2月6日、台湾南部を襲ったマグニチュード6.4の地震

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2月6日、台湾南部を襲ったマグニチュード6.4の地震。

この地震によって16階建てのマンションは倒壊し、確認されているだけで死者の数は38名。

行方不明者の数もあわせると死者の数は今後100名以上に増える可能性もあり、現在も決死の救助活動が行われています。

台湾に甚大な被害を与えたとされている今回の地震。

しかし、現在、台南に在住する日本人によるブログが注目を集めているようです。

「台南に住んでいる人間として日本の報道や友人からのメッセージに違和感を覚えた」、「極論募金なんかしなくてもいい」としてブログを更新したのは、現地に住む日本人ブロガーの前原和裕さん。

前原さんはその理由を現地の状況とともにこのように綴っています。

”ビルの倒壊”ばかりがテレビで放送されている現状

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「今回の地震で亡くなった方のことを忘れているわけではない」としながらも、今回の被害の多くは”人災”であることを主張している前原さん。

現在、日本では倒壊したビルの様子が盛んに報道されていますが、前原さん曰く、実際に倒壊したのはこのビルだけ。

日本でも報道されているように、このビルは手抜き工事の違法建築で建てられたものであり、地震の規模も「たまに日本で起こる震度5くらいの地震」だったといいます。

それでも倒壊したビルばかりがテレビに映されるなか、前原さんによると現地の人たちが切実に困ったことは3日間の断水で、その断水もすでに復旧しているとのことです。

現地の様子を取材する日本のマスコミに感じた違和感

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そんななか、前原さんが感じたという違和感。

前原さんが住んでいるゲストハウスにも日本のテレビ局から取材の電話がかかってきたそうですが、そのときの様子を”日本のマスコミ側としたら不謹慎ですが、もっと大きな被害に遭ったという答えが返ってくるのを待っていたようですとブログに綴った前原さん。

現在、倒壊したビル以外には、被害といった被害が出ていないのにも関わらず、ゲストハウスではキャンセルが相次ぎ、台南の他のホテルでもきっと同様のことが起きている…。

「今回の地震の騒ぎを大きくすればするほど、台南に観光客は来なくなる」として現在台南が受けている”風評被害”を訴えています。

”お互いの募金を通じての日台交流”は話としては美しい

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東日本大震災の際は日本に200億円という多額の義援金を送ってくれた台湾の人々。そして今度は日本が、甚大な被害を受けたとされる台湾へ。

こういった”お互いの募金を通じての日台交流”について、話としては美しいと綴った前原さん。

しかし、イメージばかりが先行しているだけで、今回台湾で起きた地震は東日本大震災とは全く違うもの。

今回の地震によって、そのほとんどが影響を受けていないのにも関わらず、観光客が来なくなってしまうことを残念に思っているようで、ネットでも前原さんと同じような意見を持つ人は少なくないようです。

今台南人が日本人にしてもらって喜ぶのは、募金ではなく台南への観光

出典 http://find-travel.jp

募金と募金でつながるよりも、風評被害に惑わされることなく台湾に足を運ぶこと。

「今台南人が日本人にしてもらって喜ぶのは、募金ではなく台南への観光だ」と綴った前原さん。

格安航空会社であれば2万円で往復できるという台湾。同じ額を募金するよりは、実際に現地に赴いたほうがお互いにとって、より良い選択なのかもしれませんね。

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amaneck このユーザーの他の記事を見る

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