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石田衣良さんが親切にお悩みに答えてくれるメルマガ『石田衣良ブックトーク「小説家と過ごす日曜日」』。今回は優先席で席を譲る判断基準についてです。お年寄り、妊婦さん…必要な人に譲るための石田さん流のコツとは?

優先席を譲る判断基準ってなんですか?

私が優先席に座っている時、お年寄りや妊娠中の方であれば、すぐに席を譲るようにしています。

ただ初老の女性の場合「まだそんな年じゃないわよ!」とムッとされることがあります。それに、ちょっとお腹がポッコリした感じの女性は、肥満なのか妊娠なのか本当にわかりづらくて困ります。石田さんは判断に迷うとき、どうしていますか?

石田衣良さんの回答

ぼくも必要な人には譲ることが多いですね。でも「お年寄り」の判断って難しいよね。例えば60代前半とかでバリバリ働いている人もいるじゃない?若い人達から見たらすごく歳とって見えるだろうけど、当人は全然そんなこと思っていないからね。

なので、明らかに髪の毛が白い70歳以上の人に声をかけて譲るようにしています。席を譲るときのコツなんですけど、にこやかに席を空けますけど、どうですか?」って声をかけておけば「いや大丈夫です」って断られたときに、

「あ、そうですか」って言って元に戻れるんだよね。

先に立って「どうぞ」って言ってから断られたりすると、お互いに居心地が悪くなるでしょう。だから譲る前にコミュニケーションしてワンクッションを置くと、断られた後も気まずくないよね。

ここでいちばん判断に困るのは妊婦さんだよね。ぼくは、うちで奥さんが妊娠してつらそうだったのも見ていてわかるので、席を譲ってあげたいんだけど、太っている人と妊婦さんの違いはなかなか難しいんです。

ただ、妊婦さんって、肌が透き通るようになってすごく綺麗なんですよ。なので、肌があんまり綺麗じゃないちょっと小太りの人だったらパス(笑)。「あ、この人肌が綺麗だな」と思うお腹の出た方だったら譲る、っていうのでいかがでしょうか。

日本人って、席に座っているときに皆ぶぜんとした表情をしていますけど、心の中はそんなに厳しくないので、妊婦さんだったら積極的に席を譲りたいと思っているはずです。

なので、妊婦さんには、国が配布しているマタニティマークをどんどん活用してほしいですね。

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