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医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
「目は口ほどにものをいう」、とよくいいますが、毎日鏡で目を見ることによって目そのものの病気だけでなく、貧血、多血、肝臓病など、かなりの病気の症状を見ることができます。

まず、黒目の異常としては黒目の真ん中の部分(水晶体)が白っぽく濁ってくるのが白内障です。また急性緑内障では、ひとみが緑っぽく見える特徴があります。

白目の色でわかる病気!黄色は危険信号!?

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1. 黄色
白目の部分が黄色になってきたら黄疸と考えなくてはなりません。黄疸は肝臓病や胆石、胆嚢炎、胆道系の病気、血液の病気などの際に見られるサインです。
ただし、歳をとるにつれ白目は真っ白ではなく、いくらか黄色みを帯びてきます。これは黄疸ではありません。
黄疸の場合は鮮やかな黄色になるので、その区別は一般の人にもそう難しくはないはずです。黄疸のときは顔、腕、胸などの皮膚も黄色くなり、尿も黄褐色になりますが、いちばんわかりやすいのが白目の変化です。
柑皮症といって、にんじんやカボチャ、みかんなどカロチンの豊富な食品を多量に食べたあと、手のひらや足の裏が一時的に黄色くなることがありますが、この柑皮症では白目が黄色くなることはないので、黄疸との区別は白目を見ることでわかります。

2. 赤
白目が赤く充血することは、結膜炎、また目の使いすぎによる疲労などがあります。その他、寝不足やお酒の飲みすぎなどでもよく起こります。

眼瞼結膜の異常!

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医師が患者を診察するとき、必ず下まぶたをめくって「あかんべえ」をさせます。ここを見ることで貧血や、多血、結膜炎などがわかるのです。ちょうどいい赤色なら心配ありません。

1. 白っぽい
結膜の赤みが少なく白っぽかったら貧血ぎみです。

2. ただれたように赤い
結膜がただれたように赤い場合には、まず結膜炎が疑われます。結膜は上下のまぶたの裏側と眼球の正面を、角膜との境まで覆っている透明な膜です。
ここに細菌やウイルスが感染したり、アレルギーが原因で起こる炎症が結膜炎で、かゆみや痛み、そして目ヤニなどをともなうのが普通です。

3. 赤い
結膜の色が赤く、結膜炎症状がないときには、貧血とは反対の多血症が考えられます。多血症は赤血球増多症とも呼ばれ、他の症状としては頭痛がくり返し起こったり、めまいがしやすくなります。
もうひとつ赤い粘膜は、急な血圧上昇などによって起こる結膜下出血でも見られますが、この場合は放っておいても1~2週間で自然に治ります。 

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