日本のみならず世界的に“土下座”という日本独自の作法が話題となっています。国内でも最近ではドラマや映画の中でもたびたびその様子が描かれ、注目されることの多いようです。

日本において最大限の誠意と謝意を示すとされる「土下座」

土下座というのは日本の古くからある、謝罪の形式の一つであり、土下座をするということは最大限の誠意をもって謝罪することであるとされています。

ただ、時と場合を間違えては単なるパフォーマンスともとられることもあるので、使用には十分注意が必要です。

映画『謝罪の王様』やドラマ『半沢直樹』での土下座が話題に

特に近年では、『謝罪の王様』という土下座が非常にうまい主人公を題材にした映画や、独特の土下座により社会現象にもなったドラマ『半沢直樹』でも有名となり、ついには土下座がNHKで取り上げられるほどの話題ぶりでした。

そもそも土下座はいつ生まれたのか

土下座という謝罪の作法は、何となく古来よりあるもののように思いますが、実はその歴史はさほど古くなく、大正時代までは土の上で胡坐をかいだり、しゃがんだりすることも土下座とされていたそうです。

ただし、大正時代頃までの土下座に特に謝罪の意味はなく、大正時代末期から昭和時代にかけて謝罪の意味が含まれるようになり、庶民に浸透したのは戦後のことでした。

また、土下座のように全身を使って謝意を表す文化は日本だけのようで、海外ではこのような文化は見かけられません。この土下座については、特に欧米で話題となり興味深い人が多いようです。

実は土下座にも作法があるって知ってた?

さて土下座には正しい作法があるので、きちんと覚えておきましょう。

■心構え

1. 非が自分にあったとを認めましょう。自分が謝罪しなければならないことを少しでも反発する気持ちがあると、どうしても態度に出てしまい、土下座された側にも伝わります。くどくどと弁解や言い訳は絶対しないようにしましょう。

2. 相手に謝罪を求められる前に行うようにしましょう。相手から謝罪するよう求められてから行うのでは効果が半減します。

出典 http://note.chiebukuro.yahoo.co.jp

■作法

1.まずは自分の非を認めます
土下座は最大級の謝罪行為です。潔く謝罪するためにも、自分に非があることを認めましょう。

2.相手の目の前に立ちます
土下座はあくまで謝罪行為です。誠意を伝えるためにも、謝る方の目の前に立ちましょう。後ろから、斜めから土下座をしては謝罪の気持ちが伝わりません。

3.すばやく三歩ほど後退りします
頭を下げることになりますので、相手との間に、ある程度のスペースをとりましょう。スペースがないと、土下座をしたときに、相手の足に頭がぶつかってしまいます。

4.その場で正座をします
土下座モーションの始まりです。動きのスピードは速すぎず、遅すぎずを意識しましょう。

5.手を八の字にして床につけます
手の形を八の字にすることがポイントです。手を床につけたときに相手の目を見つめることも忘れてはいけません。

6.「申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を述べます
誠意が伝わるように、少し大きめの声で言うのがよいかもしれません。

7.頭を地面から1センチ程の高さまで下げます
必ず謝罪の言葉を言い終えてから頭を下げるようにしましょう。謝罪することに精神を集中させることが大切です。

8.許しの言葉が出るまで、土下座の姿勢をキープします
相手から「もういいですよ」等の許しの言葉が出るまで、頭を下げた状態をキープします。相手の反応を待ちましょう。

9.相手が反応しない場合は、もう一度謝罪の言葉を
相手が無反応の場合には、そのままの体制でもう一度謝罪の言葉を叫びましょう。相手が根負けして、許しの言葉をかけてくれるのを待つのです。

10.立ち上げがるときはゆっくりと
相手が許してくれたらゆっくりと立ち上がりましょう。これで日本流の謝罪(土下座)の完了です。

出典 http://www.shokunin-times.com

正しい土下座の作法によると、謝罪の言葉を伝えてから頭を下げるのがポイントです。このとき作法を簡略化してしまったり順序を逆にしてしまうと、相手の神経を逆なでしますので十分注意しましょう。

この作法を知ると、ドラマ『半沢直樹』で香川照之さん演じる大和田常務の土下座は正しい作法ではなかったようですね。

土下座の上級は“土下寝”

一方、土下座よりもさらに上を行く「土下寝」というのがあるらしいのですが、ご存知でしたか?土下寝では「正座ではなく、うつぶせに寝転んで、謝罪する」という形をとり、これ以上は頭を下げられないという意味を表すそうです。

たまにバラエティなどで見られる光景ですが、現実でこれをやって効果があるかどうかはわかりません...。

さて、今回は土下座の作法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?普段生活していて土下座をすることは滅多にないと思いますが、いざという時に間違った形で土下座をしてしまわないように、正しい作法を知っておくことは大事なことかもしれません。

万が一、土下座をするときは心から謝罪するとともに、時と場合を考えてしっかり作法を守ってするようにしましょう。

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白うさぎ このユーザーの他の記事を見る

芸能ニュース、芸能ゴシップ好きの33歳女性。ブログをお休みして、最近はSpotlightでの執筆にハマる日々です。

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