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海に漂う「プラスチックゴミ」

世界規模の調査によると、プラスチック製容器包装の実に95%が1回使用されただけで廃棄されており、その経済的損失は年間800億~1200億ドル(約9兆~14兆円)に上るという。

出典 http://www.jiji.com

世界のプラスチックの生産量は1964年の1500万トンから2014年の3億1100万トンへと50年で20倍以上に急増。今後20年間でさらに倍増するとみられている。

出典 http://www.nikkei.com

海底ごみの種類はプラスチック類が多く、生活系のごみが大半。
漂着ごみは、発泡スチロールやプラスチックなど、自然界では分解されないものが多くなっています。

捨てられる量は「1分でトラック1台分」

現在、海に廃棄されるプラスチックごみは毎年800万トン。「1分ごとにトラック1台分のプラスチックを海に捨てるのと同じ」であるとのこと。

出典 http://irorio.jp

もし何も対策が取られなければ、2030年までに毎分1台から毎分2台へと、2050年までに毎分4台へと増加することが予想されます。

出典 http://www.gizmodo.jp

なんと生産される全てのプラスチックのうち32%は回収されずに川や湖、海へと流出しているそう。

その量はいつか魚の量を超えるといわれている

世界の海に漂うプラスチックごみの量は、各国が相当に積極的なリサイクル政策を導入しない限り、2050年までに魚の量を上回ると警鐘を鳴らす報告書が、スイス・ダボスで発表された。

出典 http://www.jiji.com

2025年までに、魚3トンに対しプラスチックは1トンとなり、2050年にはプラスチックが魚より多くなる。換言すれば、35年後、人が海に捨てるゴミが、魚をその自然な生息地から追い出してしまうのである。

出典 http://jp.sputniknews.com

海へ釣りに行っても、釣れるのはゴミという笑えない事態が現実に起こりつつあるのです。

食卓から魚が消えるかもしれない...

2006年、アメリカの科学雑誌の「Science」に衝撃的な論文が発表されて話題になったが、その内容とは「2048年には海から食用魚がいなくなる」という水産業界と消費者に対する警鐘であった。

アメリカとカナダの合同研究チームによるこの研究は、海洋の生物多様性が漁業によって急速に失われていることを指摘するもので、すでに(2006年当時までに)人類は29%もの海洋の食用生物種を乱獲などにより絶滅に近い状態に追い込んできたことも断罪している。

そして現状のままで何も対策を行なわずに操業と消費を続ければ漁業の対象魚の激減が続き、2048年にはほぼ消滅すると主張している。

出典 http://news.livedoor.com

ゴミの影響を受けるのは魚だけではない

プラスチックごみのうち、細かく砕けて大きさが5mm以下になったものは「マイクロプラスチック」と呼ばれ、表面に有害物質が付着しやすい特徴がある。さらにはプランクトンと同等のサイズまで細かくなるものもあり、魚が捕食するこで魚の生態系に影響を及ぼすおそれがあると指摘されている。

出典 http://tsuriho.com

プラスチックごみは海岸での環境悪化に加え、波や紫外線などで細かく砕かれて海に流出し、海鳥や貝といった様々な生物が摂取するなど生態系への悪影響も懸念されている。

出典 http://www.yomiuri.co.jp

小さな生物から大きな生物へと、食物連鎖を通じた「生物濃縮」が生じる危険性もあります。

海岸から海に流出するプラスチックゴミは、海にとってはもちろん、野生生物や人間にまで危険な影響をもたらす可能性がある。長い時間をかけて、プラスチックは、小さい生物でも簡単に飲み込めるほど小さく分解されてしまうのだ。

出典 http://wired.jp

プラスチックは有害物質を吸着しやすいため、有害物質が蓄積されたであろう魚を食べている可能性もあるのです。

その影響は日本とて例外ではない

大きさが5ミリ以下の微細なプラスチックのごみ「マイクロプラスチック」の海水中の密度が、日本の近海では、これまでに調査が行われた世界各地の平均と比べて27倍高くなっていることが、九州大学の研究でわかった。

出典 http://www.data-max.co.jp

マイクロプラスチックに限らず、沖縄及び日本海沿岸各地では、東アジア諸国から漂着する夥しい海洋ゴミが大きな社会問題となっています。

事態の打破にはリサイクルの推進が必要

アジア諸国では、経済発展に伴い、人々が生活の中で排出するプラスチックごみ量も増加しつつある。また、発展途上国では、消費財メーカーが少しでも安く売るために安価なプラスチック資材で製品を包装する。しかし、これらは廃棄物処理システムで対応しきれず、大量のプラスチックごみが排出され環境に悪影響を及ぼしている。

出典 http://www.viet-jo.com

プラスチック容器のリサイクル率はわずか14%で、紙の58%や鉄鋼の70~90%を大幅に下回っている。報告書はプラスチックのリサイクルを促進し、海など自然界への流出を防ぐ対策の強化が急務だと指摘した。

出典 http://www.sankei.com

一人ひとりの取り組みも重要

綺麗な海での釣りを楽しみ、次世代に釣りの文化や楽しみを残すためにも海へのゴミのポイ捨てをしないなどの細かいところから取り組んでいきたい。

出典 http://tsuriho.com

ポイ捨てしないのは当然の事ですが、ゴミ拾いや、使い捨てを減らすなど個人レベルで取り組む事も重要だと思います。

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