ロシアのオイミャコン村

寒い日が続いていますね。

しかし世界広し寒いにもほどがある村がロシアに存在します。

ロシア・サハ共和国の北東のオイミャコン地区のインディギルカ川の約2km西、北極圏のわずかに南に位置する村「オイミャコン村」。

 今回紹介するこの「オイミャコン村」の村民達は、我々の常識をはるかに逸した生活を送っているようです。

「世界で一番寒い村」

出典 http://daypic.ru

オイミャコン村にあるモニュメント。ここで記録された最低気温71.2度と、観測した地理学者のレリーフもある。

「世界で最も寒い定住地」とされ、一年の半分以上が冬である。標高740m。周囲にはインディギルカ川の準平原が広がり、川自体の流路も網の目状に迷走している。川から数km離れると浸食が進み老年期に達したなだらかな山地が広がる。

出典 http://www.forest-plus.com

1926年1月26日、このサハ共和国の北東部にあるオイミャコン村で-71.2度という気温が観測されました。これは人が住む定住地での記録としては過去最低気温にあたり、同時に北半球における最低気温の記録にもなっています。

出典 http://zatugakunoeki.com

この時の温度の測定法には議論があるそうですが、真冬の村の平均気温は-50度以下という極寒っぷり!

オイミャコンの定住者は500人以上。村の中心部には「オイミャコン:世界の寒極」と書かれたサインもある。この地域では冬は8カ月続くこともある一方、夏は短い。雪は5月頃までに解けるが、早くて9月には再び降るという。

出典 http://jp.reuters.com

寒い上に冬が半年以上続くという極寒っぷり!

オイミャコン村での生活は我々の想像の斜め上をいってます

水道が無い

出典 https://www.youtube.com

水道管が凍り付いてしまうため、給水車が各家庭を回り、水を供給している。

排泄物もすぐ凍る

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もちろん下水設備も整っておらず、家の中で用を済ませてしまうと排泄物が凍り回収が困難になるため外にトイレが設置されている。

全部冷凍食品!?

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付近で魚が獲れるらしいですが、時期によっては吊り上げた直後に魚が凍ってしまうそうです。画像は野ウサギも映ってますがもちろん凍ってます。

乾燥機いらず

洗濯ものは、なんと外に干すのだという。何度も言いますが、外は-40℃。しかも上着も着ずに外に出るお母さん。洗濯ものは干したそばからどんどん凍ってゆく。数分経つと服の表面に水分が吹き出し氷のかたまりになる。それを払い落とせば終わり。見事に乾いているという魔法みたいな技。

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服が壊れる...?

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玄関のドアノブを掴んだ瞬間、手とドアノブくっ付いてしまう。プラスチック・ビニールなどの石油製品はパラパラと粉状になってしまうという。

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車のエンジンを止められない

出典 http://www.moya-planeta.ru

多くの人は車のエンジンをかけたままにする。凍ってしまうともうかからなくなると恐れているからだ。

車を使うのは非常に難しく、外国製の車はまずエンジンがかからない。ロシア製の「ウラル」や「UAZ」の車なら、ブロー・トーチの裸火を使えば温めることができるが、最初の数キロは暖機運転した車で厳密にまっすぐ走らないと、タイヤの外側が曲がり角で飛んでいくこともある。

出典 http://jp.rbth.com

お葬式も大変

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故人を埋葬するのには、まず凍った土壌を温める所から始まり、土を掘り起こし埋葬するまでに3日はかかるそうだ。

そんな極寒の地でも意外な一面がある。

風邪をひかない

出典 http://www.rediff.com

寒いのに風邪をひかない。

それだけじゃない。オイミャコン村の住人は冬は、あらゆる感染症にも感染しない。

その理由は冬の平均気温が-50度を下回るために細菌やウィルスが生きる事が出来ないからだ。

そのためか、オイミャコン村の住人は長寿の人が多く、旧ソビエト時代には平均寿命が2位になった事があったそうです。

夏は暑い

出典 http://wonderfulengineering.com

前述の通り一年の半年以上が冬のオイミャコンでも5月までに雪解けし9月には再び冬が訪れるという。

その短い夏は比較的暖かいそうです。

夏場の平均気温は30度を越え、2010年7月28日には最高気温34.6度を記録しています。

出典 http://zatugakunoeki.com

いかがでしたか?

見てるだけで寒くなってしまうオイミャコン村。

夏冬の寒暖差が激しすぎるこの村ですが、その気候に根付いた生活を送っている村民に底力を感じますね。

気になる方は訪れてみては?

...ちなみにホテルはありませんよ。

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