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記事提供:Techinsight

角川春樹の娘・角川慶子がお昼のバラエティ『バイキング』に出演して、GLAYのTERUが「この女性を支持します」と共感したブログ投稿「保育園落ちた日本死ね」を取り上げた。

自身も保育園を経営することから待機児童の問題を解説、政治に詳しい東国原英夫氏からも現状が明かされる展開となった。

一般女性がブログに「保育園落ちた日本死ね」と子どもを保育園に預けられない不満を爆発させ、「私活躍できねーじゃねーか」「会社辞めなくちゃならねーだろ、ふざけるな日本」という内容がネットで話題となった。

GLAYのTERUもツイッターで賛同を示して自身の妹や従姉妹が同じような苦労をしたことを明かしている。

3月4日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で角川慶子がその件をテーマに選ぶと、

メインMCの坂上忍は「ヘアメイクさんが出産して同じ状況、復帰したくてもできずにずれ込んで切実な問題だ」と共感しながらも「ただ、あの口のきき方はダメですね」と釘を刺した。

角川慶子の解説によると、都市部で待機児童が減らない理由には「用地不足」「住民の反対」「保育士不足」があり、なかでも「保育士不足」が大きな課題だという。

平成26年度の保育士は約42万5000人で待機児童解消には約6万2000人足りないものの、保育士の資格を持つ人は約130万人もいる。しかし、労働環境の悪さから働く人が少ない。

雨上がり決死隊の宮迫博之はロケで保育士体験をしたが、「あんな重労働はない、こんなことを一日やっているこの人たちのすごさ…」と感心したそうだ。

現状は保育士(男性35歳)の平均賃金は21万9200円(額面なので手取りはさらに少ない)で政府の改善策により5%増えても23万円を僅かに超える程度だ。

ゲストの益若つばさは保育士の友人も多く「子どもを預かるのは命を預かるのと変わらない。親からのクレームもあって割に合わない」と聞いたという。

彼女はなぜ医師と同じく保育士や介護士も命を預かる仕事なのに待遇に違いがあるのかと疑問を投げかけた。

保育士の離職率は10%程度で、資格をとった人の半分くらいしか就職しない。角川慶子によると、保育士になった人は保育園の存続や子ども達との信頼関係を考えて責任感から辞めづらくなり「気持ちの熱さだけ」でやっているという。

そうした現状を知って坂上忍が「この問題こそ超党派で速く解決して欲しい」と訴えると、

東国原英夫氏は「政府は今、2017年までに40万人の受け皿をもうけるとの方針でやっているが、どうなることやら」と語り、保育士には夜間にバイトをする人も多いと切り出した。

「涙ぐましいでしょう」と周囲に共感を求めながら「たとえば、キャバクラでバイトする保育士にはキャバクラの時給をあげるべきなんだ!」と力説するが坂上に却下されてしまう。

さすがに坂上も彼の脱線にはつきあわず「保育士や介護士は思い入れがないとできない。それに対して満足なものが与えられない矛盾がイラつかせている。なんでそこに金を使わないんだって…」と主張。

今度は真面目に東国原氏が、経費や規制でいきなり施設を作るのは難しい、“保育ママ”やNPOなど民間の力が必要と説いた。角川慶子も「大きな会社では出てきたが、会社の中に保育園をつくるところをもっと増やせば良いと思う」と持論を述べている。

また、鈴木奈々から「いつになったらこの問題は解決するのか?」と問われて、東国原氏は待機児童の実態把握は地域で差があると説明する。

子どもを預けたいが預けるところがないので、仕事に出るのを諦めて家庭で子どもをみているケースは待機児童に含まれないという。

そのため、環境が整い「さあ預けてください」となればそうした人も預けるので把握している以上に増える可能性があり「そこは難しい」と懸念していた。

その後も、幼児虐待が増えていることやご飯を食べられない子どもの貧困は待機児童問題と繋がっているのではないかなど議論が続いた。

坂上忍が「あの口のきき方はダメですね」と指摘したブログの内容だが、もし丁寧な文面だったらここまで波紋を呼ぶことはなかっただろう。

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