・毎日の練習の大切さ

習い事を上達させるためには、日々の積み重ねが大切ですよね。習い事講師をしてる筆者も、生徒や親御さん達に、毎日10分でいいから練習するようお願いしています。筆者は、毎日練習する必要性について、こう話しています。

「週に一回しか、文字を書かなかったらどうなると思う?漢字なんてすっかり忘れちゃうでしょ。一週間、計算ドリルしなかったら、分数の計算の仕方とか忘れるでしょ」

余談ですが、筆者は、習い事の技術というのは、漢字の読み書きや算数の計算問題と同じだと思っています。

毎日読み書き計算をしなければ忘れてしまう。ひらがなから漢字へ積み重ねるように。足し算引き算から、掛け算割り算へ積み重ねていくように。習い事も、基礎を積み重ねてこそ大技ができるのだと考えています。

話を戻します。毎日練習するようお願いしていますが 、現状ではやはり練習して来る生徒は数少なく……残念な話ですが、毎日練習する子と週に一回するかしないかの子では、差がどんどん広がってしまいます

・何故うちの子はやらないの?

では、何故お子さんは練習をしないのでしょうか?筆者の生徒の親御さんも、筆者に「うちの子、本当に練習しなくって。どうにかなりませんか?」と仰る方が多いです。

では、と、生徒に練習をしなかった理由を聞いてみると、こんな返事がきます。

「習い事が他にもあって忙しいから」
「部活が忙しくって」
「宿題がいっぱいあるから忙しいし」
「遊びの予定がいっぱい入ってて忙しい」

最後の言い訳は、なんとも可愛らしいですね。確かに、最近は宿題の量も増えていると言いますし、塾など、習い事を複数通っている方も多く、それで時間がないという方も多いでしょう。

その場合は、ご家族で相談して、練習するタイムスケジュールを組んでいただくしかありません。その他、時間があるのにやらない方に焦点を当てたいと思います。

先程の生徒たちの言葉、すべてに共通する単語があります。

「忙しい」


これは、よく生徒が筆者に言ってきます。こちらが何も聞いてないのに言ってくることもあります。さて、ここで、親御さん達に少々厳しい質問をします

「忙しい」を、よく言っていませんか?

・親の想像以上に子どもは見てる

「忙しかったから、今日のご飯は手抜きね」
「最近忙しいから、今日は寝る日」

など、忙しいから、という言い訳を使っていませんか?毎日の家事や仕事、本当に忙しくてお疲れなのはよく理解しています。筆者も、今日は疲れたから、ということもありますし、手抜きご飯なんて日常茶飯事です。

ただ、お子さんは、それを真っ直ぐに捉えてしまいます。「忙しいなら、怠けてもいいんだ」と。言い方は悪いですが、幼い子どもというのは、言葉を素直に受け取りすぎることがあります。そして、困ってしまうくらい親御さんの言動を見ています。

ですので、親御さんが「忙しくて」と言ってしまうことで、お子さんが「忙しくて」と練習をしなくなるというのは、なんとも惜しいことです。

・親御さんにお願いしたいこと

また、生徒から時々聞こえる声があります。「だって、お母さんこたつで寝てばっかりなのに私に勉強しろとか、酷くない?」少々表現を誇張しましたが、小学校高学年などになると、こう言う生徒さんは多いです。

先程も述べましたが、親御さんが想像している以上に、お子さんは親御さんを見ているのです。では、どうすればいいの?

簡単なことです。お子さんと一緒に、何か練習してください

お子さんが自宅で練習している間だけ、練習せずに遊んでいたら、その横ででいいです。
お子さんと同じ習い事でもいいですし、もっと簡単に、体を動かすストレッチでもいいです。家事ではなく、滅多にやらないことを「練習」としてやってみてください。

家事はとても大変だし、仕事としてお給料をいただいてもいいくらい重労働です。ただ、非常に残念なことに、ご主人やお子さんは大変と思ってくれません。困ったものですね。

話がそれましたが、お子さんが「大変そう」とか、「お母さん頑張ってるな」と思うようなことを、やってみてください。お子さんもつられて練習するでしょう。もし、それで練習しなかったら、面と向かってお説教して大丈夫です。「お母さんだって頑張って練習してるんだから、あなたもやりなさい!」と。

お子さんは思っている以上に素直です。はじめは「えー、でも……」と言うかもしれませんが、続けていくと、きっとやってくれます。

ちなみにこれは他のものにも応用できます。お子さんが本を読んでくれない、と悩むようでしたら、お子さんの前でここぞとばかりに、とても難しいと思う本を辞書を片手に本を読んでみてください。お子さんが部屋を綺麗にしてくれない、と悩むようでしたら、お子さんの前でこまめに部屋を片付けてください。

ここでの注意点は、日常的に、必ずお子さんの前ですることです。そうすると、少しずつでも、お子さんはきっと変わっていってくれると思います。

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母親兼講師業をしています。
不妊治療や妊娠生活、講師側から見た習い事などを書いていきたいです。
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