記事提供:カラパイア

きちんとした定義がなされていない事例に置いて、例えそれが真実でなくても、巡り巡って多くの人に広まった結果、真実と勘違いされてしまうことがある。

例えば地球で一番高い山は何かと問われれば、多くの人がエベレストと答えるであろう。だがそれは間違いである。キリマンジャロという答えも間違いだ。

確かに海抜高度で見た場合はエベレストかもしれないが、海に沈んでいる部分も含めると、地球で一番高い山はハワイ島にあるマウナ・ケア山である。

似たような事例は数多く存在する。ここでは科学的に否定されてきたより多くの誤解や勘違いを見てみよう。

10. 人間には五感しか存在しない

視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚、これらは五感と言われる人間が持つ感覚だと言われているが、実際はこれよりももっと多く、細かい定義で言えば20個近く存在すると言われている。

例えば空腹や渇き、皮膚のかゆみ等の皮膚感覚もその一つである。また、他人との距離を自然に測る深部覚や痛覚を司る表在感覚などもその一つである。

そのほかにも平衡感覚や温度に対する感覚も広義で言えば感覚なのだ。

9. カメレオンは擬態の為に色を変えているわけではない

カメレオンは自然に溶け込む為に色を変えるわけではない、何故なら「緑」という彼らの色が森の中では根本的に擬態効果を持っているからだ。

ではなぜカメレオンは色を変えるのか?

これに対して幾つかの説が存在するが、自らの身体的、精神的な変化を体面で示していると言われている。彼らはコミュニケーションの手段として色を変える時もあれば、光や温度によって色を変えることもある。

つまり、背後に溶け込む、なじむという意味で「カメレオンのようだね」と言うのは間違いなのだ。

むしろ「カメレオンのようだ」と人を呼ぶ時、その意味は「カメレオンのように感情を着ているみたいだ」と言った方が良いだろう。

8. ガムを飲み込むと消化まで7年かかる

一度は聞いたことがあるかもしれない。「スイカの種を飲みこむとお腹の中で芽を出す」という話のように、ガムを飲み込むと消化まで7年かかるという説がある。だがこれは嘘である。

ガムを飲みこんでしまい、ずっとそれが体内に蓄積されていると心配している人には朗報だ。

ガムは例え飲み込んでも他の食べ物と同じくらいの時間で消化されるので、お腹の中に長く滞在してしまう事はないのだ。

7. コウモリは盲目である

「コウモリは盲目で、音波で周りを確認して飛んでいると」と教わっていたかもしれないが、これは半分嘘である。コウモリでも目の大きい種は音波よりも己の視力を頼りにするものが存在するからだ。

コウモリのもう一つ驚くべき真実を教えよう。彼らは人間と同じように羽に四本の指と親指を持っている。

6. お酒を飲みすぎると脳細胞が死んでいく

そんなことはない。だがだからといって飲みすぎて良い訳ではない。酒を飲みすぎても脳細胞に影響は及ぼさないが、それとは別の方法で脳に悪影響を及ぼす事が判明している。

お酒の飲みすぎは脳細胞の代わりにデンドライト(樹状突起)に損傷を与えるのだ。樹状突起とは脳内でニューロン(神経細胞)が情報を伝達する際に使う重要な組織である。

幸いにもお酒の飲みすぎによって発生した樹状突起の損傷は薬局で処方してもらえる薬などによって治す事は可能だそうだ。

だが、ここで注意しておきたいのはお酒の飲みすぎは「ウェルニッケ・コルサコフ症候群」の発症率を上げてしまうと言う事である。

ウェルニッケ・コルサコフ症候群は記憶障害、意識障害、眼筋麻痺、協調運動障害などを引き起こし、それにより体内のチアミンが減ると脳細胞が次々に死んでしまう怖ろしい疾患である。

5. 親鳥は人間に触られたヒナに近寄らなくなる

「親鳥はひな鳥に人間の匂いがつくと、そのひな鳥を敬遠する」という話を信じている人は多い。だがこれは真実ではない。

まず鳥はそれほど強い嗅覚を持っていない。仮に巣の真下に墜ちたひな鳥を触ってしまっても問題はない。

恐らくは飛ぶ練習をしている最中に失敗して落ちたひな鳥なので、親鳥は遠くから監視しているので心配はないのだが、つい助けたくなってしまうのが人の常である。

仮に誤って触れてしまっても、そのままの状態にしておけば、親鳥がひな鳥を助けに来てくれるので、家に持って帰って治療するという行動は不必要なのである。

4. 雷は同じ場所に二度落ちない

かつては正しいと思われていたので、多くの人が未だに信じている事だろうが、そんなことはない。NASAによる実験では、雷が同じ場所に墜ちる確率は私たちが思っているよりも45%程高いそうだ。

雷が同じ場所に連続して2回落ちる事は可能なのである。ちなみに雷が高い建物に落ちると言う事は事実なので、高層ビルや高い木などは常に危険にさらされているのは事実だ。

3. 高所から落とされた硬貨には殺傷能力がある

「エンパイア・ステート・ビルディングほどの高さがある場所からペニー(米国の通貨の中で一番軽いもの)を落とせば、当たった人は死ぬか、車ならぺしゃんこになる」という迷信を信じている人々がいるが、これは大いなる誤解である。

仮に頂上から落とされ、それが下にいた人が当たったとしても、その人が感じるのは「ちょっと頭に硬い物が当たった」という感覚程度なのである。

物理学教授であり「How Stuff Works」の著者であるルイス・ブルームフィールド氏は「1ペニーは水よりも重いが、平面があるため落ちる時にふらふらと揺れながら落ちてくる。

空中では風の影響もあり、とても不安定な物体なので、落下時の衝撃もそれほどなく、安全である」と語っている。

2. コロンブス以前の人々は地球が平面だと信じていた

1400年代の人々全てが地球平面説を信じていた訳ではない。彼らがコロンブスの航海を止めようとした理由も「地球の端から落ちてしまう為」ではない。

当時の人々がコロンブスの航海を心配していた理由は、その航海の道のりがあまりに長く、不可能に思えたからに他ならない。

実は一部の人々は2000年も前から人類は球体の惑星の上に住んでいることを知っていたのだ。

古代ギリシャの天文学者であるエラトステネスはこの事を実験によって証明したに他ならない。「コロンブス航海時代に人々が地球平面説を信じていた」という迷信は1800年代に流布されたものなのだ。

1. 金魚は5秒間しか記憶を保持できない

金魚なめんなよって話だ。金魚は5秒間しか記憶を保持できないというのは全くの嘘であり、個体によっては5ヵ月前の事も覚えている事があるのだ。

鳥類や哺乳類と負けず劣らず芸を覚えさせる事だって可能なのだ。

魚類にも知能がある。実際に、ミノウ、トビウオ、グッピーなどの魚はマウスなどと同等の知能を持っていることが証明されている。

出典:therichest

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