記事提供:Doctors Me

医師が解説する医療・健康サイト「Doctors Me」編集部です。
できるだけかかりたくない病気は数多くありますが、それらの病気の中でも代表的なものが悪性腫瘍、つまり「がん」ではないでしょうか。

今回はがんの早期発見、治療に特化した「がんドック」について、医師に話を聞きました。

がん、早期発見の重要性

がんの予防に有効といわれる方法は生活習慣の面でもたくさんあります。

【がんの予防方法の例】
・タバコを吸わないこと
・深酒をしないこと
・食生活のバランスを整え、緑黄色野菜などをとり入れる
・ストレスをためないこと
・運動習慣をつけること

これらを実行することで、がんの発症の確率を下げる効果も実証されています、それでもやはり、残念ながらすべてのがんが予防できるものではありません。

がんができた場合に大切なことのひとつにできるだけ早期のうちにがんを見つけ、治療を始めることがあります
早いうちに見つけることができれば、後遺症もなく元通りの生活に戻れる場合がほとんどです。現代では多くのがんに有効な治療法があります。もちろん発見が早ければ治療期間も短く済み、仕事や家庭生活に与える影響も最小限で済みます。

「がんドック」ってどんな検査?

市町村のがん無料検診の対象年齢ではない、あるいは少し費用をかけてもよいから広範囲に調べたい、という方に注目されているのががんドックです。

がんドックでは、以下のような検査が行われます。
【一般的な検査項目】
・血液検査
・胸部や腹部のCT
・上部消化管の内視鏡

【女性向け検査項目】
・乳がん検査:乳房のエコーやマンモグラフィー
・子宮がんや卵巣がんなど婦人科系の検査:エコー検査

その他、施設によっては費用は高くなるものの、全身の広範囲で異常所見を感知できるPET(陽電子放射断層撮影)検査などもオプションで付けるのも人気があるようです。

がんドックの検査費用はどのくらい?

がんドックは健康保険が使えない自由診療です。そのため値段は千差万別です。

一般的には、男性で5万円くらい、女性で7万円前後、これにPET検査を加えると、さらに10万円程度上乗せされることが多いようです。設備が整った大きな病院や都市部では、やや高くなる傾向があります。項目を追加すると費用も高くなっていきます。気になる場合はがんドックを行っている病院に問い合わせてもいいでしょう。

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【医師からのアドバイス】

特に基礎疾患や遺伝性のがんの心配のない若い方が毎年がんドックを受けるというのは、CTの被ばく量や費用面からあまり現実的ではないかもしれません。ある程度の年齢に達して「がんが心配」という方でしたら、がんドックでの検査を受けてみるのもいいと思います。

(監修:Doctors Me 医師)

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