昔、懐かしい昭和の香りを漂わせている「旧3級品たばこ」。値段も安く庶民の味方でもあり、パッケージも、どこかレトロな味わいを残しているこれらの旧3級品たばこ。たばこへの軽減税率が4月に廃止され、30~50円値上げするんだそう。さらに2019年まで段階的に税率が引き上げられるというのです。

「旧3級たばこ」は全部で6銘柄

出典 http://cospa.hatenablog.com

パッケージがなんともいえずレトロで昭和の香りを感じます。

法律上、JTは煙草農家が生産した葉タバコを全量買い取り、全てを製品化する義務があります。そうすると、どうしても低級の葉とか、余りの葉、或いは普通は使われない葉脈の部分とかも製品化しなければなりません。こういう原料から作られた紙巻煙草は「旧三級品」と呼ばれ、あまり美味しくないので、同じ値段だと売れずに余ってしまい、JTの経営を圧迫する事になります。

出典 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

余った煙草の葉で作られているのです。

法律では、JTに上記のような義務を課すと伴に、その救済策として「旧三級品」の税額を低くして売価を下げ、売れやすいようにしています。安く売られているのは、こうした事が理由です。

出典 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

売れやすいように値段を下げているのです。

現在は「製造たばこ定価法」が廃止に伴い、それまで一級品と呼ばれていた一級品が「旧一級品」に、二級品は「旧二級品」に、三級品は「旧三級品」となり、更に旧一級品と旧二級品の区分は廃止・統合されましたが、様々な大人の事情で「旧三級品」だけは廉価に買える煙草として残されてのです。

出典 http://cospa.hatenablog.com

旧3級品だけは廉価で買える煙草だったのに・・・。

3級品の安いと思われているタバコの場合は「味がばらついても許してね」と言うことなのです。
特に良く、美味しい煙草葉が収穫された場合は旧3級品にブレンドされるんだそう。故に、時々とても美味しい3級品煙草に当たることもあるというからちょっと面白いですよね。

エコー

出典 http://www.tabako-sakuranbo.co.jp

タール :15mg
入数/1個:20本
ニコチン:1mg
価格/1個:250円
発売日 :1968年08月01日

軽快な吸い心地の中に、たばこ本来のコクのあるうま味の楽しめる喫味。

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エコーの方がわかばよりも少しだけマイルドと言われています。カドが立っていないまろやかな吸い口なんだそう。

わかば

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タール :19mg
入数/1個:20本
ニコチン:1.4mg
価格/1個:260円

クセのないソフトな味わいと香りが特徴

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タバコは製造工程で、煙を多く出すために刻んだ葉に砂糖をたくさんまぶして作られているのですが
砂糖以外に、タバコの味として各種のフレーバーを混入しています。

わかばは特に味付けされていないような味わいです。

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各種のフレーバーを使用しているのには驚きました。わかばは味付けがない素のタバコの葉の味わいなんです。

しんせい

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

タール :22mg
入数/1個:20本
ニコチン:1.4mg
価格/1個:250円

山本周五郎は、缶入りのピースから「ニコチンの量が少ないから」という理由でしんせいに乗り換えている。

ビートたけし(北野武)の著書をドラマ化した『菊次郎とさき』で、父・北野菊次郎(陣内孝則)が本品を吸うシーンがある。

三島由紀夫の小説『潮騒』(1954年)の主人公・久保新二が乗り込む漁船の漁労長や灯台長が本品を吸っている描写がある。

「ルパン三世」シリーズでは、レギュラーキャラクターの銭形警部が愛飲するたばことして本品が登場する。

出典 http://kimataba.hatenadiary.jp

小説やドラマ・映画などで「しんせい」はよく登場しています。

両切りとしては、あっさりとした軽い喫味が特徴

出典 http://www.tabako-sakuranbo.co.jp

出典 http://blogs.yahoo.co.jp

タール:18 mg
ニコチン:1.2 mg
入数/1個:20本
価格/1個:210 円(税込

「ゴールデンバット」はJTが現在販売する銘柄のなかで最も古く、文豪、夏目漱石が「坊っちゃん」を発表した06年に発売された。当時の価格は4銭。

出典 http://news.livedoor.com

4銭で売られていたのはビックリ!ゴールデンバットという名前はインパクトがありました。

ラム酒の香りのあるあっさりとした「スイートアンドマイルド」な喫味。

出典 http://www.tabako-sakuranbo.co.jp

太平洋戦争中にはいわゆる「敵性語追放」により、「金鵄(きんし)」と改名していた。これは『日本書紀』の神武天皇東征伝説において、生駒の豪族・長髄彦(ながすねびこ)と兄の仇を取るため対峙した際、金の鵄(とび)が天皇の弓に止まり敵の眼をくらませたという故事による。

出典 http://dic.pixiv.net

歴史のある煙草です。

沖縄限定の旧3級たばこもあるんです!

うるま

出典 http://www.dee-okinawa.com

タールは17mg、ニコチン1.2mg。
価格は190円。

「うるま」とは「サンゴ礁の島」という意味なんだそう。本土復帰前は「琉球煙草」という会社が製造・販売していたんです。

ヴァイオレット

出典 http://www.dee-okinawa.com

タールは17mg
ニコチン1.2mg。
価格180円。

この開け口は、ハイライトと同じ。スミレの味がするというからちょっと吸ってみたいです。

旧3級品の値上げのほうが高い

庶民の味方なのに。

また煙草・・・

愛煙家は辛いです。

老若国籍問わず

安価な煙草を求める人は多いです。

「旧3級たばこ」は外国人労働者や、年金で暮らす愛煙家のお年寄りの楽しみであると聞きました。健康のために禁煙が叫ばれる中、愛煙家は益々肩身の狭い思いをしているでしょう。そんななかでのこの庶民の煙草である「旧3級品」の値上げ。いささかかわいそうな気がしてしまうのです。

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東京が好きで、昭和が好きで、古い日本のドラマも好きで、カフェが好き。
忘れられかけている遠い記憶のことを掘り起こしています。

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