記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
首の骨は、生理的に前へとカーブしています。
しかし、長時間デスクワークをしていたり、うつむいた状態でスマートフォンを長時間使用していたりすると、首が前傾し、その生理的な前へのカーブがなくなります。この首がまっすぐになる状態を「ストレートネック」と呼んでいます。
ストレートネックは、肩こりや頭痛の原因にもなります。ひどくなると、首が逆のカーブになってしまうことも…。

まずは、あなたの首がストレートネックかどうかチェックしてみてください。

チェックスタート!

□ 1日5時間以上デスクワークをしている

□ ノートパソコンをよく使う

□ スマートフォンで1日1時間以上画面を見ている

□ まくらがない方が寝やすい

□ 左右、顔を向ける範囲が狭い

□ 首を後ろに倒すと痛みや違和感がある

□ 座っているとよく肩や首がこる

□ 疲れると頭を締めつけられるような頭痛がする

□ 猫背だ

□ 1日30分以上歩いていない

いくつ当てはまったでしょうか?
結果は…

当てはまった数が「0~1個」の人

良い姿勢が維持出来ていると思われます。

いまのところ、大きな問題はないようです。
良い姿勢を維持してゆくために、お仕事中にも体操を取りいれるともっとよいでしょう。

当てはまった数が「2~5個」の人

ストレートネックの予防が必要です。

1時間に1回はリセットエクササイズをするといいでしょう。
痛みや凝りがある場合は無理して体操はしないでください。

なお、スマートフォンを使うときは画面の位置に気をつけましょう。画面を見る時は、持つ手の肘の角度は90度で、反対の腕を持つ手の肘の下に入れるようにしましょう。目線が上になり、ストレートネックの予防につながります。姿勢に気を付けて過ごしてみてくださいね。

当てはまった数が「6〜10個」の人

ストレートネックになっている可能性が高いです。

早めに信頼できる医療機関やカイロプラクターに相談しましょう。

ストレートネックの状態が長く続くと、頭を支えている頸椎にも負担がかかってきます。
骨よりも稼働部である椎間板(骨と骨の間にあるクッション部分)が悲鳴を上げて、弾力が失われていき、いわゆる頚椎椎間板ヘルニア頚椎椎間板症を引き起こします。肩こり、首痛だけでなく手の痛みやしびれ、脱力をきたします。

さらに50代をすぎると椎骨 (背骨)も変形して変形性頚椎症や頚椎症性脊髄症をおこし、ワイシャツのボタンが止めにくくなる障害や、階段がおりにくくなるなどの下肢(足)運動障害、膀胱直腸障害(尿失禁など)を起こすことになります。

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ストレートネック対策にリセット体操!

仕事中でもできる体操をご紹介します。

【肩甲骨リセット体操】
肩甲骨の間の筋肉を緊張させるように胸を反らしましょう。息を吐きながら、同時に首も後ろに反らします。首に痛みがある方は無理をしないようにしましょう。5回が目安です。これによって、肩甲骨がリセットします。

【猫背リセット体操】
デスクワークが続いたときなどには、椅子に座ったまま両手をあげて息を吐きながら腕を後ろに反らしましょう。椅子の後ろに、タオルなどをはさむと効果的です。5回が目安です。これで猫背をリセットします。

ぜひ試してみてくださいね。

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