東京大学、略して東大。そこに通う学生たちは「東大生」と呼ばれ、「天才」というレッテルを貼られます。しかし、本当の彼らはどんな人たちなのでしょうか。生まれつき頭がいいのか。どんな家庭環境で育ったのか。どうして「東大生」になったのか。

そんな疑問を持ったSpotlight編集部は、「東大生」の真の姿を探るべくインタビューを敢行!3月13日(日)に放映されるフジテレビ系の特番『日曜ファミリア・さんまの東大方程式』にも出演する5人の現役東大生に、自身の生い立ちや家族との関係など、気になることを質問してきました。

今回インタビューに答えてくれたのはこの5人

片山 直さん(文科Ⅰ類2年・21歳)
ミスター東大コンテスト・グランプリ。身長180cmのぐうの音も出ない正統派ハイスペックイケメン。埼玉県立浦和高校出身で「勉強」「部活」「行事」と「三兎を追え」と教えられる。東北楽天ゴールデンイーグルスのファンで、随所にその話を織り交ぜてくる。

森 章彩子さん(理科Ⅱ類2年・22歳)
ミス東大コンテスト・ファイナリスト。生まれは東京。茨城育ち。茨城県立土浦第一高校出身。理科Ⅱ類から経済学部に文転予定。本人いわく「そもそも経済学は文系科目ではないのでは?」。趣味のピアノは2歳から始めたもの。

熊澤 陸さん(文科Ⅲ類1年・18)
ミスター東大コンテスト・準グランプリ。新潟生まれ、東京育ち。東大卒の父親の仕事の関係で、幼少期は香港で過ごす。筑波大学附属駒場高校出身でストレート入学。身長178cmの女装もこなす3枚目イケメン。予備校時代に男子からモテた経験もあり。ミスター東大なんだからモテるのではないかという質問に対し、「モテるのはグランプリ(片山)だけ」と回答。

女装姿はこちら

小林 万有さん(文科Ⅲ類2年・22歳)
さいたま市立浦和高等学校出身。中学受験経験者。東大のアイドルコピーユニット『東大Honeypot』所属。同サークルは、本人いわく「アイドルではなく、アイドルの曲をかけておどるオタク集団」。ハロプロが好き。

永田 諒さん(理科Ⅱ類1年・21歳)
長野県立松本深志高校出身。同高校は自由な校風と、文化財にも指定されるほど歴史ある校舎で有名な進学校。しかし、自身は偏差値20代から東大に入ったビリギャルならぬビリギャ男。インタビュー直前に、ひげを剃り直しにいくなど物怖じしないマイペースな性格。東大生らしからぬルックスだが、大きなビジョンを持つ熱い男でもある。東大発のオンラインメディア『UmeeT』などでライター活動も。

「天才」と呼ばれる東大生。彼らの背景にあるもの

——みなさん、本日はよろしくお願いします。

一同:よろしくお願いします。

やっぱりスパルタ?東大生の親子関係とは

——ご両親はどんな方でしたか?

小林:うちは厳しかったですよ。テストとかも全部見せなきゃいけなくて…。「100点以外は0点だから」って怒られてました。(苦笑)漢字1個まちがえた98点のテストとかも隠してましたもん。

熊澤:まじで!?うちは割とゆるかったですよ!高校のテストで0点とったこともあるんですけど、点数の前にも「10」をつけて「100」にしたのを見せたら笑ってくれるような。(笑)

永田:うちもド放任でしたね。けど、自分で100点のテストをピックアップして、それを持って親にプレゼンしてました。「こんだけ100点とったからおこづかいくれ」って。

小林:わたしもそれしてた!「中学生のテストで何位になったら○○買ってくれ」みたいな契約書交わしてたよ。「サインして!はんこも押して!」って。(笑)

片山:俺もおこづかいってのはもらってなくて、通知表で「5」ひとつにつき500円、みたいな感じの出来高制にしてた。

「生徒会の経験」は東大生にとってマスト!?

永田:俺、中学のとき「勉強してないのに頭いい」っていうのが一番かっこいいって思っていたんですよ。だから、授業態度とかも正直悪くて。そのせいで、テストの成績はよくて学年2位とかなのに通知表は「オール3」とかありました。それで、どうしたら成績上がるんだろうって考えて…打算的に生徒会長になりました。生徒会長になったら、さすがに学校の顔だから成績オール3にはできないだろうって。(笑)

小林:わたしも中高ずっと生徒会長でした。

:わたしも実は副会長してました。

——生徒会は東大生にはマストなんですかね?

片山:そんなわけではないんですけど、生徒会に入っている人は多いですよ。学級委員とか。

熊澤:成績いいと先生に言われがちですよね。

——なるほど。それで、永田さんは結局成績は上がったんですか?

永田:上がりました。けど、実はそこに親の手助けとかもあって。影で親が先生に「この順位でオール3はおかしい」って交渉してくれていたらしんですよ。そういった意味では、厳しくはされてないですけど守られていたのかもしれないですね。

教師も人間。打算的な成績アップ術

片山:俺も成績については打算的にしか活動してなかったですよ。

——と、いうと?

片山:中学って、勉強ができるかだけじゃなくて、どれだけ一生懸命かっていうのが評価の対象になるんですよね。なんで、俺は「熱心に授業を受けている奴」を演じていました。しっかり目をみて話をきいて、返事とかも大きく声だして。生徒に嫌われている女の先生に優しくしたりして。

——すごいですね!さすがミスター東大は女心も分かってる。(笑)

片山:(笑)先生も人間なので。そうしたら成績も上がるんですよ。通知表に「関心・意欲・態度」とかそういう内申点的な項目があるんですけど、俺はそこを稼いでオールA、オール5でした。

熊澤:生き方がうまいな。けど、成績がいいと真面目に授業受けてなくても勝手にいいイメージでとられたりもしますよ。俺、内職ずっとしてたけど、「関心・意欲・態度」はオールAでしたもん。

——内職って久々に聞きました。(笑)

片山:受験に使わない政経(政治経済の略)も平均点からマイナス10点くらいだったのに、ディベートとか頑張って5とってましたよ。毎回、ウケとかも狙いつつ真面目なスピーチしたら、先生からも「片山くんのスピーチは革新的だ」って。けど、その関係ないとこに頑張りすぎて、一浪しました。内職とかしてた方がよかったんじゃないかな。(笑)

恋愛は勉強のジャマ?東大生たちのホンネは…

——東大に3人息子を入れたお母さんの「恋愛禁止」発言が話題になってましたが、皆さんはどうでした?

熊澤:親になんか言われたとかはないですけど…俺、男子校だったんで。共学と違って、出会いって自分から求めないとないんで。塾とかで出会って有名進学校同士の子が付き合うとかありましたけど。男子校も女子校も、そういう機会をものにするアクティブな上位層だけですね。しかも、そこで付き合うのはなぜか美男美女っていう。それを見て、いいなって思いました。

——熊澤さんは彼女はいなかったんですか?

熊澤いました。

片山:上位層だったんだ!(笑)

熊澤:いや、そういうわけじゃないですけど。(笑)中学から付き合ってる子がいたので。高校受験のときは支えてもらいましたね〜。

——その子とは、今…?

熊澤:いや、進学を機に別れちゃいました。俺は男子校。彼女はリア充めの都立の共学に行っちゃって。すごい男女の楽しそうな写真とか送ってくるんですよ。イケメンに囲まれまくり、みたいな。こっちは男子校でテンション下がってるのに。それで、高1の終わりに。

永田:嫉妬させたかったのかな?

熊澤:うーん。どうかな〜。けど、高校受験に受かったのは彼女のおかげですね。

——切ないけれど、いい話…。恋愛は勉強のジャマにならないんですね…。

永田:いや、ジャマですね。

一同:(笑)

永田
:安定してる時期はいいんですけど、不安定なときはジャマですよ。浪人中とか、恋愛にハマって落ちこぼれる奴でてくるんで。俺の彼女がそうでした。

——永田さんにハマりすぎたと?

永田:そうですね。(笑)俺、高1、2のころは成績悪くて、360人中360位とかだったんです。けど、彼女は高校の“ミス”で。彼女に追いつきたくて勉強がんばったんですよ。浪人時代とかは、ほんともうそっちに集中したいから連絡とかも月1とかで。

——うわぁ、それは女子からしたら辛いですね。

デート中も頭の中は「数式」でいっぱい

永田:久々にデートしてても、解けない問題とかあると常に頭の中にはそれがあって。で、ウインドウショッピングしてる最中に、解き方が思い浮かんで「あーーーーーっ!」って。

片山:叫ぶんだ。(笑)

永田:で、しばらくだまって。その間考えてるんですけど。5分後くらいに「解けたわ」って。(笑)

片山:ショーウインドウに普通の数式とかかいてんだ。(笑)

永田:「ガリレオ」かよってね。彼女も「さすがにそれは酔い過ぎじゃない?」て言ってましたけど。(笑)

——その彼女とは別れてしまったんですか?

永田:熊澤といっしょですね。俺は東大行ったんですけど、彼女は京都の方の大学行って。それで京大のインカレとか入っちゃって。

熊澤:進学で人は変わりますよね。

受験勉強中はアイドルでストレス解消

——みなさん、昔からの趣味とかってありますか?

小林:わたしは受験生時代からアイドルが好きで、ハマってます。勉強の合間にアイドルの動画見て…「尊い」と思って。(笑)

熊澤:出た!「尊い」!(笑)

小林:いや、本当に神々しいんです。尊いんですよ。(笑)受験勉強中って身体動かさないんで、動画見ながらいっしょにダンスしてました。いい息抜きになるんですよね。運動って。

永田:俺も長野出身なんで、小2からスノボやってましたね。ハーフパイプ。

片山:それめっちゃかっこいいな!俺はプロ野球観戦が趣味ですね。小学校のころとか、夕方家に帰ってバスケして…。あ、家にゴールあったんで。で、そっからプロ野球観戦。東北楽天ゴールデンイーグルスのファンなんですけど、浪人したときとか大変で。

永田:そうか!楽天が優勝した年か!
片山:そうそう。それで、東大模試受けてるときも「マー君勝ってるかな」って気になって気になって。結果、判定はDよりのCでしたね。(笑)

寝る子は育つ?東大生とテレビの関係

——子どもの頃、テレビはよく観ていました?

小林:めちゃくちゃ観てました。「早く寝ろ」とは言われるんですけど、「勉強するから」って。

片山:俺も観てました。けど「テニスの王子様」が夜更かしでした。

永田:えぇ?どういうこと?

片山
:小学校低学年の頃、すごい寝るの早かったんで。7時半とか。中学んときも9時半とかで。そのおかげで背だけはめっちゃ伸びましたけど。

熊澤:みんな結構テレビ観てたんだなー。いいなー。

——熊澤さんは観ていなかったんですか?
熊澤:親に言われてとかじゃないんですけど。俺、小学校の頃とか漢字辞典にハマっていて。

——漢字辞典!?

片山:なんだそれ。(笑)俺、漫画しか読んでなかったわ…。

熊澤:11時とかに寝てたんですけど、寝るまでずっと漢字辞典読んでたんですよ。おばあちゃんちにあった1950年くらいの古くて分厚い漢字辞典だったんですけど。

——それで、テレビは観ていなかったと?

熊澤:はい。…あ。けど、あるときから急にテレビ見るようになって。当時、「エンタの○様」でエドはるみが流行っていたんです。学校とかでもみんなマネしていて。けど、俺それ知らなくて。「グーグーグー」ってなんだ?みたいな。で、話入れなくて…。それから俺も「エン○の神様」観るぞ!って。

小林:懐かしい…。

熊澤:それから、嬉しくってすっごいエドはるみにハマっちゃって。ブーム終わってもずっと「グーグー」やってましたね。(笑)

——今もやってます?(笑)

熊澤:いや、もうさすがにやってないです。(笑)

「東大にくる人は1番どうしようもない人」東大生だから言える、その言葉の真意とは…

——もし、将来子どもができたら、東大に行かせたいですか?東大以外で魅力を感じる大学ってありますか?

永田:んー…。俺、東大にくる人は1番どうしようもない人だと思ってるんですよね。

小林:あ!それ分かる!

永田:それ以外で勝てるところが見つからなかったから、東大行かなきゃ自分の価値がみつけられないような人が来てるんだと思います。本当にやりたいことを見つけて、それが効率的に学べる大学に行くのが1番いいですよ。大学じゃなくてもいいですけど。

——なるほど。

永田たまたま偏差値が合うからその大学に行くとか、そういう進路の決め方はして欲しくないですね。まぁ日本でのネームバリューは強いから、行く意味はあるのかも知れないですけど。大学の体制的には慶応のSFCとかの方が整ってるかもですね。それか海外。

片山:真面目な話のあとに言いにくいですけど、俺、正直、東大と東北大学迷いました。

小林:楽天?(笑)

片山:そう。(笑)楽天イーグルスの経営を学ぶ講座があるらしくて。それが正直、俺のやりたいことに一番近かったんですよ!

永田:そういうのいいじゃん!

片山:けど、一浪して予備校にまで通わせてもらってるのに申し訳ないかなーって…それで東大受けたんですけど、やっぱりやりたい方向に進むのがいいですよね。

東大生の将来…最後に今の夢を語ってもらいました

——最後の質問です。今の将来の夢を教えてもらってもいいですか?

熊澤
:俺はまだはっきり決まってないんですけど、楽しく生きたいですね。子どもに楽器はさせたい。最終的にはきれいな海を観ながら音楽聞いていたいです。(笑)

:わたしは卒業したら、就職して結婚してそれで子育てが少し落ちついたらピアノの先生とかしたいです。

小林:わたしも森さんに似てますね。子どものころは学者とか偉い人になりたいって思ってたんですけど、今はただただ幸せになりたいです。普通に結婚して子ども産んで、のびのびとした子に育てたいですね。

:それで言うと、最近子どもの育て方について悩んでて。わたし自身は放任だったんですけど、それでよかったのかなって。もっと厳しくピアノとかも教わってたら、違う人生があったのかなって考えちゃいます。

——けど、のびのび育ててもらったからこそピアノが好きになれたのかもしれないですよね。強制されたら嫌いになってたかもしれない…。

:それはありますね!

永田:実は、俺、20年先くらいまで自分のビジョンあって。まず、オリンピックを目処にして動いているのが、あるんです。今って「日本の中」っていう視点でしかなくて、「世界の中の日本」って視点がないじゃないですか。俺はもっとみんなの視点を上げたくて、中国語、日本語、英語が喋れるトリリンガルが集まった集団とかを作ってて、そのときまでに影響力をもった組織を作りたいですね。そしていつか日本全土のディレクションをとれるような存在になりたいです。今後光学的なアプローチのメディアアートとかにおそらく人間のコミュニケーションも変わってくると思うんですけど、言語ではなくて…(中略)…あ、この話やめた方がいいですよね?(笑)

——いや、全然大丈夫ですよ!(む、難しい…。)

永田:なんかすみません。

一同:(笑)

片山:けど、冗談じゃなく…こういう風に、なんかすごい壮大な夢とかビジョンを色々持っている友だちが周りにいるわけじゃないですか。俺はこういう人を応援したいですね。自分、法学部だし、そういうでかい夢をもった人の障害をとりのぞける法律家になりたいなって思ってます。どんな夢も技術も生かすも殺すも法律なんで。

永田:それ、めっちゃ助かるわ!

思い出のエドはるみポーズを披露してくれた東大生のみなさん。



現役東大生たちのリアルな家族関係や生い立ちについてインタビューさせていただきましたが、ここに載せられたのはそのごく一部!東大入学後、彼らはどんな学生生活を送っているのでしょうか?

気になる恋愛事情など、東大生の内面をさらに深堀りする特番『日曜ファミリア・さんまの東大方程式』が2016年3月13日(日)19:00よりフジテレビで放送されます!

『日曜ファミリア・さんまの東大方程式』

現役東大生40人が出演する同番組内では、「彼女いない歴=年齢」のモテない男子東大生に初めての合コンもお膳立て!かわいい女子大生を前に、東大生たちはどんな顔を見せるのか…!?

出典 YouTube

ギャルサー・ブラックダイアモンドから送り込まれたギャルたちも登場。東大生に負けじとキャラの濃い黒ギャルたちとの戦いにも注目です!

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