愛くるしい姿と賢さを兼ね備えたイルカが好きな方は多い事でしょう。

特にその知性は優れたもので、体重に占める脳の割合は人間に次いで多いと言われています。

その賢さは多くの国で研究の対象とされ、一般の方々の興味の対象となっています。

しかしその賢さ故、イルカが軍事利用される事もあるのです。

日本でも食用として捕獲されるイルカが近年避難の対象となっていますが、今回は軍事利用されているイルカについてご紹介したいと思います。

軍事用に利用されるイルカがいるってご存知ですか?

イルカを軍事利用させるという案は第二次世界大戦に遡ります。

イルカをどう軍事利用させるかというと、水中でのダイバーの救出、機雷の捜索、重要海域で軍用民間用の船舶を破壊するテロ行為を防ぐ為、などがあげられます。

噂レベルだと、潜水艦破壊のため、水中工作員を殺すため、という殺傷・破壊行為に利用されているのではないかという計画もあるといわれています。

実際に1990年代の湾岸戦争、2003年のイラク戦争においてはアメリカ軍の所有するイルカ75体がイルカが機雷の掃海の為、実戦で使用されたという話もあります。

動物兵器として利用されるイルカ達

イルカが軍事攻撃に利用された例もすでにある。
ロシアの特殊部隊では、敵のイルカ兵器の迎撃用にイルカを訓練していたことがある。

また、ソ連の軍用イルカプログラム後に、セヴァストポリ基地でイルカの世話に当たっていた専門家は、ソビエト海軍が二酸化炭素入りの注射器を装着したイルカを配備していたと明かしていた。

さらにソビエト時代には、敵の船に爆弾を仕掛けるためにイルカが訓練されていたという噂もある。

出典 http://sankei.jp.msn.com

このイルカ兵器はヘリコプターからパラシュート降下し、海に放たれるようなものだったという。

なぜイルカが利用されるのか?

学習能力やコミュニケーション能力が高く訓練しやすいイルカ。
他にもイルカが持っている独自の能力も注目されているようだ。

イルカは水中において、最新鋭の人工ソナーシステムをはるかに上回る感度を備えている。さらにイルカは、プロペラの音で味方の潜水艦と外国の潜水艦を区別できるという。

出典 http://www.huffingtonpost.jp

この能力は「エコーロケーション(反響定位)能力」と呼ばれており、イルカやその類縁にあるシャチなどは、水中でいくつかの音を連続して出し、この音が物体に当たって跳ね返った反響を受信し、周囲に何があるかを把握する事ができる。

イルカにはソナーのような音波を出して水中の機雷を発見する能力がある。最大300メートルまで潜れる潜水能力もあり、工作活動のために港内に侵入する“フロッグマン”と呼ばれる敵のダイバーを発見することもできる。

出典 http://www.news-postseven.com

高い潜水能力や遊泳能力もイルカが選ばれる理由の一つだ。

ロシアが軍用イルカを復活させるというニュースが...。

ロシア政府は9日、軍用目的でイルカ5頭を購入する方針を明らかにした。ソ連時代に潜水艦や機雷の探知に活用していた「軍用イルカ」を復活させる試みだ。

出典 http://www.afpbb.com

軍用イルカは主に海中のパトロールや不審物探査、敵への攻撃に利用される。

政府サイトに掲載された資料によると、軍が購入を目指すイルカは3~5歳の雄3頭と雌2頭で、「歯が完全で体に欠陥がない」ことが条件。購入予定価格は175万ルーブル(約280万円)で、8月1日までにウクライナ南部クリミア半島のセバストポリへ運ばれる。

出典 http://www.jiji.com

セバストポリは旧ソ連時代、軍用イルカの訓練施設があったことで知られる。軍用イルカ調教所は今日、世界でアメリカのサンディエゴの基地とセバストポリの2ヶ所にしかない。

あの団体は動かないのか?

課題が残る兵器として利用される動物たちの命

現在機密扱いとはなっていないようだが、イルカが軍事利用される事にはたびたび批判の声があがっている。

そして軍事利用されるのはイルカだけではない。

馬や象、犬なども軍事利用されてきたが、イルカと同じ海獣ではアシカなども実際に軍事利用されているのだ。

動物が軍事利用される事で、人間が助かる事や奪われる事もある。

そして動物自身が人間の犠牲となる事もある。

動物が人間の争いに巻き込まれるのはいかがなものだろうか?

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