記事提供:カラパイア

宇宙は広い。それでも人類は宇宙の解明に向け、日々努力を続けているわけだが、不可思議な現象で満ちている宇宙を知るには数多くの謎と立ち向かわなければならない。

高速電波バースト(FRB)はその最たるものだろう。

ひょっとしたら異星人の巨大構造物から宇宙へ向けて発せられたビームなのかもしれないが、高速電波バーストはとにかく不可思議なのだ。

一体どれほど不可思議なのか?

そう、それは一瞬(数千分の1秒)だけ続く強烈な電波の一閃で、これまで20回程観測されている。

今のところ、その20回の発信源が存在すると思われる銀河が特定できたにすぎない。

神秘性ゆえに魅力に満ちた分野であることに加えて、最新のものの発信源の位置については、現在激しく議論が交わされている最中だ。

その正体や発信源については基本的に何も分かっていない。以前から科学者たちは遠方の星々の爆発や衝突が原因ではないかと睨んできた。

そんな矢先に高速電波バーストが繰り返し観測されたと発表された。通常、高速電波バーストは一度しか起こらない。空の何処からか一度だけさっと届く。

だが、今週『ネイチャー』に掲載された論文では、計10回の高速電波バーストが観測されたと報告されている。

「繰り返されただけでなく、明るさやスペクトルも他の高速電波バーストとは異なります」と著者のローラ・スピットラー氏は説明する。

つまり、この奇妙な電波信号に全く新しいカテゴリーが登場したということだ。ある見解によれば、この反復的な高速電波バーストの原因は爆発などの激変ではなく、回転する中性子星ではないかという。

だが、いずれにせよ、もっと情報がなければ結論を出すことはできない。

「反復する発信源の位置を正確に特定できれば、光学望遠鏡やX線望遠鏡による観測を比較して、そこに銀河があるのか確認できます。その特性の理解には、発信源が存在する銀河の発見が不可欠です」と共著者のジェイソン・ヘッセルズ氏。

このトピックについては朗報がある。来年から3基の巨大電波望遠鏡が稼働するのだ。これらがこの謎の現象を解き明かす手助けをしてくれることだろう。

宇宙人が地球とコンタクトを取りたがってるという選択肢ももちろんはずしてはならない。

出典:dailycaller
出典:popsci
出典:independent

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