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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
赤ちゃんの目に、目やにがついていたら気になりますね。赤ちゃんは、大人よりも目やにがつきやすいようです…それは何故なのでしょうか?また、赤ちゃんの目は、どのようにケアしたらいいのでしょうか?

今回は、赤ちゃんの目やにについて、医師に聞いてきた話をお伝えしたいと思います。

目やにの正体は?赤ちゃんにはなぜ多いの?

目は、表面をなめらかに保つために、粘液を分泌しています。目やには、この目の角膜や結膜から出される粘液に、老廃物やほこりなどが混じったものです。この粘液や老廃物は、目を開けているときは、まばたきで涙と一緒に鼻涙管という、鼻と目をつなぐ管を通って鼻へと流されます。睡眠中などは、まばたきをしないので、汚れや老廃物が目にとどまるので、起きたときに目やがつくことになります。

赤ちゃんは

・寝ている時間が長い
・鼻涙管が細く、つまりやすい
・鼻涙管が短いため、鼻水が逆流し、雑菌が入りやすい

これらの理由で、大人より目やにが多くなります。特に生後2~3ヶ月の間は、目やにが多くなりやすい時期となります。

赤ちゃんの目やに、基本のケア

ちゃんに目やにがついていたら、清潔なガーゼや柔らかいタオルなどをぬるま湯で湿らせ、優しく拭いてあげるようにしましょう。赤ちゃんは、目のまわりがはれぼったくなっていることも多いので、少しかぶさっているまぶたをひろげるように目頭から目尻にむかって拭いてあげると、きれいにとれます。こびりついている場合は、少し湿らしたガーゼをしばらく置いてふやかしてあげるといいでしょう。

ケアをする時は、必ず手を石けんできれいに洗い、ガーゼを使うときは、同じ場所何度も拭いたり、もう一方の目を続けて拭かないようにしましょう。家族との共有も避けるようにすることが大切です。

いつもより、赤ちゃんの目やにが多い気がするとき

ケアをしていても、目立って赤ちゃんの目やにが多いこともあります。

1. 風邪
風邪で鼻水が出たり、鼻が詰まりやすくなっている場合。このようなときは、目やにが黄色や緑色をしたり、ねばっこくなることもあります。

2. 結膜炎
また、白目の充血なども伴う場合、結膜炎を起こしていることもあります。症状がひどい場合は、小児科や眼科を受診し、処方された点眼薬で治療しましょう。

3. 逆さまつげ
赤ちゃんは、逆さまつげにもなりやすく、そのため目やにが多いこともあります。

4. 先天鼻涙管閉塞
先天鼻涙管閉塞といって、生まれつき鼻涙管が閉じている場合、目やにがひどくなることがあります。その症状によって、涙のうのマッサージや点眼、あるいは「涙道ブジー」という鼻涙管を通す処置をすることもあります。

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【医師からのアドバイス】

目やにが常に多いと感じる場合場合は、眼科や小児科を受診するようにしましょう。赤ちゃんの目やに、適切にケアをして、パッチリした目のかわいい笑顔を守りたいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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