・虐待を受ける子供の気持ち

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子供たちを叱る親たち。行き過ぎた行為は「児童虐待」となり、深く子供たちを傷つけます。家庭内暴力を受けた子供たちの気持ちを想像したことはありますか。

子どもたちの心の中を覗いてみましょう。

1.鏡に映る自分の顔

出典 https://youtu.be

少年は洗面台の鏡に映る自分の顔をジッと眺めています。ヒビが割れており傷ついた自分を悲しそうに見つめる瞳…。とても辛そうです。

2.仮面をかぶる

出典 https://youtu.be

しかしその表情を隠すかのように、キレイな仮面を被りました。

3.いつも仮面を被り過ごす

出典 https://youtu.be

学校など外に出るときはいつも仮面を被ります。静かに目立たないように、良い子でいようとする少年。誰も彼の本当の素顔には気づくことはありません。

4.家に帰ると・・・

出典 https://youtu.be

家に帰ると父親からの平手が飛んできました。しかし、仮面を被っているため表情は見えません。彼にとってはこれが日常となっているのです。

5.一人になり、マスクをとると

出典 https://youtu.be

洗面所に入り、一人になった少年。マスクをそっと外すと、そこには以前よりずっと傷ついてしまった素顔が…。周りには平気なふりをしていますが、知らないうちに彼の心はボロボロに…どんどん傷つき今にも壊れそうになっていたのです。

・是非動画でご覧ください。

出典 YouTube

実は、これはデンマークで放送された家庭内暴力、児童虐待の恐ろしさを伝えるCMです。25秒の短いCMですが、非常にメッセージ性の高い内容となっています。

・このCMは日本でも話題になっています。

このCMを見た方々は家庭内暴力、児童虐待の恐ろしさを再認識し、それぞれの思いをコメントされました。

・涙を流す人たち

この映像を見て思わず涙を流す人たちがたくさんいました。

・怖い

直感的に怖いと感じてしまうのもわかります。

・心が助けて欲しいのに助けの求め方を知らない

仮面を被って、平気なふりをしているが本当は助けてほしいと思っている…しかし助けの求め方も、誰に求めていいのかもわからない。子供たちの悲痛な叫びが聞こえてくるような映像でした。

・自分を見てるようで、わかりたくない。でもわかる。

まさに自分のことで、辛いからわかりたくない。だけど、わかる…という方。

・虐待の経験がある方は…

自分と重なってしまい、心が締め付けられる気持ちになる人も少なくありません。

・自分の顔だけでなく、景色までがゆがんで壊れている

少年の目に映る世界がゆがんで見えてしまっていることに、さらに怖さを感じます。

・いじめもきっと同じ

家庭内暴力だけでなく「いじめ」を受けている人も同じような気持ちなのではないでしょうか。

・暴力が当たり前と思ってしまう子もいる

映像に出てくる子は、まだ虐待に対して自覚的だけれど、中には暴力行為が当たり前だと刷り込まれてしまうケースもあります。そうなると、本人も平気で暴力を振るう人間に育ってしまいます。

・色んな仮面を被ってしまう

人間は本当の自分を相手に見せたくない時、仮面を被ってしまいます。傷ついている自分を見られたくない少年の気持ち、誰しもが持っている一面なのかもしれません。

・あなたも「児童虐待」をしてしまっていませんか。

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どういった行為を「児童虐待」と呼ぶのでしょうか。児童虐待は大きく4種類に分類され定義されています。

1.身体的虐待: 殴る、蹴る、投げ落とす、激しく揺さぶる、やけどを負わせる、溺れさせる、首を絞める、縄などにより一室に拘束する など

2.性的虐待:子どもへの性的行為、性的行為を見せる、性器を触る又は触らせる、ポルノグラフィの被写体にする など

3.ネグレクト:家に閉じ込める、食事を与えない、ひどく不潔にする、自動車の中に放置する、重い病気になっても病院に連れて行かない など

4.心理的虐待:言葉による脅し、無視、きょうだい間での差別的扱い、子どもの目の前で家族に対して暴力をふるう(ドメスティック・バイオレンス:DV) など

出典 http://www.mhlw.go.jp

自分では「叱る」行為だと思っていても、実は児童虐待であったということがあるかもしれません。

・日本でも増加する児童虐待

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児童相談所の児童虐待の相談対応件数(平成24年度)は、児童虐待防止法施行前(平成11年度)の5.7倍に増加(66,701件)
虐待死は高い水準で推移している。

出典 http://www.mhlw.go.jp

日本でも、児童虐待の相談件数は増加しています。また、虐待により命を落としてしまう子供たちがいることを忘れてはいけません。

・児童虐待により亡くなった子供たち

出典 http://www.orangeribbon.jp

抵抗力がない幼児が亡くなるケースが多いですが、中高生の子供達でも亡くなってしまうケースがあります。

・相談件数は年々増加

出典 http://www.orangeribbon.jp

右肩上がりで相談件数が増えていることがわかります。

・実際に虐待を受けていた方の体験談

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実際に虐待を受けていた方の体験談を聞くと、その心の痛みがひしひしと伝わってきます。

・父親に幼稚園のころから殴られていた

私は、幼稚園の頃から、酔っ払って会社から帰って来た親父に意識がなくなるまで殴られました。
兄弟は3人いましたが、顔が似ていない私は他の兄弟の倍以上殴られました。

親父はお酒が入ってなければそこそこ優しかったのですが、お酒が入り会社で嫌なことが有ったら必ず狂ったように母親や私を殴りました。

おかげで頭が今でもあちらこちら凹んでます…>_<…。

結局、母親は父親について行けないと離婚して家を出て行きました。

そして40年以上たった今でも、毎日の様に夢を見ます。
この夢は正直とても辛くてしかたないです(._.)。

小学校の時から、決断力に乏しく引っ込み思案な性格になり、そんな性格を直そうと、ずーと自分自信と、戦って来ました。

そんな性格なので小学校の先生にもいじめられました( i _ i )。

出典 https://www2.nhk.or.jp

「顔が似ていない」という理由で兄弟の中でも倍以上殴られ、意識を失うこともあったという方。それが原因で引っ込み思案な性格になってしまい、今でも虐待に関する夢を見てしまうなんて…。

殴られているその時だけでなく、その後の人生にも大きく影響を与える児童虐待。この方も本当に辛い思いをされてきており、今も戦い続けているということが伝わってきます。

・兄から性的虐待を受けていた少女

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わたしは小学4年から2こ上の兄に性虐待されてました
18才までほぼ毎日です

精神が、おかしくなり家の前が車がよく走る道路なんですが、飛び出したりしてました
数回

触られるのがいやだから
庭や、自転車置き場に隠れてました

わたしは現在32才ですが、兄を見ると気分が沈み、死にたくなります

うつが、治らないと結婚はできないだろうし、
将来が見えないです

出典 https://www2.nhk.or.jp

もちろん、虐待する側は親だけが対象でなく時には兄弟や他人だということもありえます。この方の場合は血の繋がった信頼できる相手であるはずの兄に性的虐待を受けていたということで、どうしようもない苦しみを味わってきたのではないでしょうか。

また、周りに相談しにくいのも性的虐待の大きな問題の一つであると感じます。

・いかがでしたでしょうか。

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子どもは愛するものであり、傷つけて壊すものではありません。

また、血の繋がった子でなくても周りに児童虐待で傷ついている子がいたら、そっと救いの手を差し伸べてあげたいと、強く思わせてくれるCMでした。

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