出典 https://twitter.com

千葉県船橋市の“非公認”ゆるキャラとして活動しているふなっしー。

愛らしい容姿とゆるキャラらしからぬ巧妙なトークで、老若男女を問わず愛される存在です。

そんなふなっしーが、人知れず東日本大震災の被災地に支援を続けていることをご存知でしょうか?実はいくつかの支援活動をしており、その活動によって現地の雇用にも貢献していることが分かりました。

順に紹介していきます。

1. 分身ふなっしーの製作を依頼

出典 http://www.mishinkoubou.org

東日本大震災では、多くの方が家族、住む場所、仕事を失い…中にはそれら全てを失った方もいらっしゃいます。そんな時、ミシンでお裁縫をすることで収入を得よう、生きるために頑張っていこうという方々が立ち上がったのです。

もちろん作業をする場所、ミシンの使い方の講習など問題もたくさんありましたが、それらも多くの支援者によってクリアされて、南三陸ミシン工房はできました。

ふなっしーは多くのグッズを販売していますが、支援の一つとして「分身ふなっしー」と名付けたぬいぐるみの製作を、この工房に依頼したのです。

出典 https://www.makuake.com

可愛らしいふなっしーのぬいぐるみ達…これらは一つ一つ工房の皆さんがミシンで手作りして作られました。海外の工場に依頼すれば、もっと安価で大量に作ることも可能ですが、全ては「被災地の復興支援のため」というふなっしーの思いで実現したのです。

この分身ふなっしーの売上の一部は、公益財団法人みちのく未来基金に寄付されています。

工房の方達は、ふなっしーの依頼に感謝のコメントをしていました。

分身の製作を依頼してくれたふなっしー、商品をお買い求めくださった皆さん、2011年秋に呼びかけに応じて寄付金を送ってくださった皆さん、そして何よりも、ひたむきにミシンに向き合って活動に参加してくれた縫い手の皆さん。

本当にありがとうございます。

出典 http://www.mishinkoubou.org

他にも多くの企業、団体がこの工房を支援しています。

現在は工房オリジナルの手作りバッグの製造・販売をしていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。

2. 地元のお祭りと被災地の復興支援、両方に一肌脱いだ

出典 http://myfuna.net

船橋市内でも最大級の祭礼「下総三山の七年祭り」で知られる二宮神社(船橋市三山5-20-1)参加の子神社有志で10月初旬からふなっしーとコラボした手拭が祭りの寄付に対して返礼品で用いられることが分かった。

出典 http://myfuna.net

このお祭りは千葉県の無形民俗文化財に指定されている歴史あるお祭りなのですが、昨今の不景気や船橋から離れてしまう人、家業を継がずに会社勤めをしている人が増えたため、地元からの寄付金が集まりにくいという事情があったのです。寄付金が集まりにくいということは、お祭りの開催も危うくなるということ…。

そこで船橋で知名度があり、以前二宮神社とコラボしたお守りを発売したこともあるふなっしーに協力を依頼したのです。

地元を盛り上げるために、と快諾したふなっしーですがここでも被災地のことは忘れていませんでした。

ふなっしーは、地元の大きな祭礼に協力するので著作権などの権利金を放棄する代わりに、集まった寄付金の中から、震災孤児を支援するNPO法人「みちのく未来基金」への寄付にも充てて欲しいと快くコラボに応じたという。

出典 http://myfuna.net

自身の著作権権利金を震災孤児への寄付にも充ててほしいと申し出ていたのです。地元・船橋のことはもちろん、被災地のことも考えた上での行動…とても真似できません。

3. ポイントカードでも支援を

出典 http://www.symons.co.jp

加盟店でポイントを貯めることができるサイモンズポイントカードには、ふなっしーデザインのカードがあります。

実は、このポイントカードには他にもデザインがあり、失効したポイントは社会貢献を目的とした寄付に使われる仕組みなのですが、ふなっしーデザインのものに関しては寄付先が明確にされているのです。

出典 http://www.symons.jp

「東日本大震災の被災地支援をする」と明記されていました。行き先が決まっているという点では安心感もありますよね。

残念ながら、現在はふなっしーデザインのカードは配布していないようですが、日々のお買い物で社会貢献ができるのは、大きな魅力と言えそうです。

そして、先日ついにふなっしー自身がTwitterで新たな取り組みについて言及しました。

4. クレジットカードで被災地を支援

三菱UFJニコスから発行されているふなっしーデザインのカードのライセンス料を、被災地支援へ充てることを発表したのです。

また、このカードは年会費も無料ということで利用者に一切負担がかからないとのこと。

さらにこんな特典も付いていました。

出典 http://www.cr.mufg.jp

ふなっしーカードで支払った金額の0.1%についても寄付出来る仕組みになっていました。

もちろん海外旅行傷害保険サービスなどの特典もついていますが、被災地支援の仕組みがついているのはこのカードだけです。

さて、ふなっしーはたくさん寄付をしていますが、どこに寄付しているのかも気になりますよね?実は先述した公益財団法人みちのく未来基金に寄付をしているのです。

2年足らずで1500万円以上も寄付していた…

出典 http://myfuna.net

この団体は東日本大震災で両親や親を亡くしてしまった学生へ、学費支援などを行っています。返済義務がない形での学費支援だということも特筆すべきポイントと言えるでしょう。

ふなっしーは、いつ頃からどのくらいの寄付をしているのでしょうか?

ふなっしーは、同事務局が把握している限りにおいて、2013年6月から寄付を始めている。

ふなっしーグッズを製造している会社の名前で突然の振り込みがあったため、職員が謝辞の電話を入れたところ「ふなっしーさんが、ライセンス使用料を寄付してくれと指示したので」という返事が返ってきたので分かったという。

出典 http://myfuna.net

2013年と言えばブレイクし始めた頃…そこまで売れていない時から寄付をしていたようです。上記のエピソードからもわかるように、ふなっしーは決して自分の名前を全面に出さずに寄付をしていました。もし事務局が確認しなければ、ふなっしーの指示によるものだということも明らかにはならなかったでしょう。

さらにその金額は、累計1500万円にも上るとのこと。しゃべるキャラクターが、ここまで社会貢献をするなんて誰が想像したでしょうか…感謝の言葉しかありません。

ところでふなっしーは、芸能事務所に所属しないスタイルで活動をしているのですが、コラボやグッズ関連の仕事をする際に、こんな条件を付けていることがあるそうです。

被災地への寄付を条件に仕事を受ける

Licensed by gettyimages ®

ふなっしーは様々な相手と組んでグッズを制作したり、コラボしたりしているが、相手側に対し東北の被災地への寄付を条件にしていることも多いとのこと。実際にいくつかのメーカーや店舗などが、ふなっしーが指定しているという東日本大震災で親を失った子どもの進学を支援する「みちのく未来基金」に寄付した金額を報告している。

出典 http://nazefunassyi.hatenablog.com

被災地への寄付を条件にしているなんて…優しすぎる!事務所にも所属せず活動する中で、こういった条件を提示するのはきっと勇気のいることでしょう。ふなっしーの覚悟すら感じます。

これまで自ら語らずに寄付活動をしていたのに、今回のクレジットカードについては初めて言及したふなっしー。その理由は、私たちにも責任があるように思えました。

風化することで寄付も減少することが予想されている

Licensed by gettyimages ®

一年間の運営にかかる金額はおよそ4億円。徐々に震災が風化していくことで寄付も集まりが悪くなることが予想されているという。

出典 http://myfuna.net

震災が風化してしまうのは、私達が忘れてしまうからです。たとえ報道されなくても、どんなことが起きているのか、何が必要なのかという情報はネットでも見ることができます。

2011年から5年…風化を恐れているからこそ、ふなっしーは今回自身の口から語ったのではないでしょうか。

あれから5年…早いと感じるか、遅いと感じるかは人それぞれですが、まだ仮設住宅で暮らしている方、不便な生活を強いられている方はたくさんいます。そういった方達のことを忘れず、風化させないことが一番大切なのではないでしょうか。

初志貫徹し、今も被災地のために頑張るふなっしーには恐れ入りました。是非、今後もこういった活動を元気に続けて欲しいですね。

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