所変われば言葉も変わり、そして文化・習慣も変わる。これは当然のこと。でもここまでというのはさすがに仰天でしょう。インドではこのほど、軍の試験に政府が「生徒の全員はパンイチ(パンツ一枚)で試験を受ける」ことを要請。

というのも、インドでは試験時に度重なるカンニングが尋常ではないほど多く逮捕者も出る始末。そう、インドでは尋常ではない事態が起こっているのです。

2015年3月には驚くべき光景が

出典 http://www.independent.co.uk

これ、何の写真だと思いますか?恐らく誰もが予想できないでしょう。そして、間違いなく日本ではあり得ない光景でしょう。2015年3月に5階建てのビルで行われた試験に、学生の家族や友人、親戚などが外から答えを教えたりもしくは解答を投げ入れたりしている時の様子なのです。

ここまで派手にカンニングをするとは…!この時も警察が出動し300人以上が逮捕、700人以上の生徒が退学処分になったそう。インドのカンニング問題は、もはや「政府の力だけではどうすることもできない」とまで言われているとか。

インドでは「なるほど!アイデア賞‼」ほどの勢いで様々なカンニング方法が行われているそうです。手に解答を書くのは当然、生徒同士でカンペを回したりランニングシャツの内側にマイクをセットして超小型イヤホンを耳に入れたり(そしてカンニング専用の服も売っているそう)ありとあらゆる不正事実があるために、今回政府が苦肉の策で考え付いたのが「裸で試験」だったというわけです。

「絶対にカンニングはさせない‼」政府も必死⁉

出典 http://indianexpress.com

と、いうわけでこのほどビハール州で、1150名ほどの受験生が青空の下、パンツ一枚で試験を受けるという何とも奇妙な光景が見られました。これはインド軍の入隊試験。事前に知らされていなかった受験生たちは当日「服を脱げ」を言われて驚いたそう。

「びっくりしたけど言われた通りにしました」

出典 https://www.youtube.com

そもそも、受験者全員がカンニングをするわけではないので、ちゃんと勉強して試験に備えている人にとっては全くもっていい迷惑。でも政府の命令とあれば致し方なく全受験生がパンイチで受験したそう。インドが寒い国じゃなくて良かったですよね。

さすがにここまですればカンニングのしようがないでしょう。いや、ひょっとしたらパンツの中にカンペを仕込んでいるかも…でもこれだけのだだっ広いスペースでこんなに隣の受験生とも離れていたら、一人でもゴソゴソ怪しい動きをしていたら一発で目立ちそうでもありますよね。

とにかく、身体検査をする手間も省けたということで時間の節約にはなったそう。カンニングをしない人からすれば、ここまでしないと受験できないっていうのもなんだか悲しい…。

ちゃんと勉強しようよ~

出典 http://www.ucanindia.in

筆者はこれまでカンニングなんてしたことがないので、カンニングするのにあれこれ頭を使うよりは、手っとり早く全て暗記した方が絶対にいいと思うんですけどね。カンニングのための準備に時間を厭わない人も多く、試験に家族まで巻き込み協力する家族も家族…。試験に警察出動騒ぎにまでなるインドはどうなってるの⁉と思ってしまいます。

とにかくカンニングが多いインド。政府のこうした苦肉の策も意外に役立つようですが、何とかして今後のカンニング防止にもう少しマシな方法を思いつくといいのですが。ここまでしなければいけないというのもなんだかな~と思ってしまった筆者でした。

出典 YouTube

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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