右目がカメラになっているロブ・スペンスさん。まるで映画や小説の中の話のようですが、彼は実際に存在している人間なんです。

自分自身を“アイボーグ”と呼ぶ彼は、どうして自分の目をカメラにしたのでしょうか。そこには、彼の前向きな気持ちが隠れていました。

彼の職業は…

ロブ・スペンスさんはカナダのトロント出身で、ドキュメンタリー映画の監督をしています。彼を一躍有名にしたのは、彼が使っているカメラでした。

そのカメラとは、なんと彼の右目なんです!

眼がカメラってどういうこと?

実は、ロブさんの右目には義眼が入っています。自らをサイボーグならぬ“アイボーグ”と呼び、義眼に超小型カメラを内蔵したものを着けて撮影をしているのです。

義眼に内蔵されたカメラは、ワイヤレスカメラになっていてモニターを通してリアルタイムでも見ることができます。

しかし、義眼から脳につながっているわけではないため、実際にロブさん自身が視力が回復したように見えているわけではありません。

撮影するだけでなく、LEDライトを組み込むことも!これはもう、SF映画に入り込んだようなビジュアルですよね。

子供の頃の事故で視力を失ったロブさん

ロブさんは、生まれつき目が見えなかったわけではなく、あることがきっかけで左目の視力を失うことになりました。

彼がまだ子供の頃、祖父の牧場でショットガンを使っていた時に暴発、右目に傷を負い視力が失われてしまったのです。

義眼がカメラだったら面白いのに…という発想から

大人になったある日、サイボーグの出てくるテレビドラマを見ている時に、義眼がカメラだったら面白いのに…と思いついたロブさん。それを実現させるべく仲間を集め、2008年から本格的に“アイボーグ”のプロジェクトをスタートさせたのです。

この目がカメラだったら面白いのにという発想からプロジェクトを立ち上げ、協力者を得て、このほどついに右目に高性能の超小型カメラが埋め込まれたことを自身のウェブサイト『eyeborgproject.com』で発表した。

出典 http://www.excite.co.jp

大きなカメラを持って撮影することはもちろんメリットもありますが、ロブさんの場合インタビューなどは大きな機材を持ち歩くことなく、右目さえあれば行うことができるので、かなり役立っているそうです。

目が見えないというハンディキャップに向き合い、悲観することなく前向きに仕事へとも繋げる彼の姿勢は素晴らしいですよね。

義眼という小さな場所に内蔵しているカメラ。バッテリーを始め、いろいろと解決しなければならない問題もあるようですが、ロブさんを中心としたチームの努力と技術の進歩により、新たな作品を見せ続けてくれることを願ってやみません。

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白うさぎ このユーザーの他の記事を見る

芸能ニュース、芸能ゴシップ好きの33歳女性。ブログをお休みして、最近はSpotlightでの執筆にハマる日々です。

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