちらも頑張って給与をもらう仕事をしている同士なのですから、仲よくとは言わなくとも差別的な言い方はしてほしくないと思いました。

だって、給与所得者が、給与の原資を変えられるのですか?

たまたま就職した、そこのルールで給与を貰うのは皆一緒じゃないですか?

筆者が公務員の味方に見えてきましたか?

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筆者は公務員の味方ではありません。そして会社員の味方でもありません。

言うならば経営者の味方でしょうか…。なので、我々には賃金的なものはありませんので、自分の成績で良くも悪くも、プラスもマイナスもあるので、給与の原資でダメだのどうだのという小さな話を聞くとイラっと来るのは現実かもしれません。

これを言うと嫌われるのですが、経営者か役員じゃない限り、労使の「労」側で給与所得者なのです。経営・会社側の人は給与はありません、経営状態が良ければ報酬を出します。

筆者の回りくどい説明で「税金で食ってる」ということが公務を担う給与所得者に失礼に当たることを分かっていただけたかは微妙ですし、勿論意見は十人十色、読者の皆様が感じたことが正解かもしれません。今回たまたま筆者が「書く番」でしたので発表したに過ぎません。皆様も皆様の媒体でお考えを発表されるのも良いと思います。

最後までお読み頂き有難う御座います。

この記事を書いたユーザー

奥村裕二 このユーザーの他の記事を見る

東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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