出典 http://news.nationalgeographic.com

タンザニアのタランギレ国立公園に思わず2度見、3度見しそうな程、非常に希少な白いキリンが公開され話題になっています。

発見したのは、ワイルド自然研究所のデレク・リー博士。2015年に生まれた白いキリンは、まだ1歳3ヶ月。名前は「オモ」と名付けられました。

出典 http://natgeo.nikkeibp.co.jp

オモが発見されたのは生まれて間もない2015年。一年後の今回の調査で家族と元気に過ごす姿を見せてくれ、研究者、調査団のみんなは心から安心し興奮と喜びの歓声を上げました。

世界中で稀に白い動物「アルビノ」の姿が目撃されています。パクやペンギン、シマウマ等々。これらの動物は、遺伝子の突然変異などで先天的にメラニン色素が欠乏する遺伝子疾患を抱えています。特徴としては、体毛や皮膚が白く目が赤いとなっています。目が赤いのは眼底部の毛細血管の色が透過し赤く見えるそうです。

出典 http://news.nationalgeographic.com

しかし、オモは写真を見て分かる通り、目も一般的なキリンと同じ、タテガミも脹脛も白くありません。これはアルビノではなく白変種(リューシスティック)と呼ばれ、メラニン生成能力はあるものの何かしらの遺伝的条件で色素を作り出す細胞が著しく減少し白くなったものと考えられています。ホワイトタイガーやホワイトライオンも白変種と言われています。

白変種(はくへんしゅ)とは、色素の減少により体毛・羽毛・皮膚等が白化した動物の個体をいう。メラニンに係わる遺伝情報の欠損により白化したアルビノとは異なる。

出典 https://ja.wikipedia.org

白変種が生まれる理由については諸説あるようです。

氷河期と間氷期を繰り返してきた地球環境を生き抜いた現存の生物にとって、氷河期には保護色となる白変種は、そもそも生物が生き抜くためには非常に有利な基本的資質であったと考えられ、そのため現在も、生物が白化する遺伝情報は基本的な遺伝子として、生物に脈々と受け継がれている、と考えられている。

出典 https://ja.wikipedia.org

氷河期の保護色とはいえ、オモが暮らすタンザニアは氷河期でもなく保護色にはなりません。地球上に1頭しかいない希少なオモは密猟者の標的になりやすく、研究所のスタッフ達も「私たちは、すべてのキリン達を密猟者たちから守っていきます。同じ時期に生まれたキリンの半数は厳しい自然の中死んでしまいました。その子達のためにもオモには家族を持ち、少しでも長生きしてほしい」とコメント。そして、密猟者ドロップも見直され、無人ドローンを飛ばし、犬トラッカー等の対策が施されました。

また、生まれたキリンの子供が半数死亡した理由として上げられる一つに、ライオンやハイエナの補食対象になったということもあります。弱肉強食の厳しい動物界の中でこれからも暮らしていくオモ。白変種がハンデになるかもしれませんが、元気に逞しくすくすくと育って欲しいですね。

Thanks for reading to the end♪

オススメ記事も合わせてどうぞ♪

この記事を書いたユーザー

パトリシア このユーザーの他の記事を見る

主にスポットライトで書かせて頂いています。
ありがとうございます。
Twitterアカウント開設しました。
よろしくお願い致します。

得意ジャンル
  • 話題
  • 社会問題
  • 動物
  • ライフハック
  • おでかけ
  • グルメ
  • 料理
  • おもしろ

権利侵害申告はこちら

Spotlightのライターなら1記事最大3000円もらえる!日本最大級メディアでライターデビューのチャンス