米ワシントン在住のアマンダ・トロンプさん(22歳)がハスキー犬のカイロを引き取った時には、まさかカイロが自分のソウルメイトとなるとは想像もしていませんでした。

カイロに一目惚れしたアマンダさん

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母犬からミルクをもらえないでいる一匹のハスキーの仔犬がいることを、ボランティア募集の書き込みで知ったアマンダさん。カイロに会ってミルクをあげると、その可愛さに一目惚れしてしまい、引き取って自分が育てたいと思いました。

でも、アマンダさんの帰る家は決して幸せな家ではなかったのです。その頃、アマンダさんは一緒に住んでいた恋人に「サンドバッグ」のように扱われ、日々暴力を振るわれていました。

恋人の暴力はいっそう酷くなった

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カイロを引き取って以来、アマンダさんへの暴力がますます激しくなった恋人。アマンダさんが安らげる時は、カイロを連れて散歩に出る時だけだったそうです。友人や家族からも離れて暮らしていたアマンダさんにとって、カイロだけが唯一の近い存在となっていったのです。

やがて暴力はカイロにも及んだ…

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アマンダさんは、自分がDVの被害から逃れられずにいることを知っていました。何度も何度もDVを受けるうちに「慣れ」のようなものができてしまい、毎回、暴力の終わりを待つという毎日でした。でも、恋人がカイロにまで手を出すようになってようやくアマンダさんの「逃げる」という決心がついたのです。

DV被害を受けていた時には状況を把握する力さえなかった

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「あの時、カイロが傍にいなかったら今頃どうなっていたかわかりません。あの頃は周りの人達とも疎遠になって引きこもっている毎日でした。自分がDV被害にあっているということに対して、どう対処していいかわからなかったんです。」

男性でも女性でも、パートナーからDV被害を受けてもそれを周りに相談できない人は少なくないと聞きます。アマンダさんの心もきっと貝のように固く閉じてしまっていたのでしょう。でもそんなアマンダさんの気持ちをほぐしてくれたのが、カイロだったのです。

「一緒に暮らしていた人は、いつもイライラしていてコントロールしたがる人でした。自分が浮気していたにも関わらず、私が浮気しているんじゃないかと被害妄想になったりして。いろんな理由をつけては殴られていたんです。」

でも、カイロのおかげでカイロを守りたいと思う気持ちと同時にその男性から逃げることができたアマンダさんは、今は新しいパートナーと幸せな日々を過ごしています。

立ち直り、写真ビジネスを立ち上げたアマンダさん

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今のパートナーと写真ビジネスを立ち上げたアマンダさんは、インスタにもその美しい写真を投稿しています。美しい大自然を見つめるカイロとアマンダさんはまるでソウルメイト。辛い日々を共に乗り越えてきた一人と一匹だからこそ、今もより深い絆で結ばれているのです。

お互いがお互いを救い合った

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「あの時、カイロじゃなかったらきっと引き取っていなかったと思います。」そう語るアマンダさん。出会った時から不思議な絆で結ばれていたのでしょう。「いつも、どんな時もカイロは私の傍にいてくれます。」

「今、もし、私と同じ目にあっている人がいたら絶対に友人や家族と疎遠にならないで。」カイロがいたからこそ今の自分があると語るアマンダさん。

犬と人は一番近い存在ではないかと常に思う筆者。アマンダさんのことを支えてきたカイロにとってもまた、アマンダさんはなくてはならない存在でしょう。これからの彼らの人生が幸福に満ち溢れたものになることを願ってやみません。

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公式プラチナライター。イギリス在住22年目。いつも読んで下さる皆さんに感謝。Twitterアカウントは@mayonesque18です。よろしくお願いします。

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