記事提供:子ある日和

自分の子供のことを褒められたとき、思わず「そんなこと無いんですよ、家では言うこと聞かなくて」なんて謙遜してしまったことはありませんか?

それを子供が聞いていた場合、子供は一体どのように受け止めるのでしょうか?

子供にはプライドがない、と思いがちですが、実は子供にも大人と同じようなプライドが存在します。

そして、日頃使っている何気ない一言や叱り方が、子供のプライドを無意識に傷つけてしまっていることもあるのです。

今回は、そんな「子供のプライド」に焦点をあて、子供のプライドを傷つけてしまう行為について考えてみたいと思います。

人前で叱ること

子供だって悪いことをすれば「あちゃー」と思うものなのです。

しかし、それを人前で怒鳴りつけられたり、お尻をぶたれたりした時には、傷つきます。

スーパーで走り回り危険なとき、他人に迷惑をかけているとき、親としては躾けのためにも「こらっ!」と怒鳴りたい気持ちはありますが、ここはぐっと堪え、例えばスーパーの片隅に連れて行き小声で怒るなどしてみてください。

意外と子供は、「分かった」と言っておとなしくなるかも知れません。

人前で怒られると、プライドが傷つき、返って悪さをしてみたい衝動に駆られることもあるのです。

出来ないことに対し、イライラすること

どんなこともでも初めから上手に出来る人はいません。

そして子供にとっては、世界のすべてが初めてなのですから、これは至極当たり前のことです。それなのに出来ないことに対し、イライラされたらどう思うでしょうか?

例えばトイレトレーニング。

お漏らしをしてしまった子供に対し、追い討ちをかけるように怒ってしまったことはありませんか?

おしっこを漏らしたことを誰よりも恥ずかしがっているのは子供です。

親はその気持ちを汲んで「次頑張ろう」と思わせてあげる必要があるのです。

他の子供、また兄弟で比較すること

子供が何かを出来なかったとき「○○ちゃんは、出来るのに」と言ってしまったことはありませんか?また、「お兄ちゃんは良い子だった」などと兄弟間で比較するような発言をしてしまったりしていませんか?

大人でも誰かと比較されることが嫌なように、子供だって他人と比較されたくはありません。そうして、余りにも比較されすぎると、誰かと比較されるのが嫌で何もしなくなってしまうでしょう。

子供の成長が一人一人違うことは当たり前です。

親は、子供の特質を見極めてあげ、子供に出来ないことがあっても「大丈夫だよ、ゆっくり頑張ろう」と励ましてあげることが大切です。

人格を否定するようなことを言うこと

「ほんと、ダメなんだから!」などと頭ごなしに否定するような言葉を使ったことはありませんか?

また「意地悪ね」などと、子供の人格を決め付けるような単語を発したことはありませんか?

そういった言葉は、子供のプライドを傷つけるだけでなく、人格を否定されたような気持ちにさせます

そして、子供が“人格を否定された”と思うと言うことは、自分に価値がないと思わせるということであり、子供の成長を止めてしまうきっかけになる可能性があることを認識しましょう。

やろうとしていたことを“やりなさい”と叱ること

自分が子供のときのことを思い出してみてください。今から宿題をやろうとしていたときに「宿題は?」と聞かれると、途端になる気を無くしてはいませんでしたか?

それは幼い子供でも同じです。子供は日々成長しています。

そしてお母さんが言っていることも良く聞いていて「明日は頑張ろう」とひそかに思っているのです。

そして、一度怒られたことをなんとか次の日は怒られないように頑張ろうとしているとき「今日は気をつけてね!」と言われてしまったらどう思うでしょうか?

子供はプライドを傷つけられたと思うと同時に、やる気をなくし、翌日からはもう頑張らなくなってしまうでしょう。子供のやる気を尊重せず、先走って怒ってしまうことは、子供のプライドを傷つけるだけでなく、やる気を奪うことに繋がります

まとめ

以上のように、子供のプライドを傷つける行為についてまとめさせていただきました。
一般的に「プライド」というと「プライドが高い」と混合しがちですが、ここで言うプライドとは自尊心のことを指します。

自尊心がない子供は、自分に自信が持てなくなり、自分から何か行動を起こすことを嫌います

そのような子に育てないためにも、子供のプライドを傷つけず、自尊心を高めてあげることが重要なのです。

そして、子供と言え、一人の人格を持った人間であると言うこと。

そして、親であっても、子供を尊重しなくてはいけないと言うことを、親が常日頃から意識することが大切です。

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