記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
ダイエットブームという言葉もありましたが、今や多くの方、特に若い女性はほとんどの方がつねに何らかのダイエットをしているといっても過言ではないほど「ブーム」といった一時的なものではなく、すっかりライフスタイルの一部として定着した感があります。

ところで、みなさまはダイエットをするとき、どんなことに気を付けますか?
食事のカロリー、運動量、最近では糖質のコントロールや食事の際に食べる順番などに気を付けるといった方もいらっしゃるでしょうね。
それに加えて、女性の方がダイエットをするときに忘れてはならないのが、生理周期との関連ではないでしょうか。

今回はダイエットと生理周期について医師に解説していただきました。

生理前が何故ダイエットに向かない理由とは?

女性の身体は、周期的に女性ホルモンの量を変化させています。子供を産むしくみが身体の中にあるからです。
ホルモンの周期は生理初日をスタートラインとして、大体4週間程度でひとつのサイクルを形成しています。

「生理前」と呼ばれる排卵が終わってから生理が来るまでの期間は体重が増加しやすい、食事を制限したり一生懸命エクササイズをしたりしても体重が減りにくい…そんなことを身をもって知っている方もいらっしゃると思います。

この「生理前」と呼ばれる時期は、プロゲステロンと呼ばれるホルモンが活発に分泌されます。プロゲステロンは体温をあげ、体内に水分を貯留するはたらきがあります。

・肌荒れ
・便秘
・むくみ
・イライラ
・悲しくなる
これらの、心身の不調を多くの女性が訴えるのはホルモン分泌が関わっています。

体重も水分の貯留などによって1~2kgは増加する方が多いです。体重計に乗るのを日課にしている方にとっては、体重が増えがちなのでストレスのたまりやすい時期かもしれません。

さらに、なんだか口さみしかったり、妙にお腹がすいてスイーツなどがむやみにほしくなってしまうことが多いのもこの時期の一つの特徴です。

生理中もダイエットは厳禁!

生理がはじまると、生理痛や出血に伴うめまい感など体調が整わないことが多く、体重も一般的に減りにくい時期といえるでしょう。
(落ち込みがちな気分や異常な食欲は多少改善するケースも中にはあるようです。)

つまり、身体の仕組みから見て、生理前・生理中の時期に激しいダイエットをすることはあまりお勧めしません。
苦痛ばかりが強くて、効果はいまひとつ…といった事態になる可能性が高いです。

生理前から生理中の期間は、できるだけリラックスしてゆったり過ごすことが、心や身体にいいと思います。

ダイエットをするなら生理終了直後がチャンス!

生理が終わったら、いよいよダイエットのチャンス到来です。
生理不順でなければ、生理が終わってからおよそ一週間前後で排卵が始まります。生理が終わってから排卵が始まるまでの期間は、ホルモンバランス的に体調もよく、代謝も高まっている時期です。

気持ちも意欲的になる時期です。新しいエクササイズなどの開始にも最適です。

食欲も抑えやすいので、低カロリーの食品を取り入れることや食事量を減らすこともほかの時期に比べて楽にできます。

ダイエットはこの時期にするといいですね。

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【医師からのアドバイス】

とはいえ、最近も若い女性の過激なダイエットが問題となっています。

無理にでも減量をしたり、生理自体が止まってしまうほどの食事制限や激しい運動はくれぐれも避けてくださいね。

(監修:Doctors Me 医師)

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