記事提供:しらべぇ

イスから立ち上がるとき、「よっこいしょういち」と思わずつぶやいてしまう人は、意外と多いと聞く。しかし、20代以下の若者は、それが人名であることすらわからないようだ。

もちろん、ギャグの元ネタとなっているのは、昭和の軍人で終戦後も投降を拒み28年間グアム島で生活した横井庄一氏である。

横井氏が日本に帰還したのは1972年でその様子をリアルタイムで見た世代は40代後半以上であると思われるが、現在もギャグだけは残っているようで、若い人が意味もわからず使っていることもあるそう。

このような「人名をまじえたオヤジギャグ」は意外と多く、流行語になったものもある。

■名前を使ったギャグでもっとも寒いのは?

そこでしらべぇ編集部がピックアップした名前を使ったギャグ「あたり前田のクラッカー、よっこいしょういち、冗談はよしこさん、がってん承知の助」のうちどれがもっとも寒いかをアンケートしてみた。

結果、もっとも多かったのは44.3%で「どれも寒い」だった。2位は「あたり前田のクラッカー」で18.6%、3位「冗談はよしこさん」14.2%、「よっこいしょういち」が14.0%と続く。

厳正なる調査の結果、4つのうちもっとも笑えるギャグは「がってん承知の助」であることが判明した。

「がってん」といえば、NHKのバラエティ番組「ためしてガッテン」や、回転寿司屋「がってん寿司」があるだけに、若者にも身近な言葉。それだけに、ギャグになっても違和感を覚えないと考えれば合点がいく。

逆に「あたり前田のクラッカー」は1960年代に放送された『てなもんや三度笠』内で故・藤田まことが放ったギャグで、馴染みのない人が多いだけに、寒いと感じてしまうのかも。

■名前に使ったオヤジギャグは?

もちろん、人名にまつわるギャグは上記4つだけではない。12月に取り上げ好評だったオヤジギャグの天才将棋棋士豊川孝弘七段が開発したギャグを見てみよう。

①そこが痛い、小結板井:痛いと元小結板井

②ここで大技獏:大技と俳優の大和田獏

③小技が効いてます、春風亭小技:小技と春風亭小朝

④この手でもうシルヴィ・ヴァルタン:しびれると歌手シルヴィ・ヴァルタン

⑤上部の厚みがきよしちゃん:厚みと俳優渥美清

⑥駒をトルストイ:取るとロシアの小説家トルストイ

⑦上が広末涼子:上が広いと広末涼子

出典しらべぇ

名前をまじえたギャグはたしかに寒いのだが、冷静に考えると言葉をうまくつないでいるとも言える。

調査ではもっとも寒いと評価された「あたり前田のクラッカー」。

「あたりまえだ!」と前田製菓のクラッカーをドッキングさせ、ギャグとして流行させ、後世に語りつがれる言葉にした藤田まことや、マシンガンのように人名ギャグを思いつく豊川七段は、本当はかなり凄い人なのかもしれない。

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo
調査期間:2016年1月20日~2016年1月24日
対象:全国20代~60代の男女1331名

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