記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
婦人科に行くと「ブライダルチェック」という検査を目にします。これってどういう検査なのでしょうか。
Doctors Meにもブライダルチェックについて相談が寄せられました。

Q.相談者からの質問
最近、ブライダルチェックという言葉をよく耳にします。
これはどういった検査なのでしょうか?

出典 https://doctors-me.com

A.医師からの回答
ブライダルチェックとは、結婚を控えている女性を対象にした婦人科検診のことで、妊娠や分娩に影響を与える病気の有無をあらかじめチェックする目的で行います。

出典 https://doctors-me.com

そうは言われても、いったいどんな検査をするのか、気になるところです。
今回はブライダルチェックについて、医師にもっと深く聞いてみました。

ブライダルチェックは、どんなチェック?

ここからはDoctors Me医師が「ブライダルチェック」についてお答えします。

結婚が決まると、カップルの身の回りは忙しくなりますね。
忙しい中でも、しっかり考えておかなくてはならないのがお互いの健康状態です。

ブライダルチェックは、結婚(さらには妊娠や出産)を予定されている女性が受ける婦人科領域の検診です。(最近は男性のものもありますが、ここでは主に女性向けの説明をしていきますね。)

ブライダルチェックの目的は妊娠や出産に影響を与え得る病気がないか、あらかじめチェックすることです。初期症状に気づきにくい婦人科系トラブルの早期発見と早期治療できることがメリットです。女性の社会進出に伴って晩婚化が進んでいることや病気が不妊の原因となることもあるため、注目を浴びています。

それでは詳しくブライダルチェックについて、お伝えします。

具体的にブライダルチェックについて教えてください!

ブライダルチェックの内容に、はっきり決まったものはありません。名称が「ブライダルチェック」ではない場合もあります。医療機関やコースによって、内容にばらつきがあることをご理解願います。

ブライダルチェックでは主に肝炎・HIV・クラミジア・カンジタ・梅毒をはじめとする性感染症や子宮がん・卵巣腫瘍などの女性の病気について検査を行います。

今回は一般的な内容についてご紹介します。
問診、内診、超音波検査や血液検査などを主に行います。

≪問診≫
初潮から現在までの月経の状態、現在までの妊娠経験、持病や既往歴などについて聞かれます。

≪内診≫
妊娠に直接かかわる子宮や卵巣の形態に触ってわかるような異常がないか検診します。性感染症に関しても一通りの検査が行われ、子宮頸がんの検診も同時に行うことも多いようです。

≪超音波検査≫
エコーと呼ばれる超音波検査です。
例えば子宮筋腫や卵巣嚢腫、子宮内膜症といった婦人科領域の疾患の兆候がないか、調べます。

≪そのほかの検査≫
血液検査や尿検査も行われます。
特に最近は過剰なダイエットなどで貧血気味の女性も多いので、大切な検査と言えます。
乳がんなどの検査も併せて行われることもあります。


≪その不調、もしかしたら貧血かも…!≫

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お金はいくらくらいかかるもの…?

費用は検査内容によって異なります。
数万円から5万円くらいかかることが多いようです。金額や検査内容が気になるときは、事前にクリニックに問い合わせてもいいですね。

男性用のブライダルチェックもある

もちろん女性だけ検査を受けるというのは片手落ちです。

男性用のブライダルチェックもあります。
泌尿器科で淋病クラミジア検査を行うもの、最近は男性妊活を診るクリニックもあります。

結婚をひとつのきっかけに、男性も性感染症や男性不妊について検査してみてはいかがでしょうか。

最後に医師からアドバイス

女性の病気や性感染症は、どなたにとっても決して他人ごとではありません。

解決できる問題を早めに対策するためにも、ブライダルチェックをはじめとする婦人科系の検診を受けるといいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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