覚えている方も多いでしょう。2012年、フォトグラファーのハナ・ストーンハウス・ハドソンさんが撮影した一枚の写真が全世界で話題を呼びました。

老いと共に弱まり、食べることも満足にできず関節炎になってしまった老犬の「スコープ」を労るように湖でリハビリをする飼い主のジョンさん。

一時的ではあっても水の浮力が関節炎には効くということで、毎日のようにこの湖へ愛犬を連れて来るジョンさんの肩に、体を預けながら目を閉じるスコープの姿がネットユーザーの涙を誘い、ジョンさんとスコープの深い絆にインスパイアされた人たちが寄付金を募ったことも報じられました。

ジョンさんが当時のフィアンセと共にスコープの里親になったのは20年前。スコープは前の飼い主に虐待を受けシェルターに引き取られていたのです。その後、不運にもフィアンセとは別れてしまったジョンさん。激しく落ち込みうつ病になってしまい自殺未遂を計ったことも。

でもいつも傍にはスコープが。「スコープがいなければ今の自分は間違いなくいなかっただろうね。」自分を支え続けてくれたスコープとの絆を深めたジョンさん。お互いになくてはならない存在になりました。

年老いたスコープを懸命にケアしたジョンさん

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スコープがまだ8ヶ月と小さかった頃からずっと一緒に生きて来たジョンさん。19歳になって老いが激しくなったスコープの関節炎を少しでも和らげるために、そしてこれまで自分を支えてくれた恩返しを少しでもするために、ジョンさんは湖でヒーリング治療をすることにしたのです。

彼らの絆が世界中で感動を呼んだ

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そうしてスコープは2013年6月に20歳の誕生日を迎えました。でもそのわずか一ケ月後、ジョンさんが見守る中でスコープは静かに息を引き取ったのです。ジョンさんはスコープを失った悲しみから暫く立ち直ることができず、メディアのインタビューでも最愛のパートナーを失った悲しみは言葉にならない、とコメントを残しました。

多くの人からの励ましに支えられ…

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話題になったスコープの旅立ちは、世界中の人を悲しみに包みました。最もショックを受けているジョンさんへは多くの人から励ましのメッセージが届き、そんな中で少しずつ自分を取り戻していったジョンさん。

やがて1年半後、悲しみから立ち直ったジョンさんはシェルターで新しい出会いをしました。「ベアー」と名付けられた黒犬です。

新しいパートナーと共に生きるジョンさん

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ベアはスコープの代わりにはなりません。スコープはジョンさんの心の中でいつまでも特別なパートナーとして存在し続けています。でもベアは今、ジョンさんと新しい人生を生きるパートナーになりました。

これからはこのベアがジョンさんと共に喜びや悲しみを分かち合い、スコープとジョンさんがそうだったようにまた彼らもかけがえのない絆を深めていくことでしょう。

旅立ったスコープに応えるためにも

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ジョンさんが悲しみを乗り越えて幸せになってくれることを、スコープは天国から誰よりも望んでいることでしょう。愛するペットとの時間は常に限られたもの。惜しみない愛情を注げば、彼らは絶対に応えてくれます。そして誰よりも深い絆を築くこともできます。

ジョンさんのように今かけがえのない存在のペットがいるみなさんにも、このジョンさんとスコープのような素晴らしいパートナーシップを築いて、ハッピーな人生を過ごせますように。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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