視聴率こそ平均2%と、プライムタイム枠のドラマとしては物足りない結果に終わってしまった水野美紀・仲里依紗のW主演によるNHK土曜ドラマ「逃げる女」

数字こそ振るいはしませんでしたが、とんでもないインパクトがこの作品にはありました。個人的には今季放送ドラマで一番面白かったと思います。

NHK土曜ドラマ「逃げる女」

出典 http://www.nhk.or.jp

原案はドラマ用の完全オリジナル、脚本は『金曜日の妻たちへ』『男女7人夏物語』などを手がけた名手・鎌田敏夫氏。主演のお2人に加え、脇を固めるのは遠藤憲一さん、高橋克典さん、賀来賢人さん、原田美枝子さんと豪華な顔ぶれ。

【ドラマのあらすじ】
とある刑務所を、えん罪が晴れて出所した梨江子(水野美紀)。勤務先の養護施設で児童殺害の罪に問われ、8年もの間、刑に服していたのだ。刑事・佐久間(遠藤憲一)の苛烈な取り調べに屈して自供してしまったことと、アリバイを親友・あずみ(田畑智子)に否定されたせいだった。

自分を裏切ったあずみを絶対に許すことはできない。探しだそうとする梨江子を、佐久間が追う。無実の者を刑務所に送ったことを悔いつつも、梨江子が怒りと恨みをあずみにぶつけるのではないかと、恐れているのだ。一方、梨江子をいまだに犯人扱いする無責任な声は、少なくない。後輩刑事の安藤(賀来賢人)は、梨江子を取り巻く状況を冷静な目で見ようとする。やがて梨江子の前に美緒と名乗る若い女(仲 里依紗)が現れる。梨江子の暗く激しい感情を、一瞬で見透かした美緒は、なぜか離れようとしない。梨江子は、美緒を薄気味悪く思いつつも、ともに旅を続けることに。

再会もつかの間、あずみは再び消えてしまう。そして梨江子と美緒が行き過ぎた道筋には、殺人事件が…。

出典 http://www6.nhk.or.jp

脚本も演者のみなさまの演技も本当にも素晴らしかったです!その中でも群を抜いたインパクトを与えてくれたのが…

仲 里依紗(Naka Riisa)

出典 http://jisin.jp

生年月日 1989年10月18日
出身地 長崎県
趣味 音楽、映画鑑賞、ファッション

父方の祖父がスウェーデン人のクォーター。第30回ヨコハマ映画祭 最優秀新人賞、第34回日本アカデミー賞 新人俳優賞などを受賞する若手トップ女優のひとり。夫は俳優の中尾明慶氏。

「仲里依紗がやっべぇぞ…!!!!!」

番組の公式ウェブサイトやTwitterなどに寄せられたコメントのなかでも、特に多かったのは「仲里依紗がとにかくすごかった」と、その鬼気迫る演技力を賞賛する内容。

ボサボサ銀髪の謎の女・谷口美緒を演じ、傍若無人で狂気を感じさせるエキセントリックな演技がはまり役と絶賛!

そうやってぶっ叩かれて来たんだよ!そうやって水ぶっかけられて生きてきたんだよ!

梨江子:「刑事も検察も弁護士の連中も、みんなで寄ってたかってわたしから全てを奪い取った。さっき虫の声聞いてたら、失ったものがどんなに大きいか改めてわかったの。今のわたしにはあなたしかいないの…」

いつの間にか梨江子(水野美紀)にとってかけがえのない拠り所となっていた美緒の存在。美緒に対して自分の本心を打ち明けた際の、美緒の反応とセリフがこちら。

美緒:「ふざけるな!今のわたしにはお前しかいない?そうやってぶっ叩かれて来たんだよ。そうやって水ぶっかけられて生きてきたんだよ、いろんな奴に、世の中の全部に! 

ぶっ叩かれて生きてきたの!わたしは!人が嫌がることで一番嬉しいことを教えてあげようか?頭に拳銃突きつけたら、一瞬おびえた顔になるんだ。それが一番快感」

美緒は笑った。

出典 https://www.instagram.com


ドラマをご覧にならなかった方でも、この1シーンだけで「なんかすげぇ…」って感じられたのでは?

仲さんが演じた美緒は、幼児性と凶暴性が混在していて破壊衝動もある。でもその根源には、愛に飢えた切実さがある。

出典 http://www.excite.co.jp

その演技が、「演技」という枠をぶっ壊して画面からはみ出してきた。手足を振り回し、エネルギーを炸裂させ、顔を紅潮させ、叫ぶ。叩く。銀色に染めた髪で吠える姿は、まるで街のオオカミ?

視聴者の部屋まで届いてくるような、暴力的な空気振動。ドラマの中でこれほど身体の力を感じさせた女優がいただろうか?

出典 http://zasshi.news.yahoo.co.jp

「何も怖いものなんてない、自分は空っぽだから」

出典 http://www.oricon.co.jp

仲里依紗:「毎日演じるのが楽しくて、セリフの一つ一つを言うのが快感。それぐらいぶっ飛んだ役です。『何も怖いものなんてない、自分は空っぽだから』という美緒の強がりなせりふを言うのが快感です。私には怖いものがたくさんあるので(笑)」

役柄について訊かれたインタビューでは、こんなことをお話されていました。ご本人もお気に入りの役だったようですね!

ドラマは既に終了しておりますが、最終話が2016年2月20日(土)午前0時10分に再放送されますし、見逃してしまった方は「NHKオンデマンド」でチェックしてみては?

・クセになる狂った演技に見惚れる

・まさかここまで出来るとは…

・こんなぶっ飛んだ女は仲里依紗にしか出来ない

・仲里依紗、パナい

・自分をキレイにとか、可愛く見せようとしない

この反響ぶりにご本人自ら感謝のツイート!

低視聴率台のドラマは脚本の悪さや演者の演技力が叩かれることはあれど、普通はたいして話題にもなりません。しかし、作品自体の価値と数字は必ずしも比例しないもの。

この作品はまさにその典型、そして仲さんのスゴさを引き出しているのは、その役柄であり脚本、スタッフ、脇の演者のみなさんです。仲さんに限らず、もっと評価されてほしいなって思う良作です。

下着姿での濡れ場シーンも厭わない女優魂

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劇中ではブラジャーとパンティーという下着姿だけでのハードなカラミも♡これには男性陣も大興奮、女性陣はそのプロポーションの良さにうっとり。結婚されてから、その色気にますます磨きがかかったように感じます。

「何も怖いものなんてない」というセリフにゾクッ…

Licensed by gettyimages ®

仲さんもお気に入りという「何も怖いものなんてない。自分は空っぽだから」という劇中のセリフ、筆者は怖いくらいにゾクッとさせられました。女性は結婚すると良い意味で丸くなり、物腰や性格的にも穏やかになったりするなんて言われもしますが、仲さんが一児のママとはとても思えないですよね!

もちろん褒め言葉としての意味ですが、そう感じさせられてしまうほどに自然体。「役柄に憑依している」ってこういうこと、女優力が高すぎる…

ちなみに仲さんは2013年に俳優・中尾明慶氏とご結婚されており、一児をもうけているわけですが…

出典 http://www.cinematoday.jp

もともと男性人気が圧倒的に高かった仲さん。結婚と同時に凋落が危惧されましたが、今回の「逃げる女」など幅広い役柄を演じ分け、その独特のファッションセンスも注目されてファン層が変化。同性人気が拡大しています。

そんな彼女のプライベートも拝めるInstagramは大人気!

大反響を呼んだSTAR WARS「チューバッカコーデ」


獣のような毛でたくさん覆われた洋服はもちろん、足下もモコモコの毛だらけのブーツを着用。髪もも茶色に染めて洋服の毛並と同じような色合いに。鼻のあたまにも黒のペイントを施し、かなり本格的なコスプレ♡

彼女のファッションはとても個性的でオシャレ!貴重なプライベートショットもたくさん投稿してくれているので、もっと見たい方は彼女のインスタをチェックしてみてはいかがでしょうか。

とにかく役柄の振り幅が広い仲さん

出典 http://natalie.mu

哀川翔主演映画「ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-」で演じたゼブラクイーンは、映画の舞台となる“ゼブラシティ”のカリスマシンガーとして活躍するという役柄。

「ハチワンダイバー」では谷間こんにちわのメイドさん

出典 http://www.amazon.co.jp

溝端淳平主演ドラマ「ハチワンダイバー」では、メイド服に胸の谷間こんにちわ状態で視聴者(主に男性)を釘付けに。

「モテキ」では子持ちのキャバ嬢

出典 https://www.youtube.com

森山未來主演映画「モテキ」では、子持ちのキャバクラ嬢を好演。なんかセクシー系多めですが、これなら男性人気が高いのは当然。女性から見ても不快に思わせない色気は、ぜひお手本にしたいものです(笑)

おわりに

出典 https://www.instagram.com

結婚や出産を機に、どうしても落ち着いてしまった雰囲気になる女優も少なくない中、仲さんは変わらないどころか演技の振り幅を広げ続けています。

もともと演技派として高く評価されていた彼女ですが、今回の「イカれた演技」もさらなる追い風となり、その注目度は更に高まっていくでしょう。

次はどんな役柄で私たちを驚かせ、感動させてくれるのか。期待するなという方がムリですね、期待しましょう!

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