増加し続けるストーカー被害。

ストーカー、という言葉が認知され、世間に広まったのはいつ頃からなのでしょうか。

今ではふつうに使われているストーカーという言葉。
もとは、stalkingという英語からきた和製英語。
つきまとう、という意味です。

日本では1999年、桶川ストーカー殺人事件を機に2000年にストーカー規制法が制定されました。

近年では、10代~高年者まで、ストーカーの加害者の増加率が増えています。

ストーカー規制法とは。

1 つきまとい、待ち伏せし、進路に立ちふさがり、住居、勤務先、学校その他その通常所在する場所(以下「住居等」という。)の付近において見張りをし、又は住居等に押し掛けること。

2 その行動を監視していると思わせるような事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。

3 面会、交際その他の義務のないことを行うことを要求すること。

4 著しく粗野又は乱暴な言動をすること。

5 電話をかけて何も告げず、又は拒まれたにもかかわらず、連続して、電話をかけ、ファクシミリ装置を用いて送信し、若しくは電子メールを送信すること。

6 汚物、動物の死体その他の著しく不快又は嫌悪の情を催させるような物を送付し、又はその知り得る状態に置くこと。

7 その名誉を害する事項を告げ、又はその知り得る状態に置くこと。

8 その性的羞恥心を害する事項を告げ若しくはその知り得る状態に置き、又はその性的羞恥心を害する文書、図画その他の物を送付し若しくはその知り得る状態に置くこと。

出典 http://law.e-gov.go.jp

いろいろな被害がある。

「知らない人からの被害。」

わたしもストーカー被害にあったことがあります。

妊婦だったとき、おまえとおまえのこどもを殺す、などと書かれた手紙がポストに入っていました。

それはパソコンで書かれていて、後ろに赤いマジックで何本が殴り書きされた、手にするのも嫌な怖い手紙でした。連続して数回ポストに入っていました。

そのときに住んでいたマンションは、1階にもポストがあったにも関わらず、家の扉にあるポストに入っていた・・・

身に覚えのない、恐怖の手紙。

1階には店舗が入っていたので、不特定多数のひとが出入りする・・
犯人の特定の難しい恐ろしさ。
とてもとても不気味でした。

「知人・交際相手からの被害。」

このケースが、凶悪犯罪につながることがとても多いと思います。

別れたとたん、相手が豹変する。

親しかった分、こちらの個人情報も知っていて、それをもとに強請ってきたり、あとをつける、ラインや電話などの攻撃を仕掛けてくる、待ち伏せなどをする・・・

おそろしいことです。

最悪な事態にならないために。

まず、できるだけ証拠を集めましょう。

メールやラインの保存。
まとわりつきの回数。
いつから、なにがあったのか。
具体的な証拠を、まずはしっかり集めてください。

証拠がなければ、警察に被害届を出すことが難しいのです。

そして、早い段階に親しいひとに相談しましょう。

信頼のできる、親しい人(できれば家族がいい)に相談しましょう。
証人になってもらうことができます。

1人で出歩くことを極力避けましょう。

できるだけ信頼のおける相手と一緒に行動するようにしましょう。
けれど、それもなかなか難しいことです。

そんな時は万が一に備えて防犯ベルを持ち歩くようにしましょう。

ためらわず、警察に行きましょう。

証拠がある程度そろったら、警察に行きましょう。
わたしは、手紙が1通来た時点で、警察に110番通報し、自宅に来てもらいました。

指紋の採取、マンションの聞き込み、パトロールの強化、前歴者との照合などをしてくれました。
真摯に、ていねいに相談にのってくれました。

加害者を相手にしてはいけないこと。

逆に、ストーカーを相手にしてはいけないこと。

異性に間に入ってもらう。

相談するのはいいのですが、相手との接触は非常に危険です。
「こいつが仲を引き裂こうとしている」
「あいつさえいなければ」
などと思いこまれ、その異性にまで被害の及ぶ危険性があります。

ストーカーの相手になる。

脅されて・・・怖いから・・
弱みがあるから・・
逆に腹が立つから・・・

なにかリアクションを求められたり、自分から言いたいことがあることもあるでしょう。
けれど、絶対に相手にしないでください。

自分に興味があるのだ、と勘違いして、ますますエスカレートし、こじれる可能性があります。

絶対に相手にしないこと。

ストーカーに気づいたら、はやめの対応を。

事件につながるような何かがあってからでは遅いのです。

最近は警察も真摯に対応してくれます。

被害者も悪いんだろう、なんてことは絶対に言いません。

できるだけ早く相談に行きましょう。

警察ではこのような対応をとってくれます。

出典 http://www.police.pref.hokkaido.lg.jp

そして、充分な警戒を。

警察に行ったからといって、即逮捕、ということにならないことの方が多いと思います。

わたしの場合は、妊娠中だったこともあり、加害者もそれを承知の上だったので、家から出るときは必ず夫と一緒に出ること、実家に行くときも父の送り迎えを頼むこと、絶対にひとりきりにならないことを徹底しました。

1人で悩まないこと。
1人で解決しようと思わないこと。

これがいちばん大切だと思います。

本人でなくても身の回りにストーカー被害者がいるのなら、ぜひ、話を聞いて、対策を立ててください。

何かあってからでは遅いのです。

早めの判断を。

これってストーカーかも?とおもったら早めの判断をしてください。

交際相手との破局のあとなどを引きずると、被害者ももちろん、加害者も長い間苦しむことになります。

迷惑だと思ったらストーカー行為、というくらいに割り切って、冷静に考えましょう。

ストーカー犯罪がなくなることをねがってやみません。

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須藤 香織 このユーザーの他の記事を見る

神戸在住。旅が好き、写真を撮ることが好き、食べ物が好き。2児の母親です。ゆるゆる記事を書けたらと思います。

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