皆さんは、飛行機に乗る際、窓側それとも通路側を選ばれますか?やはり、窓側の方が景色が見えるため快適かもしれません。山や海、空など日々の雑踏から離れた自然を見ることで、空の旅を快適にする手助けにもなりそうですよね。そして何故その窓の形状が楕円形なのかと思いますか?

そこで、飛行機の窓の形状がシンプルに三角や丸ではなく、なぜ楕円形なのかについて調べてみました。

■飛行機の窓の形状が楕円形なのはなぜ?

1950年代初期頃

ジェットエンジンや与圧システムの上昇のおかげで、飛行機は1万メートル以上の上空をより高い高度で飛行し​​始めました。そして飛行機は、空気圧の少ない燃料を必要としたため、機内の混乱は少なかったようです。


「コメット」が就航

イギリスのデ・ハビランド社により量産型コメットが、1952年5月2日、上初の実用ジェット旅客機(英国海外航空のロンドン-ヨハネスブルグ便)として就航。所要時間は、従前のレシプロ旅客機に比べ半減され、ジェット旅客機の優位性を示しました。

「コメット」連続墜落事故

1950年代中期、世界最初のジェット旅客機であるイギリスのデ・ハビランド社製「コメット」Mk.Iに連続して構造上の欠陥による航空事故(空中爆発)が発生しました。航空分野に限らず、技術欠陥の防止や事故検証のあり方において多くの貴重な教訓を残した重要な歴史的事件とも言われています。

航空事故(空中爆発)の事故原因の調査過程で、最先端の航空機であったコメット機に内在した、当時の航空工学および金属工学の分野で未知の領域にあった重大な欠陥が解明された。この事故を契機に、故障の拡大を食い止めるフェイルセーフ思想が発展普及し、その後の航空機の安全性を向上させ、航空事故の科学的検証手法の雛形が構築された。

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事故原因の解明から窓の形状を変えることに

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当時の飛行機の窓の形状は長方形

窓の長方形の角の部分は、他の部分に比べて最高3倍ほどの圧力に耐える必要がありその結果、破損や亀裂などのリスクを生じる可能性が明らかになりました。そのため、窓の形状は、角がなくなった現在のような楕円形になったようです。

リアルエンジニアリングが公開している動画で詳しい説明があります。是非、参考にご覧下さい。

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少ない抗力、少ない燃料、少ない乱流と言った状況で飛行機が飛べるようになりました。

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飛行機が円筒形の胴体になることで、キャビンは加圧されるようになりました。

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大気圧力とキャビン圧力の差が60Kpaになることで、長方形の窓の角が最大の問題になりました。

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つまり、長方形の窓よりも楕円形の窓のほうが圧力の流れがスムーズという結果が物語っています。

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3つの航空事故を検証した結果、窓の形状を長方形から角を取った楕円形に変える事になりました。

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窓の形状はより安全な飛行機技術の結果、楕円形になったようですね。今後もさらに飛行機が大活躍する時代が続きそうですが、将来、さらに窓の形状が変わる時代もあるかもしれない予感も…。皆さんは、いかが思われますか?

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