記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
恋人が途切れない人っていますよね。
ずっと恋をしている人を恋愛依存症や恋愛体質、と称している話を耳にすることもあります。

今回のテーマは「恋愛依存症」です。恋に依存してしまうとはどのような状態なのか、など医師に聞きました。

恋愛依存症と恋愛体質の違いって?

「恋愛依存症」と聞くと、どんなイメージを持つでしょうか。

恋愛にはまっている、彼氏や彼女に夢中な状態?
…実はそれだけではなく、もう少し深刻な状態のものです。

依存は、ご自身の行動を意志や理性の力でコントロールできない状態をいいます。
恋愛依存症になるとアルコールや薬物依存などと同様に、自分の意志で自分の行動を制御できません。

基本的に恋人が途切れず、いつも恋愛をしている男女を指す「恋愛体質」とはまったく別のものです。

恋愛依存症ってどういうこと?

恋愛依存症になると、恋愛をしていることによって普通の日常生活が送れない状態になってしまいます。

恋愛依存症は自分の生活、気持ちにおける恋人の占める割合が非常に大きいです。
人間が生活していくために必要な以下のようなことに影響を与えてしまっている場合を指します。

・自分のスペース

・恋人以外の人間関係
・仕事や学業などの社会的な責任や役割

≪具体的な恋愛依存症の行動例≫
・恋人がいないと生きていけない、死んでしまうと本気で考える
・恋人に会うためにほかの友達や家族などとの約束をすっぽかす
・それほどの経済的な余裕がないのに恋人に高額な贈り物をする
・お金を提供する
・相手に期待をするあまり、無理難題を言う
・極端な束縛をしてしまう
・自分の理不尽な期待や要求が満たされないと悲嘆に暮れたり激怒したりする


なお、下記のような状態にとどまっているならば、恋愛依存とは言えません

・時間のある時に恋人のことをうっとり考える

・相手が自分のことをどう思っているか心配でたまらなくなる
・デートの時にうれしくて浮かれてしまったりする

どんな人が恋愛に依存しやすい?

恋愛依存になりやすい人は、幼少期に愛情の面であまり恵まれない時期を過ごした傾向があります。その時期に満たされなかった、寂しかった、愛されたかったなどの感情を感じています。

それが思春期以降、ある程度甘えられる存在である恋人を得て、その愛情要求や思いを満たそうとする…という人が恋愛依存症になることが多いです。

また、過去の恋愛体験なども以後の恋愛依存に影響することがあると考えられています。

恋愛依存を直すには…?

恋愛依存の治療としては、「自分」の生活に軸足を置いて、恋人、仕事、家族や友人関係などのバランスを立て直すことが大切になってきます。

自分ではどうしたらいいのかわからない状況まで恋愛依存が進んでしまった方は、カウンセリングや精神科の助けを借りて、自分を客観視してみる機会を持つことも非常に役に立つことがあります。

親や友人など実生活で関係のある相手の助言は、こと恋人との関係に関するものであれば感情的になってしまいなかなか受け入れにくいこともあります。ときにはその恋人を直接知らないプロの意見を聞くことで、意外とすんなりと受け入れられることもあるものです。

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【医師からのアドバイス】

恋愛依存症の例は、恋愛中の方であれば1つ2つは思い当たる項目がある方もいらっしゃるかもしれませんね。

自分自身の生活が恋愛のために阻害されている、と感じたら一度恋愛のあり方を見直してみてはいかがでしょうか。


(監修:Doctors Me 医師)

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