記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
髪を巻いたり、伸ばしたり、美しいヘアスタイルを作り上げるのに女子は欠かせないコテヘアアイロン。気をつけてはいても、高温であるため、忙しい朝などついつい首もとや顔に当ててしまい、「熱いっ!」と飛び上がってしまったことはないでしょうか?

コテやヘアアイロンを使う女子によく起こる首もとや顔まわりのやけど。
お洒落は我慢…とはいうものの、やけどのあとが残ったりしては元も子もありません。やけどに対してはどのような対処をすればよいのでしょうか? 今回はヘアアイロンやコテでやけどしてしまった時の処置などについて、医師に解説していただきました。

やけどは最初の処置が重要!まずは患部を冷やすこと

ヘアアイロンやコテは、100℃以上で使うことが多く、200℃近くで使用することもあります。そのため、少し肌に触れただけでもやけどが起こりやすいといえます。
また、髪に使うため、どうしても首もとや顔まわりの近くで使用することになり、肌にも触れてしまいやすく、首や顔まわりのやけどが起きやすいです。

やけどは、初期の処置がとても大切です。
「あつい! 」と一瞬でも感じたら、傷を確認し、しっかりと冷やしましょう。できれば流水で冷やし続けると良いです。難しいときには水道水で優しく洗い、流水やきれいな濡れタオルや、タオルに包んだ保冷剤で患部を冷やします

新常識!?やけどに消毒はいらない!

やけどをしたら消毒するものと思われている方もいるのですが、やけどの傷を消毒すると、皮膚を再生しようとしている細胞もやっつけてしまうことがあります。消毒をすることによってやけどの傷跡を残してしまうことがあるので、やけどの跡を残さないようにするためには消毒をしないことが大切です。

また、やけどの傷は乾燥してしまうと、皮膚を再生するための細胞がうまく働けなくなり、しっかりと皮膚が再生されないままになってしまいます。そうすると傷が治るのが遅くなったり、やけどの跡も残ってしまいやすいので、傷が乾かないようにワセリンをたっぷり塗っておきましょう。

ガーゼに傷がひっつく…対処法は?

ガーゼは傷を乾燥させやすいので使わず、市販の潤いのある傷保護材などを貼るようにすると、傷がきれいに、はやく治りやすくなります。
もちろん、傷がひどい場合や痛みが強い場合は皮膚科を受診し、診察、処置してもらうことが大切です。

皮がむけたりした場合でも、多くの場合、皮膚は2週間程度で落ち着いてきますが、傷のまわりが赤くなって痛みが出たり黄色く化膿してきたら、その場合も早めに病院を受診することが大切です。
また、傷があると紫外線を受けると色素沈着などしやすくなることもありますので、受傷後は、できるだけ日光を避けるようにすることも大切です。

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【医師からのアドバイス】

顔まわりだとどうしても気になって化粧品などで隠すことを考えられる方もいると思いますが、含有物などに反応したり、菌が入って炎症を起こしやすくなるため、受傷後しばらくは傷口への化粧品は避け、保湿剤と保護剤を使い、どうしても気になる場合は、その上からコンシーラーなどでカバーされるのが安心です。
また、早めにやけどの跡を残さず綺麗になおすには、規則正しい食生活、睡眠も大切です。日頃から気をつけて、きれいに治したいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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