これは、かつて私の息子がニューヨークで全米規模のチェーン店で働いていたときに、実際にその店で起きた出来事です。

同じ店でレジ係として働いていたある1人の青年が逮捕されました。店が青年のことを警察に通報したのです。通報でかけつけた警官は、店内でその青年の手を後ろに回し、手錠をかけて連行していったそうです。

それは犯罪

何故、青年が逮捕されたのかといえば、 青年の友人たちに、店の品物の値段を勝手に安くして レジを打っていたというのです。店側はそれを知って直接青年に注意することはなく、いきなり警察に通報したのです。

店員たちが友人・知人たちに勝手にディスカウントを入れてしまうと、店側にとってはたまりません。 知り合いに「安くしてよ!」といわれてると、そうしなければいけないような強迫観念が働きます。でも、それを店員が勝手にしてしまうと犯罪になってしまうのです。ついどちらもやってしまいそうなことですが、このようなことにならないよう気を引き締めましょう。

軽い気持ちで勝手に値段を下げてしまった?!

息子によると、とても優しい先輩だったそうです。 多分、その優しさが恨めに出たのではないでしょうか。 友人たちに、「安くして!」と頼まれ、 軽い気持ちで勝手に値段を下げてしまったのではないでしょうか?

でも、自分の店ではないので それは横領・詐欺になってしまいます。 青年がどういう経緯でどれくらいの物をいくら値引きしたのか、何度それをしたのかまでは、息子にもわかりませんでした。かなり頻繁だったのかもしれません 友人が買い物する度に、それは繰り返されていたのでしょう。

塵も積もれば山となる。 店側にとっては損害です。でも、莫大な被害が出ているとは思われません。

厳しい処置

普通なら、示談にしてこれまでの損害額を青年に弁償させるのが妥当な気もしますが。青年は裁判にかけられます。店では解雇されていますので、青年が二度と店に現れることもなく、その後どうなったのかまではわかりませんでした。

アメリカの特に全米規模の大型チェーン店は、このように従業員に対して、とても厳しい処罰を容赦なく下します。もちろん、客に対しても、万引きなどした場合は、即、警察に通報、逮捕です。

日本のように、公にせず、「今回は見逃すが。。」などということは絶対にありません。

アメリカで犯罪者として登録されると、その記録は一生ついてまわります。そうなるとこれからの就職先も見つかりにくくなります。 青年には、とても厳しい将来・現実が待っています。

青年はきっとそれが犯罪だという意識はなかったことでしょう。でも、世の中は思っている以上に厳しいのです。

ですが、青年の未来を一方的に閉ざしてしまうような社会はどうかと思います。

そして客側である友人・知人たちも、たとえその店で自分の友達(知人)が働いているからといって、 気軽に「安くして!」と言わないことです。それが自分の友達(知人)を犯罪者にしてしまうことになるということを、ちゃんと覚えておきましょう。

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