また、洋楽全盛期の「声」が「星」になってしまいました…

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読者の皆様にもご存知の方は多いと思います。あの、アース・ウインド・アンド・ファイヤーの「声」として、ファルセット・ヴォイスのフィリップ・ベイリーと共に世界中で人気のあったモーリス・ホワイトが、現地時間の2月3日、死因の公表はありませんでしたが、74歳で亡くなりました。

モーリス・ホワイトと言えば、6度のグラミー賞の受賞や、「宇宙のファンタジー」「レッツ・グルーブ」等で、世界中を踊らせたシンガーとして著名ですが、ここ20年はパーキンソン病を患い、コンサート活動などの第一線からは退いていました。

85年には、唯一のソロアルバム「スタンド・バイ・ミー」(原題はセルフ・タイトル)を発表し、日本でも広告で使われた「アイ・ニード・ユー」はバラードの名曲として、今でも高い人気を保っています。

ご冥福をお祈りすると同時に、今回の投稿では、モーリスの軌跡を、洋楽バーのマスターである筆者が紹介させて頂こうと思いますので、是非最後まで宜しくどうぞお付き合い下さい。

Earth, Wind & Fire - September

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アースと言えばこの曲!という方も多いのではないでしょうか?

代表的な作品の一つですね!モーリスのリード・ヴォーカルから始まり、もう一人のヴォーカルのフィリップ・ベーリーのファルセットが入り、ブラス・アレンジも光る彼ららしいディスコ・ナンバーになっています。

よく言われますが。ドリカムがこの辺りからの影響を公言しています。後に悲願の共演も果たしました。

78年、全米8位を記録。

Earth, Wind & Fire - Fantasy

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この曲も根強い人気があります!

フィリップが主役の曲ではありますが、ヴォーカルとしては脇役に徹するモーリスの、パーカッションを叩きながらのコーラスも見どころとなっています。

こういった複数の主役を配したバンドは、イーグルスなどもそうですが、変化があって非常に魅力的ですね!

78年、全米第32位を記録。

Earth, Wind & Fire - Let's Groove

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筆者のリアル・タイム経験は、この曲からです。彼らはディスコ・ブームに乗って、沢山のヒット曲を出してきましたが、その中でも大きなヒットになりました。しかし、流行の音楽のスタイルが時代と共に変化してき、最後の全米トップ10ヒットとなりました。

モーリスの味わい深いヴォーカルと、当時流行のヴォコーダー(歌声をデジタル処理したもの)、それに女性コーラス、フィリップのファルセット…歌声だけでも沢山の魅力を盛り込みました。

成熟期を迎えた彼らが大人のダンス・ミュージックを魅せました。

81年、全米第3位を記録。

Earth, Wind & Fire - Boogie Wonderland

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女性コーラス・グループのエモーションズとのコラボで、モーリスもノリノリで色っぽく歌い上げます。

70年代のファンキーな感じが非常に伝わります。ミラー・ボールだったり、華やかなステージ衣装であったり、「未来は明るい」感じが筆者気に入っています。今じゃ、地球環境がどうのとか、少子高齢化だの…こんな感じでノレませんよね?

この頃のモーリスが一番元気で若々しかったかもしれませんね。30代ですね!

78年、全米第6位を記録。

Earth, Wind & Fire - After The Love Has Gone

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プロデューサーとしても親交の深いデヴィッド・フォースター率いるエアプレイとの競作となっているこの曲。

バラードの名曲として、未だに歌い継がれ、聴かれ続けています。心に染み入るメロディー、大人の色気と言いますか、モーリスの歌には本当にお世話になったのだと、涙が出てきます…。

音源がライブ音源で、若干音質に難がありますが、その分、生々しいモーリス達の熱演が伝わります。きっと素敵なライブだったのでしょうね…。

79年。全米第2位を記録。

いかがでしたか?

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筆者もそうですが、今回モーリスの死に直面し、「やっぱ、モーリス・ホワイトは最高のヴォーカリストだ!」と再確認した人も多いのではないでしょうか?

闘病生活が長く、音楽活動もここ暫らくは精力的ではなかったようですが、とは言え74歳。星になってしまうのは早すぎます。少し体調のいい日ならもう一回歌えたんじゃないか…。そんな気がしてなりません。非常に残念です。

洋楽ファンを長くやっていますが、ここのところ訃報が多すぎて悲しいですね…。沢山の素晴らしいアーチストと出会って、沢山幸せでしたけど、沢山の別れも経験しなくてはならないのですね…。

筆者が、LPではなく、CDを初めて手にしたのは、モーリス・ホワイトの唯一のソロ・アルバムです。筆者が家に一枚しかCDが無かったころから現在に至るまで、愛聴しています。

モーリス・ホワイト…本当にありがとう!最高のシンガーでした!合掌。

この記事を書いたユーザー

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東京都大田区大森生まれ。立正大学附属立正高等学校、尚美学園短期大学音楽ビジネス学科、放送大学教養学部生活福祉専攻卒業。STAY UP LATEオーナー。 ライター業と、セミナー講師、司会業も実質少々。江戸川区在住、一児の父。愛猫家。

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