SNSが発達しプライバシーや肖像権の問題が多くなる中、投稿された写真をマスコミが勝手に引用したことが話題となっています。

スキーバス転落事故で犠牲者たちの「顔写真」をSNSから入手して掲載していた

長野県で起きたスキーバス転落事故に関連し、大手マスコミが犠牲者たちの「顔写真」をSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)から入手して掲載したことがインターネット上で物議を醸している。

出典 http://www.j-cast.com

多数の死者を出してしまったスキーバス転落事故。その事故を報道するためにマスコミが亡くなった方たちの顔写真をSNSから入手して勝手に掲載していました。

これに対してインターネット上で物議を醸している

そもそも許可無く、SNSの写真を使用していいものなのか?

スキーバスが転落し多くの若者が死亡してしまったことにより、メディアはこぞって死亡した人たちの写真をSNSから引用しました。しかしこれは違法ではないのでしょうか?

すべての人には肖像権がある

肖像権は基本的にすべての人が生まれながらにして持つ人格権という権利です。

出典 http://special.auctions.yahoo.co.jp

有名無名に関わらず、すべての人には肖像権があり、それを犯すことは禁止されています。

では、勝手に写真を使われるのは違法ではないか!と思うのですが、違うのです…。

しかし、報道目的であれば許諾なしで利用できる!?

肖像権については、報道目的でもみだりに撮影されない権利がある一方、

①公共の利害に関する事項
②公益目的
③公表内容が相当

であれば、報道機関による撮影が認められると述べた。

出典 http://www.pressnet.or.jp

公共のためや公益のためなどの報道目的なら許諾なしで利用できるという解釈になります。

そのため、考えたくありませんが、もしも自分がなくなった後、SNSにアップされている写真は報道目的のためなら無断で使用されてしまうということなのです。

あなたの死後、Facebookの写真はフリー素材になる

経済的利益に結び付くパブリシティー権について、人物以外の物品には適用されず、本人の死去後には消滅すると説明。

出典 http://www.pressnet.or.jp

生まれながらに持っている肖像権はその人が死亡してしまうと、現在の法律では消滅してしまうのです…。

事故や事件の際、亡くなった被害者の顔写真を全国に放映するという手法は昔から取られていました。いくら法律で問題ないとしても、遺族の気持ちを思うと簡単に掲載して良いものだとは思えません。

私達がネットリテラシーについて考えると同時に、肖像権についてはこれから議論されるべき問題と言えそうですね…。

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白うさぎ このユーザーの他の記事を見る

芸能ニュース、芸能ゴシップ好きの33歳女性。ブログをお休みして、最近はSpotlightでの執筆にハマる日々です。

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