うのたろうです。
からあげ、好きですか?
ぼくは好きです。だって、男の子だモン!

……と、まあ。
男というのはいくつになっても唐揚げが好きな生きもののようです。

そんなぼくのような唐揚げ好きにちょっとした朗報。
なんと浅草橋に100円で唐揚げが食べ放題になる居酒屋があるというのです。名前は……

有鳥天酒場

どんなお店なのか?
アクセス方法やシステム、そしてオススメメニューなどを見ていきましょう……

有鳥天酒場とは?

有鳥天酒場――読みは「うちょうてんさかば」

すでにネタバレしましたが「100円で唐揚げ食べ放題」という居酒屋さん。
場所は、やはりすでにネタバレしましたが浅草橋。まあ、これでほぼ語りつくしてしまった感はありますが、じつはまだネタバレしていない情報があるのです。それは……

有鳥天酒場というお店がじつはまだ若いお店だということです。

これはどういうことなのでしょうか?

有鳥天酒場の「100円唐揚げ食べ放題」が誕生したのは2011年3月11日がきっかけです。

2011年3月11日――

まだまだ記憶に新しい東日本大震災のこととでした。
当時の浅草橋、そして首都圏ならびに東北地方はたびかさなる余震の不安や粛清ムードがただよって、なんともいえない負のオーラがただよっていました。

「笑えないんじゃない、笑っちゃいけないんだ」

そんな気持ちをすべての人が持っていたような気がします。
ぼくもそうでしたが、巨大地震からの巨大余震連発という異常事態であったため、神経はすりきれそうになっていました。そうして誰も彼もがこうしたある種の異常な精神状態に陥っていたのです。

しかし。
こんな沈んだ気持ちのままでは未来なんかやってこない。
そう思った「有鳥天酒場」は「自分たち飲食店にできることはないか?」と模索します。もちろん、物資を送るとかそういったことではありません(もちろんそれも当時はだいじなことでした)。しかし、もっと根本の人の活気を取り戻すという方向性のことを考えたのです。

そこでたどりついたこたえが「みんな、唐揚げ好きじゃね?」ということです。

好きなものも好きなだけ食べれば、みんなが元気になるんじゃないか?

そんな考えからこの「100円唐揚げ食べ放題」はスタートしたのです。もちろん、これは赤字覚悟のサービスです。ですが、みんなが元気になってくれるまでは――そんな思いからこのサービスがスタートしました。

ちなみに。
唐揚げの原価は3個で約100円だそうです。

そんな100円唐揚げ食べ放題のルールは?

赤字だけれど唐揚げが100円で好きなだけ食べれられる――そうはいっても3個でもとがとれてしまう唐揚げだけを永遠に食べられてはお店の売上は永久にマイナスです。

それではみんなを元気にするまえに、有鳥天酒場自身がどんより沈んでしまいます。それでは本末転倒というやつです。いくら震災時のさなかであっても商売にならなければお店は容赦なく潰れます。それがもうひとつのおもしろくもない現実というやつです。

そのため、この「100円で唐揚げ食べ放題」というメニューには1つのルールがあります。それは……


お酒と料理(ご飯ものをのぞく)を1品ずつ注文すること


以上です。
ルールっていうか、まあ、常識のお話しですよね。
びっくりです。大丈夫か、お店。そんなふうに思ってしまうほどです。

酒場というくらいですから、通常はお酒を飲みにいくところです。
そこで唐揚げだけ食べてビールをたのまないという人は、そんなにいないのではないでしょうか。

そのためちょっとしたハードル(?)は「料理1品」という項目のみ。
唐揚げならば白米が食べたい――そんなふうに思ってもご飯ものは1品にカウントされない。なら、どうしよう……

そう思ってぼくはメニューとにらめっこしました。

たぶん、ぼくならば「冷やしトマト(380円)」「うま塩ごまキャベツ(420円)」を注文するでしょう。サッパリしたくなっちゃうと思うので。

そしてそこに唐揚げ食べ放題(100円)をつけてビール(480円)を飲む。これだけでひとまず1000円弱。お通し代を支払っても1500円には届きません。

またお店がハイボール推しなところもあるので380円のハイボール各種をたのんでもよさそうです。その場合、ビールよりもさらに100円安く会計があがります。ちなみに……

食べ放題唐揚げの提供方法は?

まずは注文後お皿に3個もられた唐揚げ+マヨネーズが自動的に到着します(といっても注文を受けてから揚げるため、しっかりとした揚げたて唐揚げが提供されます)。

※2人で来店した場合、上記のように2人ぶん×3個がひとつの皿にもられて提供されます


これがスタートの合図。
この3つを完食したあと、何回でもお代わりできるというシステムです。ちなみに、お代わりは大量にたのむことはできません。2個ずつのお代わりという形になります。

意外と手間がかかってしまうかもしれませんが、大量に注文して大量に残されてしまってはいけませんものね。また、注意点としては唐揚げを残してしまうと1個ごとに50円の罰金が発生しますのでお気をつけください。

ちなみに。
時間制限はありません。一度注文すれば閉店までいることが可能です(もっとも食べられればの話しですが)。そして……

有鳥天酒場の唐揚げの特徴は?

有鳥天酒場の唐揚げは鮮度の良い鶏肉だけを使用し、それをひと晩じっくりと秘伝のたれに漬けこんだものを二度揚げしているというのが最大の特徴。

そして前述の通りに提供時に「揚げたてである」というのが最大のポイント。
さらには「二度揚げ」しているため衣がカリカリで鶏肉がやわらかくジューシーであるということも大きなポイントです。

この唐揚げのおいしさと100円で食べ放題というインパクトがヒットし、数々のメディアに紹介され今では大人気のお店になっています。

ちなみに。
有鳥天酒場で一日にでる唐揚げの数はなんと約1500個だそうです。ひとり平均いくつくらい食べるのかは謎ですが、平均10個ほど食べるとして毎日150人のお客さんでにぎわっているということになります。

これが週末ではない平日って考えるとけっこうすごい数ですよね。

また今までの最高記録は50個たべたお客さんだそうです。

「有鳥天酒場」の詳細は?

【住所】〒111-0052 東京都台東区柳橋1丁目23-4須賀ビル2F
【電話番号】03-5833-7277

【営業時間】
【平日】11:30~14:00、17:00~23:30
【土曜日】17:00~23:00
【定休日】日曜・祝日

【座席数】80席

【最寄駅/アクセス方法】都営浅草線「浅草橋駅」A5番出口より徒歩1分(浅草橋駅から176m)

じっさいに訪問した人の声は?

こんな感じで提供されるようです。ってか、めっちゃボリューミー。

カワイイ顔文字でおいしさが伝わるようです。

追加のお代わりはこんな感じ。そしてエイヒレも……

そして、ハイテンションの酔っ払いボーイズが誕生だZ(ゼット)。

番外

平日は11:30~13:00の時間帯でランチも営業しています。780円でランチメニューの唐揚げが19個まで食べ放題(20個~は880円、30個~は980円)。

まとめ

本来、沈んでいるムードのなか、楽しく利用してもらうために初めた期間限定の赤字覚悟のサービスでした。しかし、このサービスは大人気でお客さんからの要望が絶えず、今に至るまで継続しているそうです。そして、お店の看板にはこんな文言が書いてあります。

永久! 税込100円宣言!

すごいですよね。

なにかと自粛ムードがただよっていたあの日から5年。
日本は少しは元気になったのでしょうか?
まだまだ解決できない問題が山積みで、なにもかもが予断を許さない状況です。

しかし、東京・浅草橋の一角には毎日人の笑顔が確実にあふれています。

たった唐揚げ。
されど唐揚げ。

どんなものにも人を元気にするパワーはあるんですね。

ぼくの言葉でも誰かが元気になればいいな。
いいや、となりにいる大切なきみがぼくの言葉でしあわせになればいい。

そんなふうに思ってしまうのはぼくが過剰なロマンチストだからでしょうか?

過剰に安い100円唐揚げ。
ぜひ食べにいってみてはいかがでしょうか?

好物は小学生のころから変わっていません。
うのたろうでした。

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きてくれた、すべての人を、愛しています。
【twitter】@unotarou

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