
記事提供:子ある日和
親なら誰でも子供には強く逞しく育ってほしいものですよね。大きくなってくると段々とその子の個性・性格や性質が見えてくるものです。
「すぐに諦めてしまう」「少しきつく言われただけでメソメソする」「小さな事にビクビクする」「すぐにキレる」「友達に言い返せない」などなど拾い出せばキリがない程に…
親は必死に子育てをする傍ら心配になってしまいますよね。
人格の形成の土台は3歳までに作られるそうです。だとしたら、ママやパパの子育て同居なら祖父母の子供と向き合う指導が今後のお子様の性格を大きく変えてしまう可能性も充分にあるのです。
今回は「心が弱い子が育ってしまう親の言動について」を調べてみました。
過保護過ぎる

子供は無条件に可愛いです。可愛くて可愛くてついつい自分で出来る年齢に達しているにも拘わらず手を出し口を出し…
子供もそういうものだと思い育っていってしまうので、いざ親のいない環境に放り込まれた時には自分でやり通す力が弱く大人の言葉を待っているような傾向になります。指示待ち人間です。
近年1人っ子家庭が多いですが、時間的余裕、精神的余裕があるのでついつい小言から溺愛っぷりまで口出し手を出しになってしまうと、
自分で何も出来ない子に育ち集団環境に入っていく時に無意識にまわりの子と自分を比較してしまい自信をなくしてしまうのです。
幼稚園に入る前までにたくさん「自分で出来た!」を体験させてあげましょう。
自信をつけてあげる訓練が少なかった

上にも少し触れましたが自信を持てないでいると話す声も小さかったりモジモジしたり、態度や言動に現れてしまいます。
まだ家庭でママと子供だけでいる時にどれだけ成功体験をつけてあげたかで心の弱さが多少違ってくると思います。
例えば「靴下を履ける子」と「履けない子」隣り合わせにしたら、履ける子の方が堂々としていられるでしょう。
ブランコの乗り方1つそうですし、挨拶が出来る事1つとってもそうです。何も教わってこなかった子は引け目を感じてしまいやすいでしょう。
親が強すぎる言動や態度を見ると小心者に

親が強い言動や態度を見て育つと大きい声やとんがった目にビクビクしてしまい、小心者になってしまう事があります。
笑顔もあまりないようなママやパパだと常に顔色を見て自分が生きていく為の術を身に付けてしまう子供。
また、悩み事があったとしても言ったら怒られてしまうと思うと言えない等子供は子供なりに言えない環境に置かれているのかもしれません。
心が弱い子になってほしくないなら、親の言動や態度に日々気を付けて接していきましょう。
なにか言いかけている時は横槍を入れず最後まで話を聞いてあげてちゃんと目を見て聞き手に徹しましょう。
嫌な事があった場合は叱咤するのではなく共感してあげて「いつでも味方だよ」という姿勢を持ちましょう。
子育ての難しいところは過保護過ぎてもいけないし、放置し過ぎてもいけない、絶妙なバランスを持って臨むところですね。
子供がなにか話しかけてきたら誠意を持って聞いてあげる。まずはこれだけで安心が芽生え強い心をもった子供に成長してくれると思いますよ。