子育てをしていく中で子供の為という言葉は…。

子育てをしていて、子供の教育などに対して「あなたの為なのよ」「子供の為」そんな言葉を使っていませんか?子供の為になるから勉強させないと…。お受験でこの学校に通う事が子供の為そんな風に考えたり言ったりしていませんか?でも、それは本当に子供の為ですか?

子供の為に、貴方の為になっているのでしょうか?子供の為と言えば聞こえはいいです。魔法の言葉、免罪符のように使っていませんか?実はこの子供の為、貴方の為という言葉は魔法の言葉どころか悪魔の言葉なのです。

なぜ、「子供の為」は悪魔の言葉なのか?

子供の為にという言葉はよく使ってしまいがちです。お受験をする家庭なんかは特に子供の将来の為に自分達の贅沢をやめても、私立の一貫教育の学校に通わせるという信念の元色々な事を我慢して、子供の学費をせっせと収めているという家庭も多いのではないでしょうか?

余裕があって私学に行かせるというのであれば、全然問題無いですし、子供が楽しく勉強しているのであればベストな環境なのでしょう。しかし、そうでないのであれば、それは親のエゴであり、「子供の為」という悪魔の言葉になってしまうのです。ではなぜ悪魔の言葉なのか?例を交えて説明していきます。

子供の為は悪魔の言葉 勉強(教育)編

最初にお受験を例としてあげたのでそのまま勉強についてで例をあげていきましょう。最初にも言った通り余裕があり、子供も楽しんでいるのであれば全く問題ありません。しかし、子供は好奇心旺盛ですし、色々な物に興味を持ちます。何事もやり過ぎはよくありませんが、遊ぶ事から学ぶ事も多くあります。

ところが、小さい頃から勉強を押し付けて、貴方の為、子供の将来の為と言い聞かせて、遊ばせもせず、ただひたすらに勉強させたとすると、勉強しかできない子供になってしまいます。遊ぶ事から自主性や計画性、行動力などが身に付くのです。

その事をせずに、親に敷かれたレールの上を、嫌がって怒られて無理やり歩き続けたら、自主性や計画性、行動力などがすべて育たない恐れがあります。自分で考えたり、こうしたいと主張しても、ひたすらこれがあなたの為と全部否定されるのですから、自然とそうなってしまいますよね?

子供の為は悪魔の言葉 家庭環境編

自分や子供に暴力を振るうという旦那や妻、最近、結構問題になりますよね?こんな旦那でもこんな妻でも子供にとっては父親だから母親だから子供の為にと我慢して一緒に生活している。もしくは逆に、自分と反りが合わないこんな父親、こんな母親と居ても子供の為にならないから離婚する。

もちろん、ここでもキーワードは子供の為です。その発想本当に子供の為になっているのでしょうか?自分の為になっていませんか?離婚したなんて周りに報告できない。離婚したら、子供の面倒を一人で見ないといけないけどそんなに頻繁に会社休めない。もうこんな奴と一緒にいるのは限界…。なんて理由で離婚したり、そのまま生活を続けたりという事も多いと思います。それを子供の為にと子供をダシに使っていませんか?

子供が怪我するくらい殴られていても子供の為になっていますか?また、子供はすごく懐いているのに自分が嫌だから、子供がこの人に似たら嫌だからなんて理由で子供の為にと言って離婚するというケースも本当に子供の為なのでしょうか?

ケースバイケースですが、理由を子供の為と言って、決めつけていませんか?離婚した途端お父さんは?お母さんは?と子供が泣き叫んでショックを受けたなんて事も多々あるのです。

子供の為は悪魔の言葉 交友関係編

昔のようにあの団地の子供とは遊んではいけませんなんて事はかなり減っていると思いますが、今でもあの子とは遊んではいけないと言う言葉はかなり聞かれる言葉だと思います。確かにちょっと問題がある家庭だったり、色々とあると思います。

本当になにか危険があるのであればそれも仕方がないのかもしれません。例えば、その家に遊びに行くと相手の親が他人の子供をぶん殴る、怪我をさせるなど害を成すなどという場合は遊びに行くなというのは仕方がないかもしれません。

しかし、最近良く聞くのは、あのお母さん気に入らないから、付き合いたくないからと言って親同士の関係から集団であの子と遊んではいけません。ああいう家庭の子と付き合わないのは貴方の為なのよと子供の為のように言っていませんか?

逆もあります。無理やり遊ばせるです。子供同士でも気が合う気が合わないあります。人間関係を築かせるという事は大切ですから、ある程度一緒に遊ばせてみて本当に嫌がるようであれば無理は良くありません。思わぬ事故を引き起こす事もあります。

悪魔の言葉だと言われても、子供の事を考えないと…

ここまで読んできて、子供の為にが悪い事なのか…。と思ってしまわれた方もいるのではないでしょうか?もちろん、違います。子供の事を考え子供の為に色々やったり、時には子供に任せるやらせるという事は大切です。

今ダメと言っている事は、親の好き勝手、我儘、希望を子供の為にと言って子供に押し付けてしまう事がだめだと言っているのです。では具体的にはどのような対応をすれば良いのでしょうか?

子供に塾、習い事を押し付けてやりたい事を否定していませんか?

例えば、子供はピアノが習ってみたい。と言っているけど、塾と英語教室と体操教室等など他の習い事で一杯一杯でこれ以上増やせないなんて事もあると思います。

これがピアノならまだ理解があるかもしれませんが、ドラムだったり、格闘技だったりすると貴方の為にならない方ダメなんて一方的に否定していませんか?

一方的に否定してしまうという事はよくありません。では、どうすれば良いのでしょうか?

子供とよく相談してどの習い事をするか条件の範囲で選ばせる

体験教室などに行ってみて実際に経験させた後によく子供と相談して、子供に取捨選択させるのです。とは言っても無条件に選択させてしまうとハチャメチャな事になってしまいますし、お金も無限にあるわけではないでしょうから、子供に掛けれる予算の関係もあるとおもいます。

例えば、塾は週2回以上で主要教科は全部受ける事、英語教室には週1回通う事。これは必須で、他の習い事を選ばせるという具合です。別にこの条件の中に塾や英語教室が必須な訳ではありません。成績が下がったら塾に行かせるなどでもいいですし、それこそ塾なしで、ピアノは絶対、習字は絶対なんて家庭もあるでしょう。そこは親の判断なのです。

こうして、子供に選ばせる事で、自主性を伸ばす事ができます。条件の中で選ばせる事で計画性も身につきますし、ちゃんと親にどうしてやりたいかを説明させる事で考える力が身につきますし、しっかり調べて説得しなければいけないので行動力や決断力も身につくのです。そして、自分で選んだのだからちゃんと続けなさいと言う自己責任という能力も身につける事ができるのです。

子供の為にという悪魔の言葉で押し付けるデメリット

ちょっと話を変えて子供の為にのデメリットについて話しましょう。今までにも少し話していますが、教育という意味では、自主性や計画性などが育たないという事をいいました。考えさせずに押し付けてしまうとYESマンの考えない大人ができあがります。

親の言った高校に通い、親の言った大学で親の求めた学部を卒業。どうせ、何を言っても聞いてもらえない。就職活動どうする?と親に聞くとお前の好きにしろと言われて困ったや仕事になじめず転職しようとしたら反対されてどうにもならず自殺…。なんてニュースもちらほらと聞こえてきます。

小さい頃に無理やり離婚して片方の親と引き離したばっかりに自分に依存してしまっている。暴力に耐えさせた結果、暴力を振るう親と同性の年上の人が極端に苦手…。なんて事もあると思いますし、交友関係を制限した結果人の善し悪しが自分で判断できないなんて事もあります。

果たしてこれが子供の為になっていたでしょうか?恐らく大体の人はなっていないと答えると思います。自分で考える力、人を見る力、選ばせる力と言うのは子供の頃から身につけ、自分で選んだ道だから頑張りなさいという事が大切なのです。

もちろん、子供の為に止める事も大切

自分で考えさせる事の大切さについて述べてきました。だからこそ子供の為には悪魔の言葉という事をずっと述べさせていただきました。しかしながら、何でもかんでも子供に判断させて、放置すれば良いのかといえば違います。

極端な話をすれば、危ない薬物に手を出しそうや地元のヤクザと仲良くなって時はなんでダメなのかしっかりと話し合って辞めさせなければとんでもない事になってしまうのは目に見えています。

薬物に手を出してはいけません。人の物を盗ってはいけません。暴力はいけない事です。こうした事はしっかりと教える必要があるのです。しっかりと話し合いをして、相談した上でこれは本当にダメ。ダメな理由をこういう理由だよと教えるべきなのです。

子育てで子供の為にが悪魔の言葉にならないポイントは話し合い

子育てで、子供の為にという言葉が悪魔の言葉にならないポイントは子供とよく話し合う事です。その子供の為にが親の身勝手になっていない事をしっかりと確認しつつ話し合う事がもっとも大切なのです。

誤解なきように言っておきます。子供の為にする事、子供の為に考える事は大切な事です。悪魔の言葉と言うのは子供の為にを免罪符のように自分の身勝手な意見を押し付ける事なのです。

お受験、習い事、生活環境、家庭環境、交友関係すべてメリット・デメリットがある事をよく考え、余裕を持って子供と話し合い子供を第一に育てていく事が一番大切なのです。

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いつか笑って過ごせる日までと申します。 起業家でフリーライターです。政治からゴシップネタまで幅広く手掛けています。 残念ながら今はまだ貧乏人です…。

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