先天性完全四肢切断という障害をご存じだろうか。世界でも稀な障害です。アイルランドに住むジョアン・オリオーダンさん(19)は、生まれながらにして四肢が存在しない状態の障害です。

両親は出産9週間前に検診で事実を知り打ちのめされたと語っている。

健常者と変わらない子育て

母は当初、この娘に何が出来るのか不安だったと言う。父は歩き方の代わりに転がり方を教えた。床にお菓子を放り投げ、どちらが先に取れるか競争をしたりと工夫を重ねての子育てを実践した。

母は、「これをどう使えるのか自分のやり方でやってみなさい」と教えジョアンさんは左肩と頬でペンを挟み点を書く練習から始めたとのことです。なんと普通の子供達と同じ小学校に入学し勉強に励んだのです。

障害者補助金削減

2011年アイルランド政府は、障害者向けの補助金を削減しようとしていた。そこで14歳のジョアンさんが動く・・・

選挙活動で町を訪れた首相候補のエンダー・ケニー氏に「首相になったら補助金の削減はどうしますか?」と質問したのです。すると、ケニー氏は「補助金は削減しない」との回答。14歳の少女であったジョアンさんの行動力に驚きです。

少女の言葉をないがしろにした首相

首相にになったケニー氏であるが・・・ジョアンさんの言葉など気にすることもなく補助金カットの政策を推し進めようとした。14歳の少女の言葉をないがしろにしたのです。

公開文書

めげないジョアンさん。一国の首相に対しジョアンさんが取った行動は・・公開文書を送って怒りをぶちまけたのです。「障害者の声を聞いて欲しい。障害者の声はいつも聞いてもらえない。」と。これがメディア、マスコミで取り上げられ政府は補助金削減を撤回したのです。

政府、首相をも動かすジョアンさんの行動力には驚くばかり、そして、結果が伴うあたりにリーダー、カリスマ性を感じさせられます。将来が楽しみです。

ジョアンさんの夢

2012年にはニューヨーク国連本部に招かれ演説をした。「障害者の暮らしを助けるロボットを開発して欲しい。」と強く訴え大きな拍手を浴びた。2015年11月には、国際青年会議所の「素晴らしい若者賞」に選ばれ来日した。

大のスポーツファンでもあるジョアンさん、日本で開催されるパラリンピックに大きな期待を寄せ「一流の障害者選手の活躍は世界の人達の障害者の認識を変えていく力がある。皆が楽しめてより包容力のある社会になっていくようなパラリンピックになって欲しい。」と語っています。

「素晴らしい若者賞」にふさわしい強い意志が感じられるコメントですね。

ジョアンさんの言葉

現在のジョアンさんですが、UCC大学の2年生でヘルパーの助けを借りながら寮生活をしているようです。

将来の夢は「ジャーナリストでとにかく精一杯生きていくわ」と語り、障害者を含めて皆に伝えたい言葉として「人間には潜在能力がある。発揮する機会を」との言葉を残しています。

五体満足でありながら悩んでいる方、自分の進むべき道に迷いを持っている方、自暴自棄に陥り精神が安定しない方達へジョアンさんの生きざまをみて何かを感じ取って欲しい。

ジョアンさんの”障害に負けない行動力”に自分も負けていられないと感じました。
皆さんはどう感じられてでしょうか?

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病気(手術、治療の繰り返しにも拘らず病名が付かないため難病指定にならず・・)を患い闘病中、今年で21年目です!

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